mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了7/31 Starting from Scratch in Rotterdam 札幌上映

詳細

2008年07月28日 07:04 更新

スターティング・フロム・スクラッチ in ロッテルダム 札幌上映

今年のロッテルダム国際映画祭で上映された、日本の実験的な8ミリ・16ミリ映画を上映します。
デジタルでは表現できない、フィルムメディアの魅力をご堪能下さい!

日時:2008年 7月 31日(木)19:00〜
会場:札幌・ATTIC TEL&FAX:011-676-6886
(札幌市中央区南3条西6丁目 長栄ビル4F)
■上映後に水由 章(映画フィルム作家/札幌出身)によるトーク、交流会があります。
参加費:1,200円 (シアターキノ会員、キノ市民株主、シニア、高校生以下1,000円)

<上映プログラム>

●16mm film program(16ミリフィルム4作品・32分)
全てハンドプロセッシング(自家現像など)による16ミリフィルム映画作品4本。実験映画のパイオニア、奥山順市、目を疑う程美しい自家現像映画、能登勝、デジタルも融合、若手作家の大島慶太郎、フランスでは日本の実験映画を紹介しているが、オランダへは初めて行った太田曜。(太田 曜)
『W8 は16ミリ』 奥山順市 11min. sound 2006
『FILM-FILM #4_Roll』 大島慶太郎 4.5min. silent 2004
『INCLINED HORIZON』 太田曜 8min. sound 2007
『夢代九』 能登勝 8.5min. silent 2001

●8mm film program(8ミリフィルム17作品・73分)
“Japanese 8mm Kicks Ass Beautiful”と映画祭で題された作品群は、8ミリの独特の質感、フィルムラチチュードの広さ、自らで加工できるメディアの特性を活かしている。
8ミリカメラの動きを視覚的に操る西川、ノーカットカメラ内編集の黄木・水由、スチルカメラ的視点で東京を捉え続ける前田、日中のバルブ撮影を試みる川口、自家現像を駆使する大橋・能登、8ミリで日々の雑感と社会を撮る片山。(水由 章)
『Sketch Film #4』 西川智也 3min. silent 2007 
『えくおとさず』 黄木優寿 23min. silent 2002-2004
(光の栖/yacht dance/電離層から/蜉蝣鏡/牧童の戴冠式/かはたれの庭/O氏の夢)
『明日があるさ』 前田敏行 3min. Sound 1994
『郊外へ』 前田敏行 3min. sound 2001
『東京 8mm/写真/機』 前田敏行 3min. silent 2007
『世界/6 eyelids』 川口肇 3min. silent 2001
『suginami-green』 川口肇 3min. silent 2007 
『思い出の白州』 川口肇 3min. silent 2007
『print8』 能登勝 3min. silent 2001
『車窓より』 大橋勝 3min. sound 1998
『窓辺の人』 大橋勝 3min. silent 2007
『子どものアリエッタ』 片山薫 3min. sound 1998/2007 
『瞬息』シリーズ 水由章 17min. silent 1997-2007 
(瞬息1/瞬息4/瞬息5/瞬息8/瞬息9)

ベルリン映画祭の直前、1月から2月にかけて開催されるロッテルダム映画祭は、世界のインディペンデント映画の後ろ盾として、作家たちに最も信頼されている映画祭だ。
映画館の若いスタッフだったヒューバート・バルスが映画祭を立ち上げてから37年、彼の名前を冠した基金による制作援助は陳凱歌の91年作品「人生は琴の弦のように」から始まり、エリア・スレイマン、ガリン・ヌグロホ、王兵ら現在では著名になった監督たちを新人の頃から支えてきた。「シネマート」という部門は、秋に作品企画を募集し、映画祭期間中に出資者との面談がセットされる。
ヨーロッパ、アジア、中南米の監督たちが多くの基金を受けて作品を製作することは当たり前になっているが、その先鞭をきったのがロッテルダム映画祭なのだ。香港や釜山などの映画祭の作家支援プログラムもロッテルダムが手本になった。今では、カンヌやベルリンでもロッテルダムのシンボルである虎のマークがついた作品が頻繁に上映されている。
ロッテルダムは映画の歴史と地理の概念を刷新し、伝統的な「映画」の外へその領域を拡大することにエネルギーを注いでいる。インターネット上に発表される政治的メッセージとしての映画も、アーケードゲームやインスタレーションも、そして、太田曜氏、水由章氏のキュレーションによって我々が今回参加した8ミリや16ミリによる各国の「超インディペンデント」のプログラムも、映画とは何かを考える、ロッテルダムならではの刺戟的な企画だといえる。(大久保賢一)

主催:シアターキノ、MISTRAL JAPAN
協力:MALTESE CROSS VISION、フィルム・メーカーズ・フィールド、One's Eyes Film、大久保賢一、フィルム文化を存続させる会、ATTIC
問合せ:011-231-9355(シアターキノ)/info@mistral-japan.co.jp(MISTRAL JAPAN)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2008年07月31日 (木) (木)19:00-
  • 北海道 札幌:フリースペースATTIC
  • 2008年07月31日 (木) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人