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開催終了[実践報告2]2008精神保健福祉学会

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2008年06月23日 16:18 更新

【(話題3)利用者との関りについて】

D?試されることとかあります?患者さんから『この人わかってないよね』という感じで尋ねられたりとか。」

G? 「高齢者の病棟担当なので、そんな風に試されることはありません。でも、ワーカー業務に関することでも、看護師さんや他の職種の方から教えてもらっています。知らないことが多いですから。」  

A?「対利用者さんに抱く感情の話しもありましたけど、どうで しょうか?」

E?「利用者さんで、嘘をついたり、カマかけて話してきたりする方がいるんですよ。どんなアプローチをしてもその傾向は変わりません。嫌気がさしてくることがあります。」

A?「患者さんとちょっとした言い合いになることもあるんでしょうか?

D? 「そういうとき、相手に働きかけるだけではなく、自分の中でどう発想すると支援をする上で楽な気持ちになれるか、考えを巡らせてみるときがあります。」

C?「看護師さんからもよく言われますが、話していて、お互い感情的になったら、一旦席をはずすようにしています。」

E?「私の場合、妄想が広がらないように30分だけ話を聞いたりするのがいいんですか?」

C?「例えば、面接の時間を縮めたり、10分ずつ話してみたり。それに、こちらも自分の心を静める必要がある場合もありますし。」

【(話題4)精神保健福祉士としてのアイデンティティについて】

D? 「ストレスやマイナスな感情は、プライベートでもいいですが、できれば職場の中で解消したいですね。それには、やはり職種としてのアイデンティティの問題があって、アイデンティティを基盤として、本来、他職種との連携や協力とかも成り立つものなんじゃないかと。」

A?「主治医の意見で方針がパッと変わるのは、主治医がワーカーの必要性を感じているのかどうかという問題もありますか?主治医がワーカーが関った方がよいか分からないときは、ワーカーからの主治医へのアピールも大切でしょうね。」

D? 「こういった話をすると、必ず『もっと頑張らなければならない』となりますが、勉強会に参加したりすると、結局頑張れといいたいのか、『大変だよね、頑張りすぎないでね』と言いたいのかよく分からないです。天秤みたいにユラユラしている。」

C?「揺れていて良いと思いますね。頑張らないといけないけど、そこまではできないというときもありますね。そんな中でアイデンティティを確立させていかないといけない。 」

A?「どちらかにウエイトが偏よったとき、自分のモチベーションを上げて学んでいくか、疲れていて休んでいたいから、しばらくそのままの状態でいるのか・・・。バランスが大切ですね。」

C?「そういった中で、揺れながら自分のアイデンティティを確立させていかないという話になりますね。」

D? 「その振れ幅が小さくなっていくのがアイデンティティの確立につながっていくのではないでしょうか。もちろん、だんだん感情をなくしていくという意味ではなくて。でも、色々なことが分かれば分かるほど、逆にこの職種のアイデンティティが何なのか分からなくなっていきます。」

【感想】

G?「迷うことが多いので、色んな意見を聞けてよかったです。」

F?「自信がないのは当たり前で、ワーカーとしての自分の立ち位置を、揺れながらも考えていく状態は保っていきたいと思いました。」

E?「自信がついていくか分からないけど、患者さんとの関り、社会資源の説明とか、少しずつできることを増やしていきたいです。」

D?「この仕事をしている限り、こういった悩みがつきまとうんでしょうね。でも、自己破壊的な負のストレスではなく、自分を成長させる正のストレスとして受け止めて、やる気のガソリンにできたらなと思いました。」

C?「確かにずっとつきまとうテーマ。こういった機会にでもいいし、自分がどう成長していっているのか、考えや感じ方が変わってきたなと気付いていけたら、それが自信につながっていくのかなと思いました。」

B?「援助に自信をもつためにも、自分の業務の中で、ちょっとずつ解決策を考えていきたいと思いました。」

A?「リーダーがうまくできなかったんですが、利用者にしても関係者にしても、人と人との関りなので、たまにはぶつかりあいながら信頼関係を築いていくこともあるじゃないでしょうか。そして、今回はグループワークの勉強にもなりました。これで終わります。ありがとうございました。 」

【事例とピアグループ・スーパービジョンの考察】

[効果]
・対処法の検索、自己点検・自己覚知、悩みや葛藤の緩和、職場情報の交換、参加者間のネットワーキング

[限界]
・もちよる知識・経験、見方・考え方、グループワークの進行・参加技術が未熟
・自らの体験は話せても、他者の心理面をうまく支えたり、独自の視点で考察や分析して意見を述べるのは難しい。

⇒したがって、スーパーザイザーは、心理的サポートが中心となる話題や、事例やテーマを深めたり、メンバーの専門性を高め、洞察力を養成する場合には不可欠である。

⇒一方、共感の促進や、様々な対処法や意見を出し合うことを目的に、グループが展開できる場合には、スーパーバイザーがいなくても、参加者間で、ルールを設けて進めればさほど問題はないと思われる。

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<フロアーからの質問>

Q:「グループの約束事にはどのようにして決めたのですか?グループワークの中での倫理的配慮はありますか?」(某大学講師)

Q:「活動を維持するには、世話人など中心的な存在が必要と思いますが、その辺はどのようにしていますか?」(某大学講師)

Q:「グループワークで一時間使うということですが、残りの一時間は何をやっていますか?」(某大学教員)

Q:「グループワークで話題の選択は、どのようにして行っていますか?」(某大学教員)

※助言をもらったり、今後の課題について指摘してもらうというよりは、これから卒後研修をやっていきたいという先生方から、逆にどのようにして、運営しているのか、継続できているのか、という質問が多いような状況でした。今後のKUPAの長期的な展開にあたっても、運営をするノウハウや、継続していく上での事前知識を、今後の役員の方に吸収していってもらいたいと思います。そして、分科会では、研修の中で、どのようにして「能動的な学習者」を育てるのか、ということが一つのテーマだったように感じました。さて、上記事例にあるように、無理をしすぎるのはよくありません。しかし、研修活動を通して、どうやって「能動的な学習者」になっていくのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。心得の一つは、万事研修の事!です☆質問・疑問は、管理人まで。

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