平和構築・復興支援をめぐる環境は大きく変化しつつあり、開発援助機関であるJICAにおいても、紛争終結国に対する支援、及び停戦に至るも和平合意が未だ締結されていない国・地域に対する支援に取り組んでいます。こうした紛争の影響を受けた現場で開発援助を展開する際は、平和構築・復興支援の概念を理解し、プロジェクトの計画・実施等に紛争予防配慮等の考え方を組み込んでいくことが求められています。平和構築・復興支援コースは、分野を問わず、すでに国際協力の分野で活躍している実務者で、今後紛争影響地域でのJICA事業に携わる可能性のある方を対象に、JICAの実施する平和構築・復興支援の考え方の理解、Peacebuilding Needs and Impact Assessment(PNA)手法の習得等を通じ、平和構築・復興支援の現場で、「紛争影響地域」という特殊な状況に配慮したプロジェクトマネージメントに求められる能力の強化を図ります。なお本研修は、国際協力人材に求められる6つの能力(注1)のなかでも、以下の能力の向上に重点が置かれた内容となっています。