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開催終了青木孝平著『コミュニタリアン・マルクス──資本主義批判の方向転換』をめぐる批評と討論会

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2008年05月23日 10:17 更新

お知らせ(石塚正英さんより)

青木孝平著『コミュニタリアン・マルクス──資本主義批判の方向転換』をめぐる批評と討論会

日時:2008年6月14日(土)  PM 13:30〜16:30(13時開場)

場所:文京区立本郷交流館(丸の内線本郷三丁目下車、隣が三河神社)東京都文京区本郷2-21-7  TEL.03-3815-4415

問題提起:青木孝平・降旗節雄・石塚良次・石塚正英
  司会:大越正法

共催:ポスト資本主義研究会・歴史知研究会・社会評論社

問い合わせ:社会評論社 TEL.03-3814-3861 担当 松田健二
テキストが必要な方はご連絡下さい。(送料とも2500円)


参考資料:「市民社会からアソシエーションへ――個人主義から関係主義へ」石塚正英
(村上・石塚・篠原編『市民社会とアソシエーション』社会評論社、2004年、p219〜220)

 私は、アソシエーションは動態的にして関係的であって、恒久的にして実体的なものとしては捉えていない。個人それ自体よりも、むしろ個人と個人との関係、あるいは人と自然との関係を重視している。また関係はつねに動いているものでもあるわけだから、それは運動であると考える。したがって「将来社会としてのアソシエーション」という一定の雛型や恒久的な理想像を思い浮かべるのは本来おかしなことなのである。確かに雛型や理想社会の表象がなければ人は動かないから、特定のイメージを実体的に思い浮かべることには意味があろうし、ときとしておおいに必要なのである。しかしアソシエーションは人と人との関係性、たえず変革の渦中にあるもの、時間軸にそって空間の中で動いていくものだという点は確かである。
 私は、かつてそのような発想でもって協同研究書『アソシアシオンの想像力』(社会思想史の窓刊行会編、平凡社、1989年)を編集した。その発想は今も維持している。イギリスやフランスにおけるアソシエーションの先駆的形態とかアメリカにおけるコロニー建設などの諸制度をアソシエーションの実験として紹介することは、実体的な観念に囚われているような気がしてならない。なるほどその場その場ではそのようなもので捉えていくことが有効なのも確かであろうが、しかしできうる限り関係論的な観点から捉えていくようにしていきたいという思いが、今でも強い。なるほど、表象はときに決定的な働きをする。それは事実である。しかし、そうした表象もまた、なにがしかの関係性を背景にして抱かれる点を忘却してはならない。
本稿で私は、一方で、関係を産みだす〈個人中心の構え〉を市民社会に関連させる。また他方で、個人間に成立する〈関係中心の構え〉をアソシエーションに関連させる。個人なくして関係=連合は成立せず、関係なくして個人は輪郭=個性を獲得しない。そのように区分した上で、社会形成の軸を関係の方に置き、21世紀の近未来は後者によってこそ切り拓かれるであろうと予測する。本稿は、その予測の根拠や傍証などを、関係性の転換としてのアソシエーション運動、およびアソシエーション型社会の創成という視点なり観点なりから説明することを目的としている。
 ところで、どちらの型の社会も例えば個人をベースにしている点では同じであるものの、本稿では、議論の運びにメリハリをつけるため〈個人中心の構え〉=市民社会と〈関係中心の構え〉=アソシエーションとの対比的ないし類型的な差異をあえて誇張して表現する場合がある。

以上「近代の超克」コミュより転載させていただきました。
「マルクス研究」コミュ会員のみなさん、大挙して押しかけてください。
私はその日仕事だし、大阪にいるので無理ですが、首都圏の方々は少々の仕事や都合があっても、こちらを優先して万障繰り合わせてお願いします。
できたらビデオにとったり、録音して、それをこのコミュにテープ起こしして掲載するぐらいのつもりでお願いします。

コメント(8)

  • [1] mixiユーザー

    2008年05月23日 10:22

    なかなか興味ある企画ですね。

     青木孝平さんをお招きして、大阪の21世紀研究会でも報告していただいたことがあります。それは彼が『コミュニタリアニズムへ』(2002年刊、社会評論社)という大著を書かれたので、アソシエーション革命論の田畑稔さんにコミュニタリアンの青木さんをぶつけて大いに論争させ、それを対話的に弁証法的止揚で、コミュタリアニズムの要素をもったアソシエーション、あるいはアシエーション的なコミュニタリアニズムを生み出せないかという私の仕掛けだったのですが。

     青木さんはかなり降旗節雄さんに近い立場だそうですね。これはおもしろそうです。私も行きたいけど仕事もあるし、大阪だしまあ無理です。のぶりんさんにしっかり「マルクス研究」のコミュで報告してもらわなくちゃ。おそらく「マルクス研究」のコミュの面々は大挙して押しかけるでしょう。保証はしないけれど。

    これは「近代の超克」コミュに書き込んだものです。
  • [4] mixiユーザー

    2008年05月24日 08:28

    青木さんや石塚さんに東洋哲学との関連をたずねるのはお門違いでしょう。それは青木さんや石塚さんの書かれたものを読んでご自分で補ってください。
  • [8] mixiユーザー

    2008年05月30日 19:09

     本コミュニティに青木孝平さんに入会していただきましたので、このイベントについてのコメントを青木孝平さんからもお願いできたらと存じます。またアソシエーションとコミュニティの違いや、アソシエーションの立場とコミュニタリアニズムの違いなど、初歩的な用語解説もできたらお願いします。
mixiユーザー
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  • 2008年06月14日 (土) PM 13:30〜16:30(13時開場)
  • 東京都 文京区立本郷交流館(丸の内線本郷三丁目下車、隣が三河神社)
  • 2008年06月13日 (金) 締切
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