カナダにあるLearning Through The Arts(アートを通した学習、以下LTTA)は学力の向上のために、アートを使って教科(5教科)を教えるプログラムを開発し、公立学校へ導入しています。すべての子供の学ぶ力を引き出し、学習から取り残される子供たちを1人も出さないためのプログラムです。 このプログラムでは、アーティストと教師が共同で授業を作っていきます。美術、音楽、ダンス、ドラマなどすべてのアートが用いられています。例えば数学を教えるときには視覚的なアートを、語学を教えるときには歌を、科学を教えるためにダンスを、そして社会科には物語を用いるなど、様々なアート表現を教科学習の中に取り入れていきます。創造的な表現を用いながら学ぶことで、子供の全人性を発達させようとする試みです。 このプログラムは、地域のアーティストや、アートを通して子供たちのいくしえに携わる人々にとっても、ご自身の活動が学校の授業とどのように協働できるか、先進的な事例からヒントを探ることができる貴重な場となることでしょう。