開催終了《浜松》 11月 7日
詳細
2004年10月22日 14:09 更新
会場：浜松 エアロホール
料金：\5,000(全席指定・税込)
料金：\5,000(全席指定・税込)
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2004年11月15日 19:21
11月7日・浜松エアロホール
ステージは低い（30cm くらいだったかな？）
客席はフラットでパイプ椅子が並んでいる。
1〜6 | 通路 | 7〜14 | 通路 | 15〜20 …… という構成で6列
浩子さん下手より登場。ピアノに向かって座り、すぐに歌いだす。いつものコンサートと同じ。
1. 悲しみの時計少女
【MC】
こんばんは、谷山浩子です。本日は、ここ浜松エアロホールでの「谷山浩子ソロライブツアー 2004−2005」に、ようこそお越しくださいました。
……このホールって、お客さんが近い。レストランで食事してると、大きめのテーブルならこのくらいの距離ってありますよね〜
ソロは、去年の冬に初めてチャレンジ。やってみたら、「歌がダイレクトに伝わってくる」と好評。自分でも、何も枷がなくて――というと、他のミュージシャンが「カセ」みたいですが、曲も当日会場に入ってから決められるので楽しくてすっかりヤミツキになりました。
浜松にようやく来られました。すっご〜〜く久しぶり。最後に来たのが、記憶にある限りでは春風亭小朝さんとのジョイント。ステージの最中に熱出して、ほんわりしてたのを覚えてる。それが最後だとしたら、24〜5年前のことになる……
註：ポン吉さんの「マネージャーの気まぐれ日記」によると、26年前のことらしい。
http://www.e-fanclub.com/yah/html/taniyama/diary/index.asp
コンサート以外でなら、浜松にはよく来ます。なにしろヤマハの専属アーチストなので。
ピアノの弾き語りというと、一見クラシックのコンサートのようで、曲の間に咳もできないんじゃないかと緊張してしまうかもしれませんが、そんなことはありません。家でテレビを見てるような気分で、途中でトイレに行きたくなったら、バンバンどうぞ。タダです。
浜松なので、楽器の出てくる曲を3曲。
2. 空のオカリナ
NHK「みんなのうた」で、岩男潤子さんが歌ってくれました。
3. トライアングル
これは、本当は楽器のトライアングルじゃないんですけど……ま、いっか。
4. 漂流楽団
楽団丸ごと。楽器の名前もいろいろ出てきます。暗い歌です。
【MC】
「トライアングル」と「漂流楽団」は楽器と海のリャンハン（2翻）ついて、浜松の歌、っていう感じ。
浜松といえば、やっぱりウナギかな。と思って、でもウナギの歌はないので「うさぎ」(笑) 実際ファンの人の中には、この歌を「うなぎ」と替え歌にして歌ってる人もいます。 で、続けて「銀の記憶」「クルル・カリル」……しりとりで。「る」になったので、やめました。
5. うさぎ
ラジオ番組に来たリスナーからの葉書が元でできた曲。
※ その経緯の説明があったけど、長くなるので別なところに書く。
6. 銀の記憶
7. クルル・カリル（扉を開けて）
童話みたいな歌詞ですが、パラドックスの歌。
【MC】リクエスト
リクエストのコーナー。あ、一応わたしの持ち歌で。今日がお誕生日の人っていますか？
（お誕生日の人、女性ひとり）
――持ち歌っていうか……「ほほえみの庭」を……」
※ 「ほほえみの庭」は、浜名湖花博のテーマソング。
作詞：谷山浩子・作曲：大島ミチル・歌：サーカス
あ〜。今日、ここへ来てから「もしかしてリクエスト来るかも」と気づいたんですが……ごめんなさい。歌えません。
――じゃあ。「河のほとりに」
え〜っと……「河のほとりに」いい曲ですよねー(笑)え〜〜と、待ってるとそのうち、いいことがあるかもしれません(笑)
――じゃあ、何かお誕生日らしい曲をお願いします。
お誕生日らしい曲……なにか、あったっけ？……あ、「誕生」がある。
ほかに「どうしてもこの歌が聴きたい」というのがある人。
（真っ先に手を上げた女性）
――夕暮れの街角で
ひょ〜。すごい久しぶり。高校生のときに作った歌。作詞は先輩の泉明子さん。2年上、かな？
ほかに……二人女性が続いたので今度は男性で。
（最初に手をあげた男性）
――いいですか？ 「犬を捨てに行く」
ピアノの弾き語りでやったことない。できるかどうか確かめたこともない。「できない」と確かめた曲もありますが……どうなるかは、わからないけどやってみます。
【MC】照明さんに曲の説明
「夕暮れの街角で」 ミディアムテンポのバラードっぽい曲。マイナー。
「犬を捨てに行く」 夕方。夕焼けが燃えているところを草原に向かって自転車をこいで行く。
「誕生」 これもバラードっぽい。メジャー。フォーク調。自然のものの名前がいっぱい出てきます。風とか雲とか。優しい感じ、前向き。未来に向かっているという感じの歌。
【MC】
お待たせしました。それでは、3曲。……この譜面台が、普通に紙を置くと落ちるので、押さえなくちゃ……
8. 夕暮れの街角で
9. 犬を捨てに行く
10. 誕生
【MC】
「犬を捨てに行く」できるじゃん。(拍手)始まったら気持ちよくてはまってしまいました。
「誕生は、「ほほえみの庭」にちょっと似た感じの曲だったのでよかった。
それでは、ここで小さい人向けの歌。大きい人にも人気のある曲です。
11. まっくら森の歌
最近、サンマーク出版から絵本も出ました。
12. 恋するニワトリ
作ったときは童話のような感じとだけ思っていたけど、大人の女性が感情移入して泣く。というのを聞いて、そういう聴かれ方もするんだー、と新鮮に感じました。
【MC】
では、次に古い歌を……今の歌だって古いといえば古いんですが、もっと古い、デビュー当時の歌を3曲。
そういえば、さっき「わたしはヤマハの専属アーチストだ」と言ったけど、自分のことをartist というのは違和感があった。ある日、辞書を引いて発見。
artist は芸術家のこと。で、これとは別に artiste という言葉があって、これは「舞台上でなにかパフォーマンスをする人」のこと。だから、どうした？ なんですが、でも「へぇ〜〜」（手振り付き）
15歳のときに、『静かでいいな』というアルバムを出した。当時、学校の近くのキングレコードに曲を持込みして、中村晃子さん（「虹色の湖」とか歌ってた）のディレクターに聞いてもらっていた。珍しがられて「自分で歌うなら……」ということで、（一度目の）デビュー。当時のキャッチフレーズは「セーラー服のシンガーソングライター」
高校生のとき、ヤマハのポプコンに出場。自分では絶対グランプリだと思ってたのに、単なる入賞。それが二度目のデビュー曲「お早うございますの帽子屋さん」
本当は「ソングライター」になりたかった。歌が下手だから歌うのは嫌だ。と思っていたんだけど、誰かが歌ってくれる気配は全くなかったので、覚悟を決めて二十歳のときにシングルをレコーディング。これが三度目のデビュー曲「河のほとりに」。この2曲に加えて、初期の代表曲――今だに「代表曲」といわれるのがなさけないですが……「カントリーガール」
13. お早うございますの帽子屋さん
14. 河のほとりに
15. カントリーガール
【MC】
本日のコンサートもそろそろお別れの時間がやってまいりました。お別れの曲は、なんと8分あります。「よその子」いつも「"よ"その小」と言ってましたが、それは関西のイントネーションだといわれました、「よ"そ"の子」だって。母が千葉、父が高知の出身なので、知らないうちにいろいろ混ざるんです。そうなのか〜。でも、作ったときに「"よ"その子」と思って作ったので、この曲は「"よ"その子」です。
16. よその子
歌い終わって、礼をして浩子さん退場。拍手。は・く・しゅ……だんだん揃ってきた……かな……拍手。
浩子さん登場。ひときわ盛大な拍手。
【MC】
どうも、ありがとうございます。こんなこじんまりしたホールとはとても思えない盛大な拍手……まるで武道館のようで(笑)……ちょっと誇張してみました。
喜んでいただけたら幸いです。もし「もっとこんなふうだったら」とか「あの歌が聴きたかったのに」とかいうようなことがありましたら、お手元に配られているアンケート用紙に書いてください。
お知らせ。ポプコン専用サイトができました。チラシとか配られて……るのでしょうか？……と、ソデに向かって訊いてみる。
CD 売ってます。グッズもいろいろ。グッズについてる絵、頭にチューリップをはやした小さい女の子は、のこちゃんといって、わたしの描ける唯一の絵です。
お礼の曲。川上弘美さんの「神様」という小説を NHK FMシアターで同名のラジオドラマにしたんですが、その主役と音楽を担当しました。この曲は、そのテーマ曲として作ったもので、タイトルも同じ「神様」です。本日はどうもありがとうございました。
17. 神様
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