現在の欧州フリー・インプロヴィゼーン・シーンにおいて、最も重要なミュージシャンの一人、英国のサックス奏者ジョン・ブッチャーと、英国の伝説的な即興演奏グループAMMの唯一不変のメンバー、打楽器奏者のエディ・プレヴォが来日します。二人はAMMを含め、近年、多くの共演をしていますが、そのほとんどはイギリス国内とフランスに限られています。また、プレヴォは2000年のAMM以来、ブッチャーは'04年のロードリ・デイヴィス(harp)とのデュオ以来の久々の来日となります。彼らの演奏を体験する貴重な機会です。是非、皆様お誘い合わせの上ご来場ください。(jazz & NOW)

【京都公演】
日時：2010.9.20 （月祝）
18:30開場 19:00開演
前売￥3000 当日￥3500 ＋drink order
場所：パーカーハウスロール
http://parker-house-roll.com/index.htm
京都市下京区烏丸通松原下る東側五条烏丸町397
メンバーズゴルフビルBF
TEL 075-352-8042 （17：30〜25：00）
※予約/お問い合わせ：お店または音波舎ompasha@auone.jpまで

【大阪公演】
日時：2010.9.21 （火）
19:00開場 19:30開演
前売￥3000 当日￥3500 ＋drink order
場所：common cafe
http://www.talkin-about.com/cafe/map.html
大阪市北区中崎西1-1-6 吉村ビルB1F
（地下鉄谷町線中崎町駅2・4番出口上がる徒歩1分）
TEL 06-6371-1800 （当日のみ）
※予約/お問い合わせ：音波舎ompasha@auone.jpまで

■John Butcher ジョン・ブッチャー tenor & soprano saxophone
54年英国生まれ。物理学の研究と平行して演奏活動を始めたが、82年に学界を離れ、以来フリー・インプロヴィゼーション・シーンを渡り歩いている。これまで、フィル・デュラン、ジョン・ラッセルとのトリオ、SME、Polwechsel、The Contest of Pleasures等に参加し、デレク・ベイリー、フレッド・フリス、ジェリー・ヘミングウェイ、鈴木昭男、大友良英、中村としまる、クリスチャン・マークレー等と共演してきた。また、クリシェを排した奏法の拡張により、独自の「声」を獲得したサックス奏者の一人であるが、その一方で、アンプリファイ／フィードバックの導入、多重録音、サイトスペシフィック・ソロに取り組むなど、飽くなき探求を続けている。ハーブ奏者のロードリ・デイビィスとのデュオ作' Carliol ' がFtarriレーベルから今春リリースされた。
http://www.johnbutcher.org.uk/

■Eddie Prévost エディ・プレヴォ drum & percussion
42年英国生まれ。ジャズ・ドラマーとしてキャリアを始め、65年に即興演奏グループ、AMMをキース・ロウ他のメンバーと創立。程なく作曲家のコーネリアス・カーデューも参加し、英国で最も重要な実験音楽・即興音楽のグループの一つとなった。そこでは、ギターの弓奏、ピアノ、パーカッション、ラジオの使用などによる非正統的な音響、ノイズと静寂が配置・重ね合わされた｢冒険的音楽運動｣(AMMの意)の音響空間が示された。70年代に入り、マッチレス・レコーディングスを設立。以後、現在まで多くの作品の出版も手がける。ジョン・ブッチャーとのデュオ作' Interworks ' (05年)では、タムタムの弓奏による強烈な倍音を伴った演奏を聴く事が出来る。00年のAMM（プレヴォ／ロウ／ティルバリー）ツアー以来となる10年振りの来日。
http://en.wikipedia.org/wiki/Eddie_Prevost

※その他地域のスケジュール詳細はこちらを
http://d.hatena.ne.jp/jazzandnow/20100815/1281889354
※関西公演についてのお問い合わせは音波舎まで
http://ompasha.blog.shinobi.jp/