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開催終了「たねとりくらぶの集い」へのお誘い 18年7月8日

詳細

2006年06月14日 13:46 更新

パーマカルチャーネットワーク九州もこの活動に参加しています。
詳しくは、下記URLをご覧下さい。
http://www.pcnq.net/blosxom.cgi/xhana/20060614094953.htm?seemore=y

「たねとりくらぶの集い」へのお誘い
 熊本県有機農業研究会、農の学校グループ

九州山口の有機農業者達は、毎年、年に二回、春作付け前の2月と秋作付け前の7月前に、自家採種した在来品種の種を九州各地から持ち寄って、種苗交換の集いをしています。何年か前からは「たねとりくらぶの集い」と呼ばれるようになりました。

 この「たねとりくらぶの集い」は自家採種している農家だけでなく、一般の人たちも参加できます。なぜなら、より広範に自家採種のやり方が定着していくことを願っているからです。現在、農作物の種子はほんの一握りの巨大種苗会社に独占されつつあります。つい10年20年前まで普通に出回っていた各地の伝統的在来品種が、今では店頭では手に入らなくなりました。それどころか、一代限りの交配種や、遺伝子組み替え種子などますます種苗会社への依存度を大きくさせていくような流れが加速しています。

 ここで一歩立ち止まって、種とりという営みから農業の原点を見つめ直してみる。そんな機会として、今年の「たねとりくらぶの集い」では自家採種を実践している農家にとってバイブルの書ともいえる「自家採種ハンドブックーたねとりくらぶを始めよう」(現代書館)を共訳された本野一郎さんをお呼びします。

催しとしては
本野一郎さんの講演
九州各地の自家採種実践農家の体験発表
交流懇親会と夜なべ談義
翌朝は熊本県有機農業研究会種苗部会のメンバーで地元の佐藤勝六さんの畑で現地研修
といった内容です。

 夏の一日、涼やかな清和高原の風に吹かれながら、有機農業の根元的思想に触れてみませんか。

たねとりくらぶの集い(主催 熊有研種苗部)

日時 7/8日 12時から受付開始
   7/9日 9時半から佐藤勝六三の圃場で現地研修、昼までに解散

場所 山都町清和村の清流館小学校あとを宿泊研修用に利用、(熊本県上益城郡山都町緑川1047)奥地です!
    近くの佐藤さんの畑

参加費3コース
     講演、種苗交換会まで 1500
     懇親会まで      6500
     宿泊全日程      7500

次第 12時 受付
    1時ー3時  開会、本野さん講演 質疑
    3時ー5時  体験発表 講演者アドバイス
    5時ー6時  種苗交換会
    6時ー8時  懇親会
    8時ー   夜なべ談義

    9時半 佐藤氏圃場見学  
    11時  解散
申し込み、問い合わせ
関 路子 tel/fax 096-369―8204へ直接か
熊本県有機農業研究会tel096-367-5400 fax096-367-5402
参加コース(もうしこみ交換会まで、懇親会まで、全日程)を特定の上、上記へ申し込み

本野一郎 
主な経歴:
1974年京都大学農業経済学修士課程卒業。神戸市西農業協同組合に入所。入所以来、営農指導員として活動。営農・販売・広報企画・プラグ育苗などの分野に従事し、営農部副部長、主幹を歴任。この間、有機農業・環境創造型農業・地産地消事業の普及にあたる。2000年 9農協合併にともない、JA兵庫六甲営農経済事業部専門管理職に就任、営農販売企画の責任者として活動。農水省近畿農政局都市農業懇話会委員、兵庫県安全食品対策委員会委員、兵庫10ヶ年計画「神戸地域夢21委員会」委員を歴任。
上記肩書き以外の「主な役職」:
全国農業改良普及協会アグリアドバイザー
兵庫県生涯教育講師団講師
NPO法人兵庫県有機農業研究会理事
近畿地域食育推進協議会委員

■メッセージ
 食生活の安全・安心は、誰がどこでどんな風に、どんな気持ちで作ったか、どうやって届けられたかを知ることで、確保できます。しかし種は、国際的な種苗特許と企業秘密の向こう側で、それが見えなくなっています。「遺伝子組換え種子」の実用化と「日本で開発されたF1種子」が輸入農産物として逆輸入されはじめています。

 食の安全・安心を求める基本は、種を生産者の手に取り戻し、品種の多様性を確保し、消費者の食文化に位置づけることであり、そのためには自家採種を復活しなければなりません。

 お金にならないものは価値がないとする近代化の流れは、種子の生産拠点を海外に移し、種子自給率は28%となり、栽培植物の多様性と土着性は急速に失われています。これは、私たちが伝統料理や郷土料理といった食文化を失い、人類共通の財産である栽培植物の多様性を失っていることなのです。種をもっと身近なものにしておくとともに、農家に残された先祖伝来の種を発掘し保存しておく必要があります。

 人類は農業を始めるめでは、採取・狩猟によって生きていたわけですが、その採取植物の品目は一万種と推定されています。そして農業が始まる一万数千年前から、人類は人口を支える必要に応じて、採取植物の中から栽培植物を選抜し、起源地から世界各地に伝え、その地方の風土に適応させ、自然淘汰と人為的な選抜を経て独自の品種を多様に生み出していったのです。現在、栽培している植物は、世界中で408品目とカウントされています。農業一万年の歴史はその意味で、育種の歴史であったともいえます。

 自分の住む地方で採れた旬のものを食べるのが、体によいと言われてきました。ところがほとんどの種が外国で生産されているとしたら、「身土不二」「地産地消」はどうなるのでしょうか。豊かな食文化を生み出すために、どんな種から作られたものか、どんな料理に向いているかに関心を向けたいものです。安全・安心の暮らしは、消費者自身の「スローフード」「スローライフ」から生み出されるのです。

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