●NEW ERA VERSION OF CARD THROUGH HANDKERCHIEF
(新時代バージョン・ハンカチを貫通するカード)
このハンカチを貫通するカードは、19世紀の後半にシカゴのマジシャンによって考案された、と考えられています。今となっては誰が考えたかもわからない古いマジックですが、ターベルの時代においても古典の仲間入りをし、多くのマジシャンが演じていたようです。
ターベルは旧来のやり方とは違い、両面を改めることの出来る新バージョンを発表しました。僅かな違いが大きな差を生むことをここでは教えてくれます。
この作品が上手になるということは、パームが上達することも意味しています。パームが苦手な方にこそお勧めです。
●THREE CARDS THROUGH THE HANDKERCHIEF(ハンカチを貫通する3枚のカード)
上記の作品の本来のやり方を使った新バージョンです。3人の観客にカードを選ばせるところが改良点です。ライジングカードなどと同様に複数の観客にカードを選ばせます。当時のマジシャンたちの流行りなのでしょうか。現代の感覚では同じ現象を3回も繰り返すことには抵抗があります。ところが、ステージとして演じる場合はむしろその繰り返しがより一層不思議さと面白さを強調することになります。
こちらの作品で使われるパーム法も大変素晴らしいもので、後年の改案と言われるパームを使わないやり方のほうがむしろ陳腐に感じるようになりました。これもパーム法を習得するには良い教材となるでしょう。
●RISING CARDS THROUGH HANDKERCHIEF(ハンカチを貫通するライジングカード)
見慣れてありふれた現象をほんのわずかだけ変える、それだけでこんなにも印象が変わってしまうのか、という一例です。レッスン9で学んだ『ライジングカードエスケープ』の手法を取り入れています。
私自身は、上記の3人のカードを当てる際には変化を持たせる必要があると考え、この当て方を取り入れています。