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開催終了5月26日(土)「農的暮らし」

詳細

2006年05月14日 22:37 更新

「農的暮らしー新しい食と農と環境のあり方ー」

■時間 : 13:30〜15:30
■会場 : 日本大学生物資源科学部
       本館4階大講堂
■定員 : 480名
■受講料: 1,000円
■修了証: 全6回出席の方に授与します。
■申込期間:平成18年4月17日(月)
         〜5月11日(木)
■申込方法:往復ハガキで下記へお申込み
        ください(1名につき1通)

〒252-8510 藤沢市亀井野1866
日本大学生物資源科学部 研究事務課
「春季市民講座係}宛
 TEL:0466-84-3871

平成18年度春季市民公開講座
日本大学生物資源科学部

今回の統一テーマはで、大都市部 やその周辺でこそ グリーンライフ=農的暮らしが実践しやすい環境にあるガーデニング、市民農園や農 業体験、産直、農産物直売所の利用などは暮らしの中に取り込みやすい環境にあるといえる。。
滞在型の農業・農村体験などについても、目的地の農村までの交通のアクセスが比較的よいという利点がある。
グリーンライフ=農的暮らしに取り組むことは、食と農の間を乖離を少しでも埋め、新たな食と農、都市の農 村のあり方を築く ことにつながる」的暮らし」が実は可能なのだ」という大胆な?主張を行うものです。

〒252-8510 藤沢市亀井野1866
日本大学生物資源科学部 研究事務課
「春季市民講座係}宛
 TEL:0466-84-3871

■時間 : 13:30〜15:30
■会場 : 日本大学生物資源科学部
       本館4階大講堂
■定員 : 480名
■受講料: 1,000円
■修了証: 全6回出席の方に授与します。
■申込期間:平成18年4月17日(月)
         〜5月11日(木)
■申込方法:往復ハガキで下記へお申込み
        ください(1名につき1通)
○第1回 5月27日(土) 
現代社会とグリーンライフ−農的暮らしのすすめー
食品経済学科 助教授 川手 督也
○第2回 6月 3日(土) 
ガーデニングと花き産業
食品経済学科 助教授 宮部 和幸
○第3回 6月10日(土) 
旬の野菜の生産と直売−交流型農業と消費者の食卓ー
FRESCO代表・横浜市農家 苅部 博之
○第4回 6月17日(土) 
スローフードと食育
すぎなみスローフード協会代表 佐々木 俊弥
○第5回 6月24日(土) 
高齢社会とグリーンツーリズム-自然に親しむー
食品経済科学科 助教授 高橋 巌
○第6回 7月 1日(土) 
地産地消のすすめ
食品経済科学科 助教授 安村 碩之

現代社会とグリーンライフ−農的暮らしのすすめ−
食品経済学科 助教授 川手督也


 物質的な豊かさや利便性、「生活の量」を求める経済優先のライフスタイルから、精神的な豊かさやゆとり、
「生活の質」を求める生活優先のライフスタイルへの転換が進む中で、農産物の生産・供給のみならず、国土
の保全や水源のかん養、自然環境の保全、美しく心安らぐ景観の形成、文化の伝承など農業・農村の有してい
る多面的機能に社会的期待が高まっています。農業・農村の多面的機能や役割をベースとしつつ、精神的な豊
かさゆとり、「生活の質」を求める取り組みやライフスタイルの総称を「グリーンライフ」といいます。
 ここでは、今回の市民講座全体の「見取り図」としての意味を含めて、現代社会におけるグリーンライフの
意義について、主に都市生活者にとっての視点から概説したいと思います。

1 現代社会とライフスタイルの転換

 我が国は、経済優先主義の経済社会システムのもとで、急速な経済発展を遂げ、世界でも有数の物質的な豊かさを達成しました。特に、都市社会において、このことは顕著といえます。
 しかし、その一方で、経済優先主義は、様々な問題を生じさせています。例えば、東京一極集中とその裏返し
としての農業・農村の衰退、個人や家庭、地域生活の軽視とその裏返しとしての「企業中心社会化」や「会社人
間化」をもたらしています。そのため、自然環境の破壊、生活関連社会資本の遅れ、劣悪な住宅事情、長い労働時間と通勤地獄、人間関係の希薄化など、豊かさが実感できない状況が生まれています。

 暮らしの基本となる食についても、食の安全・安心のゆらぎや日常の食生活の乱れ、家族団らんの崩壊、欠食
・孤食化、わずか40%という食料自給率の低さなど、見た目の豊かさと異なり、かなり危機的な状況にあるとい
えます。
 物質的な豊かさの達成は、同時に、経済優先のライフスタイルから、精神的な豊かさやゆとり、「生活の質」
を求める生活優先のライフスタイルへの転換を促進する要因となっています。
 総理府が毎年実施している「国民生活に関する世論調査」では、「今後の生活において、心の豊かさと物の豊
かさかのどちらを重視しているか」を尋ねていますが、高度経済成長期から安定成長期に転換する1980年代以降、「物の豊かさ」より「心の豊かさ」を重視するとする回答が多くなり、2005年の調査では、「心の豊かさ」と答えた者の割合が57.8%、「物の豊かさ」と答えた者の割合が28.4%となっています(図1・略)。「心の豊かさ」と答えた者の割合は性別では女性で、年齢別では、年齢が高くなるに従い、顕著に高くなっています(図2・略)。
 また、「今後の生活において、特にどのような面に力を入れたいと思うか」を尋ねていますが、「レジャー・
余暇生活」を挙げる者の割合がずっと増加し、1982年には「住生活」を越えて第1位になりました。1990年代に
入り、長引く不況の影響もあり、増加傾向は頭打ちとなりましたが、依然として第1位の座を確保しています。
2005年の調査では33.2%で、以下、「所得・収入」(27.7%)、「食生活」(25.2%),「資産・貯蓄」(24.4%)などの順となっています(図3)。なお、最近、食の安全性への関心が高まる中で、「食生活」に力を入れたいとする回答の割合が近年高まっていることが注目されます。「食生活」とする回答の割合は、ずっと右肩下がりでしたが、1996年の11.0%を底に右肩上がりとなり、2倍以上の伸びを示しています。
 
2 農業・農村の可能性と多面的機能

 農村は、自然と密接にかかわって、はじめて暮らしが成り立っています。生産面においては、自然に働きかけ、自らの技術と創意工夫により、経営の成果を得ることができます。また、生活面においては、恵まれた自然とより新鮮で安全な食べ物が享受できるとともに、それを素材に自分の考えに沿ったものを作ることができます。したがって、そこでは個性的な暮らしの実現が可能といえます。また、次世代を担う子どもたちにとっても、農村は格好の遊び場であり、人間が他の生命によって生かされているということ、大きな生態系のネットワークに組み込まれた存在であるということを認識させる最適な場としての機能を持っています。さらに、それは、大人にとっても、心の安らぎとゆとりをもたらし、精神をかん養する機能を持っています。
 このような農村社会は、今日の都市社会が自然と切り離された人工的な生活空間となっている状況から見ても、優れた特性を持っているといえます。したがって、農村の暮らしは、心の豊かさやゆとり、生活の質を求める現代人にとって、本来極めて魅力的なものであっても不思議ではありません。
 農業や農村が農産物の生産以外に果たしている様々な役割や機能のことを、多面的機能といいます。具体的に
は、国土の保全や水源のかん養、自然環境の保全、美しく心安らぐ景観の形成、文化の伝承など様々なものがあ
り、これらは、農業生産が行われることに伴い生み出されていますが、市場において評価されるものではない外
部経済効果としての性格や人々が対価を直接支払わずに享受できる公共財的性格を有している場合が多いといえ
ます。
 このうち、国土の保全や水源のかん養については、適切に維持管理されている水田では、外周のけい畔が一定
の高さに保たれていること、畑では、耕作により土壌中に空隙が発生・維持されていることから、雨水を一時的
に貯留する機能があり、洪水防止にプラスに働いているといえます。また、水田にかん水された農業用水や貯め
られた雨水は、徐々に地下に浸透して地下水をかん養するほか、直接河川を流下するより長い時間をかけて下流
の河川に還元され、特別な浄化処理を必要としないで再び下流域で農業用水や都市用水として利用可能です。畑
についても、表面が耕され雨水が浸透しやすい状態に保たれることで地下水のかん養に役立っているといえます。
 自然環境の保全については、いわゆる手つかずの原生的な自然よりも、環境と調和した農林業により生み出さ
れる二次的自然の方が、かえって豊かな生態系、多様な生物の生息の場を生み出す可能性があることが最近わか
ってきました。最もよく知られているのは、水田の機能です。有名な童謡の「春の小川」の”小川”が実は農業
用水路であることは今日ではあまり知られなくなりましたが、田んぼまわりの生態系の状況を把握するとともに、より良い田んぼまわりの生態系を保全し創り出す手法を作ることを目的とした「田んぼのいきもの調査」や遊びと学びの場として活用する環境教育である「田んぼの学校」などの取り組みが各地で行われています。もともとは生活用の薪炭や畑の肥料用の落葉の採取などを目的につくられた雑木林や牛や馬の粗放的な放牧地なども、同様のはたらきを持っていることがわかってきました。
 美しく心安らぐ景観形成についても、人が心地よい、安らげるというのは、手つかずの原生的自然より、長い
時間をかけて人が農業を通じて自然と対話するなかで作られてきたものの場合が多いことがわかってきました。
農業が営まれることで、こうした景観が維持・保全されていますが、その地域の住民や訪れる訪問者の美的感覚
や心に訴えかけ、人の心をなごませる働きをしています。
 文化の伝承については、自然の恵みに感謝し、あるいは災害を避ける願いを込めて行われる芸能・祭り、様々
な農業上の技術、地域独自の様々な知恵などの生活文化が、農村に暮らす人々の手により守り伝えられています。
 また、生活文化の体験や動物とのふれ合いによるアニマルセラピーなどを含む農業・農村体験は、高い教育的
機能や精神のかん養の機能を有していることが明らかになっています。
 以上のような農業・農村の多面的機能については、2001年の日本学術会議の答申において、幅広い学術的見地
から表1(略)のように整理がなされています。その価値は、例えば株式会社三菱総合研究所の貨幣評価の試算
によると、8兆円以上にのぼっています。

3 都市農村交流の促進と社会的背景

 ライフスタイルの転換が模索される中で、きれいな水、澄んだ空気、美しい緑、都市では見られない景観や自然、環境、そして潤いや安らぎを求めて、農村に多くの人々が訪れるようになりました。都市農村交流とは、こうした農村が持っている様々な多面的機能や地域資源を活かしながら、都市と農村のそれぞれの人々が豊かさとゆとりを実感できるように交流していく様々な取り組みを言います。具体的には、産直による農産物の購入、朝市、農産物直売所の利用、観光農園の利用、農業公園の利用、市民農園の利用、農業・農村体験、農家民宿での宿泊などがあげられます。最近、よく耳にするようになったグリーンツーリズムという言葉は、都市農村交流のうち、農山村の民宿などに滞在し、農業・農村体験などを通じて地域の人々と交流したり、景観を楽しんだりする余暇活動を指します。
都市農村交流が盛んになった背景としては、1980年代以降、経済成長が一段落して、成熟社会化、すなわち、
モノが基本的には飽和状態の時代となり、かつ、農業・農村が衰退する中で、都市において、農業・農村体験の
機会が貴重なものとなり、農村の豊かな自然環境や生活文化がかけがえのないものになっていることがあげられ
ます。そうした中で、都市生活では得られない財やサービスを生み出す場所として、農村が認識されるようにな
っています。また、食の安全・安心に対する関心の高まりに対応して、消費者と生産者の間で顔の見える関係の
構築が模索されているようになっています。
 逆に、農村においては、都市生活者の目により評価されることが自らの地域の持つ魅力の再認識、再発見につ
ながり、さらには、農業・農村振興にプラスの効果をもたらすことなどがしばしば指摘されています。
 特に、1990年代に入ってからのグリーンツーリズムの推進は、都市農村交流の取り組みを大きく前進させたと
いえます。
こうした中で提供される財やサービスは、都市生活で手にすることのできるものと異なり、「時間的・空間的
・人的同時性」、すなわち、「その時だけ」「その場所だけ」「その人だけ」といった特徴を持っています。経
済優先主義に基づく「いつでも」「どこでも」「だれでも同じ」というファーストライフの暮らしは、物の豊か
さや便利さはもたらしてくれますが、それが暮らしの全てになってしまうと、今まで以上に様々な弊害を生み出
すものと思われます。
 「その時だけ」「その場所だけ」「その人だけ」という財やサービスは、質の高い個性的な暮らしを営むため
には必要といえます。そうした財やサービスは、時間的にも空間的にも人的にも、生活優先主義に基づくスロー
ライフ、すなわち、「かけがえのない時間」「かえがえのない場所」「かけがえのない人々」が日常の暮らしの
中にきちんと位置づけられてはじめて生み出されるものといえます。

4 食と農の危機的状況とグリーンライフ

 しかし、こうした都市農村交流の進展にもかかわらず、「食卓の向こう側」「お皿の外側」である農業・農村の現状は、圧倒的多数となった都市生活者には、ますます見えないものになっています。こうした状況が、今日の食と農をめぐる危機を一層深刻なものにしているといえます。
 食と農の危機を引き起こした要因の1つは、食と農の間の距離があまりにも大きく離れてしまったことにあり
ます。食と農の間の乖離は、戦後の近代化の過程の中で、生産性や経済効率を高めるため、食と農が自立して発展していったことに基づきます。食と農とが依存しあっていると、どうしても制約が大きくなります。農の側からすると、限られた地域での消費は少量多品目で、効率的な大量生産にはなりにくいといえます。
 逆に、食の側からすれば、生産物は地域の風土に根ざしているので、品目の種類や時期による制約を受けます。
そうした制約から離れて、食と農がそれぞれ固有の論理に基づいて独自に発展し、全国的、さらには国際的マー
ケットを介して再び結びつけられるというのが、戦後の食と農の発展であったといえます。こうして、生産から
消費に至る過程は、経済優先主義に基づき、細分化されて専門分化していきました。
 しかし、様々な問題が生じている中で、21世紀もそうした方向でよいのかが問われており、食と農、さらには、都市と農村の関係の新たなあり方が、暮らしやライフスタイルのレベルから問われているといえます。従来の都市農村交流に加えて、地産地消やスローフード、食育などの取り組みが進められている背景には、こうしたことがあります。また、ガーデニングなど緑ある余暇活動への関心の高まり、自然環境に恵まれた地域に住む「多自然居住」や会社を定年になった後に農業に従事する「定年帰農」など、さまざまな田園回帰の潮流も生まれています。都会から農村に移り住み、農業や関連する仕事を営む人々も生まれています。
 以上のような農業・農村の有している多面的機能や役割をベースにしつつ、精神的な豊かさゆとり、「生活の
質」を求める取り組みやライフスタイルの総称を「グリーンライフ」といいます。訳すと、「農的暮らし」とい
う言葉があてはまると思います。いずれにせよ、「緑ゆたかでいのちのにぎわいに満ち、持続的な生活文化や産
業のある農村と関わりを持ちながら、たった一度の人生を充実させたい」という願いが込められた言葉といえま
す。
 2005年4月から、「グリーンライフ」は、高校の新科目として本格的にスタートしています。全国の農業高校
はもとより、普通科や総合学科の高校を含む約200校で6000人を越える高校生が、大地に根ざしていきる術をこ
の科目を通して学び始めています。 

5 神奈川県の食と農とグリーンライフのすすめ

大学のキャンパスのある藤沢市やその周辺地域について改めて見直してみると、実は、この地域こそ、今日に
おいて、グリーンライフ=農的暮らしが実現しやすいところといえます。
神奈川県の食と農は、横浜と鎌倉という対照的で個性的な食文化とそれを支える農業によって発展してきまし
た。
 横浜はもともとは半農半漁のむらでしたが、江戸時代末の開国以来、瞬く間に西欧文明の窓口として変身して
いきました。「横浜事始め」に出てくる西欧文明の所産は枚挙にいとまがありませんが、食の関係だけでも、牛
乳、アイスクリーム、氷水、ビール、西洋料理、中華料理、ハム、パンなどがあげられます。また、西洋野菜も
栽培されていきます。当初は外国人居留地の人々が対象でしたが、しだいに日本人にも普及していきました。さ
らには、和洋中を巧みに融合した折衷料理が生み出されていきました。
 これに対して、鎌倉は、中世の香りを伝える今に伝える古都であり、「けんちん汁」の発祥の地といわれる建
長寺をはじめとして古い歴史を持つ寺社が甍をつらねています。寺の伝統食に由来する食は、質素そのものでは
ありますが、自然の素材を生かし、むだを省く技と心が伝えられてきたといえます。
 神奈川県では、ハイカラな横浜と古都鎌倉をはじめとする個性的な食と暮らしを支える農業が早くから形成さ
れました。いわゆる都市近郊農業と呼ばれるスタイルの農業ですが、横浜や川崎、さらには東京など大都市の発
展による食料需要の増大とあいまって、商品作物の導入や産地形成が進められました。神奈川県は、全体として
水田が少なく、畑が多いこともあり、野菜や果樹、花き、酪農、養豚などの農業が展開していきました。そうして畑地と薪炭や肥料用の落葉をとるための雑木林が広がるおなじみの景観が形づくられていきました。 
 現在でも大学のキャンパスのある藤沢市はもとより、横浜や川崎などは、実は全国的に見ても農業の盛んなと
ころであり、生産性が高く、都市農村交流型の農業経営が多く営まれています。都市化の波に飲み込まれそうに
なりつつも、農産物の生産・供給や様々な多面的機能を発揮しています。そもそも都市及びその周辺の地域にお
ける農業は、今日においても、農業粗生産額で全国の3割、特に野菜や花きにおいては4割近くを占めており、消費者に新鮮で安全な農産物を供給するうえで大きな役割を果たしています。また、例えば東京都の小松菜など、都市農業のなかには、特産品の生産などでその特色を発揮しているものがあります。さらに、これらの農業生産の役割に加えて、都市住民に対する緑豊かな生活環境や災害に備えたオープンスペース(まとまりのある空地)の提供、ヒートアイランド(局地的な高温地域の発生)現象の緩和、良好な景観の形成、市民農園などの身近な農業体験の場の提供など様々な役割を発揮しています。このため、今後、これらの都市農業の機能や役割が一層発揮されるように、住民も参加した都市農業ビジョンづくりや身近な地域での都市農村交流の促進などを図ることが重要であるといえます。
 キャンパスのある藤沢市やその周辺は、グリーンライフ=農的暮らしが実践しやすい環境といえます。ガーデ
ニング、市民農園や農業体験、産直、農産物直売所の利用などは暮らしの中に取り込みやすい環境にあるといえ
ます。滞在型の農業・農村体験などについても、目的地の農村までの交通のアクセスが比較的よいという利点が
あります。
 グリーンライフ=農的暮らしに取り組むことは、食と農の間を乖離を少しでも埋め、新たな食と農、都市の農
村のあり方を築くことにつながると思われます。
 多くの都市生活者の方に、是非、できる範囲からグリーンライフ=農的暮らしの実践をはじめて頂き、「食卓
の向こう側」「お皿の外側」の農業・農村現場への理解を深めて頂ければ幸いと思います。

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  • 2006年05月26日 (金) 藤沢市亀井野
  • 神奈川県 日本大学生物資源科学部 研究事務課
  • 2006年05月26日 (金) 締切
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