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開催終了7/24土「からくり人形と落語!幕末の技術と芸術の粋」

詳細

2010年07月19日 02:58 更新

吉祥寺寄席ですが、今回は吉祥寺の会場が見つからなかったので、国分寺で開催しますが、
億単位のからくり人形を見られる貴重な機会なので、ご案内します。

昨年より幕末ブームが続いておりますが、今回の吉祥寺寄席は、交渉の末、
貴重な江戸末期〜幕末のからくり人形を、特別に吉祥寺寄席の少人数の舞台で
動かして見せていただけることになりましたので、特別編として、国分寺駅の上の
Lホールで、7月24日の土曜日に開催します。吉祥寺からは国分寺へは中央線で
15分ですが、傘もいらない駅ビルの8階にある全席椅子席の小さなホールです。

第33回吉祥寺寄席「幕末の技術と芸術の粋!からくり人形と落語」
日時: 7月24日(土)19:30-21:15
出演: 落語: 柳家 小満ん
   ゲストコーナー: 東野 進「からくり人形 -
   目の前で動く江戸時代の文字書き人形と茶杓娘 他」
会場:国分寺駅ビル8階 国分寺Lホール
会費: 1800円

落語は、昨年9月に出演いただきました柳家小満んさんです。
俳句をたしなまれるなど風流な季節感にあふれた語りは、ゆったりと心地よく知的好奇心をくすぐられます。
多くの落語家の方々の憧れの存在でもいらっしゃいます。

ゲストコーナーは、大河ドラマ「龍馬伝」や昨年大ヒットした「仁-jin」で
注目の「幕末」の文化を代表する「からくり人形」です。
からくり人形は、江戸時代に開花した高いレベルの技術と芸術の粋です。

今回は、からくり人形研究・修復・製作の第一人者である東野進さんが
明治維新後、長らく米国に渡っていた人形を12年間コレクターと交渉の末、
購入して日本への帰国を実現させた、江戸末期のからくり人形の傑作「文字書き
人形 」などを、特別に動かして見せていただきます。
 参考)  http://www.youtube.com/watch?v=pBURWGr3AlU

江戸末期から幕末に「文字書き人形」などを製作された田中久重さんは、
からくり儀右衛門とも呼ばれた天才的なからくり師であり、
明治維新後、「東芝」を創業された方です。
今回は、「文字書き人形」の他に、からくり儀右衛門作の「茶杓娘」を動かして
いただく予定です。からくり儀右衛門作を復元された「弓射り童子」は、
人形がなんと5メートル先の的に矢を射るそうです。
また、東野さんオリジナルの「甲冑弓射り人形」や「手品人形」なども見せていただける予定です。

からくりは、室町の頃より「機械装置全般」の意味で呼ばれていました。
江戸時代になり、日本のからくり人形は、西洋と異なって大名などの一部の
上流階級だけではなく、見せ物として一般の庶民も楽しませるためにも
作られました。
誰もが祭りや見せ物、商品としてからくりを身近に見たり買ったりできる中で
からくり人形は高い水準で技術的にも芸術的にも洗練されていきました。
江戸時代は鎖国によって技術交流が制限され、西洋と比較して軍事的・生産的な
技術はどちらかというと停滞していましたが、
娯楽の中などにおいて独自の高度な技術が発展しました。

今日、欧米の劇場に見られるまわり舞台やせり上がり等の技術は、
実は歌舞伎などのからくり舞台装置など日本より伝わったものだそうです。
浮世絵から折り紙やカラオケ、漫画などなどなど、庶民の娯楽から世界に
注目されるアートや技術が生まれるのは、いかにも日本的ですね。
そして、幕末から後に明治維新を迎えた日本が、
近代工業社会に速やかに移行できたのも、からくりや和算など、
江戸時代の庶民の娯楽として意図せず培われていた技術・科学力のお陰かと、
日本の文化を何となく誇らしく思います。

長くなりましたが、季節感あふれる文化の香りでいい心地になる小満んさんの落語と、
幕末の技術と芸術の粋をつくした「からくり人形」で、
知的好奇心をくすぐる回になるかと存じます。
準備やPRの都合上できるだけお早めにご予約ください。
++++
柳家 小満ん
昭和36年8代目桂文楽に入門。
文楽没後、5代目柳家小さん門下へ。
「べけんや」「あらすじで読む古典落語の名作」
「さわりで覚える古典落語80選」など著書・共著多数。

東野 進
「からくり」製作の第一人者。
芸術性・技術力にあふれる「からくり」の
修復・製作を通し、日本が誇る江戸文化を継承する。
明治維新後、東芝を創業したからくり儀右衛門の幻の
最高傑作「文字書き人形 」を米国より持ち帰り、
完全修復し「愛・地球博」で発表。
「弓曳き童子」など、多数の完全修復。
2006年江戸東京博物館の「夢大からくり展」を共催・監修する。
2007年特に注目される「現代の名工」として厚労省より表彰。

++++
吉祥寺寄席
メール:kichijojiyose@gmail.com
電話:080-5000-8874
ウェブ:www.geocities.jp/kichijoji_yose/

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  • 2010年07月24日 (土) 土 19:30-21:15
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