--- MOODYMANN "DET.RIOT 1967" JAPAN TOUR 2008 ~The 10th Chamber of Liquidloft special -KILL ALL THE MOODS- ~
漆黒のグルーヴ・ライオット ──デトロイト・ディープ・ハウスの最深部、ムーディーマン来日──
90年代中頃、"テクノの街"デトロイトの地下深くから、ダーティかつラフなドス黒いグルーヴを響かせ、セオ・パリッシュらとともにモーターシティの"ディープ・ハウス"を世に知らしめた男、ムーディーマンことケニー・ディク ソン・ジュニア。彼が作り出す漆黒のディープ・ハウス・サウンドは、ソウルやファンク、ディスコ、ジャズなどの要素が混在し、まさにブラック・ミュージックの歴史そのものをアップデートするものと言えるだろう。恵比寿LIQUIDROOMにて、そんな彼の約1年ぶりの来日プレイが決定した。94年、自身のレーベル〈KDJ〉を設立しシングルをリリース、その類い稀なる才能でカルト的な人気を誇っていたムーディーマンは、97年にカール・クレイグのレーベル〈プラネットE〉からファースト・アルバム『Silentintroduction』を発表、その評価を世界的なものとした。その後は〈Peacefrog〉などから5枚のアルバムをリリースし、02年には〈KDJ〉の他にレーベル〈Mahogani Music〉を設立するなど活動の場を拡げていった。とはいえ、ここ数年はまさにマイペースな活動が続いていて、この2年でリリースされたのは2枚のシングル「Technologystolenmyvinyle」、「I'd Rather Be Lonely」、そしてサーシャ・ダイヴ、ホセ・ジェームスといったアーティストへのリミックス提供くらいのものだ。しかし、この来日と時を同じくして、6枚目のアルバム『Black Mahogani II』以来、約4年ぶりにリリースされる待望のアルバム・プロジェクトがアナウンスされている。その内容とは3枚のLPからなるもので、今年から来年にかけて連続でリリースされる壮大なもの。まずその第1弾としてリリースされるのが、デトロイトのインナーシティ荒廃の大きな原因となった1967年の暴動をテーマとした『DET.RIOT 1967』だ。今回はニュー・アルバムを引っさげて、約1年振りの待望の来日公演。そして彼をLIQUIDROOMにて迎えるのは、HOUSE OF LIQUIDなど同地の看板DJとして、アンダーグラウンド・ハウスのさまざまな側面を提示してきたムードマン(ちなみに彼はele-king誌上などで、この国で最も早い時期にムーディーマンの作品を積極的に紹介してきた論者でもある)。そう、この日、デトロイトと東京のディープ・ハウス最深部が相まみえることになる。(河村祐介)
暴動とパーティ、あるいは「ムード」対決の一夜
1967年デトロイト、ちょうどマーサ&ザ・ヴァンデラスがライヴをやっているとき、会場の外では“Dancing In The Street”すなわち暴動が起きたのだった……とものの本には書いてある。まあ、これはあまりにも格好良すぎる話だが、ムーディーマンときたらいまさらながら1967年デトロイトの暴動をこのツアー・タイトルに冠する。気合いが入っているのだろう。ジョン・リー・フッカーが「モーターシティ・ブルース」の歌詞で讃えた民衆の力に期待しているのだろう。パーティの楽しみは他にもある。10年以上前、俺にムーディーマンなるラディカルなハウス・プロデューサーを教えてくれたのはドクター西村と、そしてムードマンだった。ムーディーマンにムードマンー当時はよく冗談で「一緒にやれば〜」などと言っていたが、ついにそれが現実となった。俺はムーディーマンのDJが素晴らしいことを知っている。だからムードマンはヤツのむき出しのソウルであのアフロヘアを迎えるだろう。滅多に見せないヤツのソウルで。それもまた楽しみだ。we should be there! (野田努)
出演:MOODYMANN aka Kenny Dixon Jr (KDJ/Mahogani Music/3Chairs)、 MOODMAN (House of Liquid/God Father/Slowmotion)
2008.12.12 friday at LIQUIDROOM open/start 24:00 adv.(now on sale)* 3,000yen *PIA[P-code 308-881]、LAWSON[L-code 77712]、e+、DISK UNION CLUB MUSIC SHOP(渋谷/新宿/御茶の水)、DISK UNION(池袋/吉祥寺/町田)、TECHNIQUE、LIQUIDROOM
※20歳未満の方のご入場はお断り致します。年齢確認のため、顔写真付きの公的身分証明書をご持参下さい。 (You must be 20 and over with photo ID.)
<MOODYMANN "DET.RIOT 1967" JAPAN TOUR 2008> ●2008.12.12(fri) TOKYO/LIQUIDROOM info LIQUIDROOM 03-5464-0800 http://www.liquidroom.net ●2008.12.13(sat) NAGOYA/Club Mago info Club Mago 052-243-1818 http://www.club-mago.co.jp ●2008.12.14(sun) KYOTO/Club Metro info Club METRO 075-752-4765 http://www.metro.ne.jp
●MOODYMANN aka Kenny Dixon Jr (KDJ/Mahogani Music/3Chairs) 音楽の地下水脈源な都市、デトロイトを拠点に活動するMoodymannことKenny Dixon Jr。レーべルKDJとMahogani Musicを主宰し、デトロイトソウルミュージックの伝統を継承しつつ独自の表現をする彼のアーティスト性は、現在のブラックミュージック、ダンスミュージックでは無視出来ない存在である。今までにアルバム“Silent Introduction”、“Mahogany Brown”、“Forevernevermore”、“Silence In The Secret Garden”、“Black Mahogani”を次々とリリース。“Black Mahogani”に続くアルバム“Black Mahogani~the Pitch Black City Collection~”では、もはやStrataやTribe、Strata Eastといったブラックジャズ〜スピリチュアルジャズをも想わす作品を発表し、その限りない才能を発揮し続ける。昨年には“Technologystolenmyvinyle”、“I'd Rather Be Lonely”の2枚のシングルリリース。また今年にはJose James、Sascha Diveにremixを提供している。今年から来年にかけて待望の新作アルバムを3枚リリースする予定である。まずその第一弾として、1967年におこったデトロイトでの暴動をテーマとした“DET.RIOT”をリリースする。 http://www.mahoganimusic.com http://www.myspace.com/moodymann313 http://www.myspace.com/mahoganimusic313