4.THE TWENTIETH CENTURY SILKS or The Little Glass House by the Sea
(20世紀シルクまたは、海のそばのガラスのおうち)
これが元祖20世紀シルクです。上記2作品の進化系であることが分かりました。お皿に飛行するよりも大変クリアーな現象となっていると思います。
ここで使われているシルクは国旗です。残念ながら現在ではシルクの国旗の入手が大変難しいので私はデザインシルクを使いました。またこの当時はシルクの大きさが一定ではなかったようです。解説を読んで驚いたのは、2枚のシルクの間に出てくるシルクが他よりも大きいという点です。つまり大きなシルクを消して、小さなシルク2枚を結んだ間にその大きなシルクが出てくるのです。不思議さと派手さが倍増しています。またネタ場の作り方が現在とは違っています。少し手間がかかりますがそれによってシルクの両面を改めることが可能となります。
5.TARBELL'S COLOR CHANGING HANDKERCHIEF(ターベル式・色変わりのハンカチ)
10代前半でこの演目を考案したのがターベル本人です。天才ですね。製作に手間取りますがシンプルで素晴らしいマジックです。また現象はカラーチェンジですがギミックを使用しないのでそれらの準備や処理のストレスもありません。
特筆すべきは、本来ターベルはこれを20世紀シルクに用いていたことでしょう。2枚のシルクを結びコップに入れます。赤いシルクを消します。2枚のシルクを引っ張ると間になぜか青いシルクが結ばれています。失敗と思いきや手でなでると赤に変わってしまうというものです。上記の20世紀シルクだからこそ可能となる素晴らしい手順構成だと思いました。
6.DOUBLE HANDKERCHIEF COLOR CHANGE(ダブル色変わりのハンカチ)
これに関しては現在でも商品として販売されています。昔からありますが現在でも売られていることで、その現象が色褪せない証拠となるでしょう。 考案者はホーレス・ゴールディン(Horace Goldin 1873~1939)ではないかと述べられています。
上記のターベルの1枚のシルクで行うことを2枚にしています。