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開催終了谷口雅彦写真展[あるくみるとる] 秩父の町を撮る

詳細

2010年09月09日 11:45 更新

秩父の町を歩き、見て、撮った写真を秩父市内のギャラリー[西瓜堂]さんで展示しています。
入場無料。会場はカフェを兼ねていますが、作品を見るだけでも入場可能です。
ぜひ、ご来場下さい。


[企画展]谷口雅彦写真展[あるくみるとる]

現在開催中〜9月20日(月)まで(火曜定休)
OPEN 11時から19時

[カフェギャラリー西瓜堂]368-0042
埼玉県秩父市東町10-7
Phone 0494-22-0084
URL suika-do.com


9月19日(日) 谷口雅彦「写真を語る夕べ」開催(入退場フリー)


秩父の町を歩き、見て、撮った写真を展示いたします。
ぜひ、ご来場下さい。


[作品コメント]
いま、作品をセレクトし終えたぼくがいる。
秩父の町を、歩き、見て、撮った写真がある。

土の匂い、砂利道の光、水の音、そして漂う気。それは気配か、はたまた景色か。
ぼくは、秩父を包む空気を撮りたいと思ったのだろうか。

今年は、近年稀に見る猛暑続きの日々で、炎天下のなか、時には熱中症の初期症状のようにクラクラっとなりながら、汗をカキカキ秩父の町を撮り歩いた。最初は、高い場所から町を見たいと思って、矢尾(百貨店)の屋上へ行った。コンビニで地図を買って、町の形状と方角を知り、途中、猫道マップにもお世話になったりしながら、最後は、風の吹くまま、気の向くままへと町を徘徊した。
 先の見通しが利かない曲がりくねった細い小道を進み、大通りを横断して、再び小道へと進んだ。時々、町の案内人にガイドをしてもらい、けもの道みたいな道無き道を歩いた。町の案内人とは、町歩きのスペシャリスト、野良の猫たちである。ちなみに本町では白に灰色斑の猫、道場町では三毛の猫、上町では黒毛の猫にガイドをしていただいた。この場をお借りしてお礼を言いたい。
 ある日のこと。太陽のように黄色い花に止まる蝶を接写しようとねばって撮っていると、気がつくとすぐ横に、庭の主であるおばあさんが立っていた。ドキッとしたが、「熱心だねぇ」と笑って畑作業を続けてくれた瞬間に、なにやら、旅人でよそ者であるぼくのことを、この町は、少し許してくれたのかなと感じた。
 急に冷たい風が吹いた瞬間、晴れているのに空から霧のような雨が降ってきた時のこと。カメラのファインダーを覗きながら、砂利道を歩いて行き、建物の隙間から蒼い空が見えたと思って夢中になってシャッターを切っていたら、ぼくのシャツの裾を引っ張る感じがして後ろを振り返ると、真っ白な他所行きの洋服を着た少女がぼくの顔を見て空を指差し、そっと、「虹が出ているよ」と教えてくれた。夢か幻かととまどっていると、道の脇からおじいちゃんらしき人が現れて、「・・・おじちゃんは写真を撮っているんだね・・・」という言葉を聞いて我に返ったりした。思えば、自分の人生も折り返しだなぁとしみじみ思う。

 とにもかくにも、ぼくの秩父歩きは、ひとまず一つの結果を迎えることとなった。
[西瓜堂]の逸見さんから、「予想通りキャンセルがありました。そこでなんですが、是非とも谷口さんに展示して貰いたいと考えています。秩父以外の人が見た秩父の風景なんてのも素敵ですし‥」とメールでお知らせいただいたのが、今年6月中旬のこと。展覧会は
ぜひとも開催させていただきたいと思っていたから嬉しかったが、実際開催することを考えたら、あまりにも日数が足りなさ過ぎる。それから一週間、展覧会の幕が開くまでの行程を、何度も何度もシュミレーションしながら、なんとか頑張ればと、正式に開催を決断した。


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  • 2010年09月09日 (木) 〜20日まで
  • 埼玉県 秩父市
  • 2010年09月09日 (木) 締切
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参加者
1人