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開催終了4月25日 集会とパレードのお知らせ(東京

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2009年04月23日 21:33 更新

たんぽぽ舎【TMM:No774】から転載します。

…

たんぽぽ舎月刊ニュース4月号(No163)に掲載された山崎久隆さんの
文章です。時宣に適した原稿です。お読みいただければ幸いです。

    ☆☆★柏崎刈羽原発の運転再開を止めよう★☆☆

   《たんぽぽ舎 山崎久隆》
■7号機再起動の申し入れ
 東京電力は2月19日、中越沖地震で停止中の柏崎刈羽原発について、7号機の
地震被害復旧と耐震補強が完了したとして、起動試験に入りたいとの申し入れを
新潟県と柏崎市、刈羽村に行った。再起動後一月ほど機能確認試験を行い、引き
続き営業運転に入る意向という。
 これに対して県の技術委員会の委員などからも時期尚早との意見が出され、実
際には起動準備の完了には程遠く、いくつもの積み残しが指摘されている。

■ポンプケーシング問題
 6、7号機の再循環ポンプはインターナルポンプで、それまでの大きな再循環
ポンプ2基と長大な配管に変えて、10台のインターナルポンプとしたことで、配
管からの冷却水漏れ、放射性物資漏洩は無くなったことで安全性は向上したと宣
伝されてきた。
 ところが、今回の地震では、このインターナルポンプを覆っているモーターケ
ーシングの「健全性」が大きな問題となっている。
 再循環系の配管を取り付けている従来型BWRは、地震により大きな震動を受
ければポンプと配管の取り付け部や配管のノズル部に大きな力が加えられ破断の
恐れがあるが、インターナルポンプの場合は、ポンプケーシングと圧力容器の取
り付け部に同様の問題が生ずる。
 しかも再循環系の配管の場合は内圧が70キログラム/センチメートルを大きく
超えることも想定するため、肉厚は10センチ近くもある。しかしインターナルポ
ンプのケーシングにはそのような圧力がかからないため、はるかに薄い。
 このケーシングにかかる地震動では、特にこれまであまり問題にならなかった
上下動の揺れによる座屈が焦点になっている。原子炉設備小委に提出された東電
の評価報告では、基準地震動と耐震強化用地震動の減衰定数を恣意的に操作し、
許容値内に収める「ごまかし」があることが明らかになっている。すなわち、減
衰定数1%と3%を使いわけて発生値を操作し、基準地震動による座屈想定応力
制限値を変えているのである。
 基準地震動を738ガルとして計算した場合は、発生応力値195MPa許容基準値
(?-ローマ数字の4-AS値)207MPa、約21キログラム/平方ミリメートルで、
減衰定数1%を適用しているのに対して、強化用地震動1000ガルで計算した時の
発生応力値を190MPaとし、許容基準値と比べて余裕を大きくしている。しか
し減衰定数は3%を適用している。つまり震動が減衰する割合を高く取っている
ので、そういうマジックが出来るのである。
 結局、7号機のモーターケーシングは、「許容値」ぎりぎりの力が加わること
になる。東電の基準地震動に基づく構造強度評価結果では、195MPaの圧縮軸
応力が発生することになっているのに対して再循環ポンプモーターケーシングの
許容値(?-ローマ数字の4-AS)は207MPaであるから、わずか6パーセント程
度の余裕しかないことになる。しかも?-ローマ数字の4-ASとは、弾性値範囲で
はない。弾性値範囲は?-ローマ数字の3-ASである。この値を超えれば評価上の
問題ではなく本当に座屈してしまうのである。

■再循環ポンプ10台全台破損の恐怖
 これまで安全審査においてインターナルポンプが全て破断をすることは想定さ
れていない。
 確かに溶接の欠陥や応力腐食割れのような原因ならば10台全てのインターナル
ポンプケーシングが破断する可能性はほとんど無いかもしれない。
 しかし地震となるとそうはいかない。特に縦揺れの場合は、10台のポンプケー
シングに加えられる力には、ほとんど違いは出ない。
 地震により縦揺れが起きる場合、同じ圧力容器に取り付けられたほとんど同一
設計のインターナルポンプでは、数十センチの位置の違いは問題にならない。一
つでも座屈してしまう可能性があるならば、全部座屈すると考えるほか無い。
 圧力容器にぶら下がるインターナルポンプのケーシングが座屈によって破断す
れば、直ちに冷却材喪失事故になる。同時にECCSが起動しなければメルトダ
ウンの可能性が出てくるが、震災時にうまく動くかどうか、また、このときには
制御棒が全挿入されていなければならないが、震災時に設計通り入っているのか
どうか、うまく冷却できるためには越えなければならないハードルは多い。
 震災時の原発で要求される安全設備の信頼性は通常運転時よりも遙かに過酷な
のだ。
 その最も根幹に位置づけられるべき強度評価が一番問題を抱えているのだから
、
運転再開など論外なのである。

■新指針にも違反
 新耐震設計審査指針では、残余のリスクという概念を導入した。様々な想定を
し、それが十分だと考えていたとしても、実際はそのような想定を超えてしまう
こともあり得るとの考え方を導入している。
 しかしインターナルポンプの健全性は、残余のリスクとさえ言えないリスクを
かかえてしまっている。
 さらに柏崎刈羽原発の周辺で起こり得る地震に関する想定も、もっと大きな想
定をすべきとの主張をする地質学者が何人もおり、県の技術委員会でも大きな争
点になっている。
 残余のリスクとは、そのような争点を全てクリアした上でもまだ残るリスクと
いうべきものであり、今のままでは安全側になど立っておらず、あちこちリスク
だらけだ。
 再循環ポンプの健全性評価ひとつを見ても「耐震安全性は確保されている」と
の評価は誤りであり、それを追認する県の技術委員会も国の安全委員会も新指針
に明らかに違反をしている。
 自ら作った指針さえ守れない行政や電力に運転再開などと言う資格はない。

■志賀原発訴訟、危機感をも忘却した判決
 2009年3月18日、名古屋高裁金沢支部は、志賀原発2号機運転差止控訴審判決
において原告側敗訴の判決を出した。
 金沢地裁が2006年3月24日に運転差止判決を出してから3年、判決翌年の3月
25日には判決の指摘したとおり、能登半島沖地震が発生、想定を超える地震が志
賀原発を襲った。このとき2基の原発は、控訴審でも争点となった臨界事故隠し
(1号機)とタービン損傷(2号機)のために止まっていたため、重大事故には
至らずに済んだ。
 控訴審判決で「2007年3月の能登半島地震でも放射能漏れにつながるような原
子炉の損傷はなかった」などとしているが、とんでもない話である。動いていた
らどうだったか、地震の最中に止めていることができたのは、裁判で闘っていた
からではないか。そのような想像力も働かないのかと思う。
 その後同じ年の7月16日には中越沖地震が発生し、想定の地震動を大きく上回
った東京電力の柏崎刈羽原発は、7基とも現在も止まったままだ。こちらは運転
中だったことで、放射性物質が環境中に放出され、運転停止操作にも手間取り、
結果的に止めることが出来たとはいえ、地震時の危険は志賀以上だった。
 二つの原発が示した警告に応えられるのか、いま正念場にさしかかっている。

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     柏崎刈羽原発運転再開反対のイベント紹介です

日 時:4/25(土) 午後1時30分から 集会とパレード

タイトル:チェルノブイリ原発事故から23年
     柏崎刈羽原発運転再開NO!
     〜原発に頼らない地域づくりをめざして〜

講 演:●矢部 忠夫さん (柏崎市議・反原発地元三団体)
     「柏崎刈羽原発の現状と原発に頼らない地域づくりを
      めざす取り組み」

    ●塚本千代子さん (浜岡原発を考える静岡ネットワーク・
             浜岡原発訴訟団事務局次長)
     「浜岡原発でのプルサーマルと運転差止め裁判の最新状況」

会 場:恵比寿区民会館(恵比寿駅から5分) 03-3461-3453
資料代:800円

主 催:原発とめよう!東京ネットワーク
    (「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」も参加します)
〈連絡先〉ストップ・ザ・もんじゅ東京 03-5225-7213(AIR内)
    原子力資料情報室 03-3357-3800/大地を守る会 03-3402-8841
    日本消費者連盟 03-5155-4765 /たんぽぽ舎 03-3238-9035
  住所 〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
日本消費者連盟気付

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たんぽぽ舎のホームページと電子メールアドレス変更のお知らせ
 ホームページアドレスは次のように変更となっております。
 http://www.tanpoposya.net/
 メールアドレスは、次のように変更となっております。
新アドレス:nonukes@tanpoposya.net
今後ともよろしくお願い致します。


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画像は、刈羽村08年の桜の花異常の一例
記事はこちらhttp://www.news.janjan.jp/living/0808/0808050831/1.php

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