●CARDS THAT PASS IN THE NIGHT(夜の飛行カード)
ターベルコース第四巻では「ターベルのフライングカード」として紹介されています。その原型となる演じ方で若干違っています。ただ私はこちらの原案の方が好みです。当時ボードビルで大活躍していたネイト・ライプチッヒの得意技でもあったこの作品はクロースアップだけではなくステージでも演じる事が可能です。優れたショーマンシップが加わる事でこの作品は名人芸として昇華されるのです。
・THE CARD TRANSFER:(カード・トランスファー)
・THE FALSE COUNT:(フォールス・カウント)
ターベルの考える真のマジシャンが持つべき絶対的な能力は、ずばり緊急時における対応能力です。この作品を通じてその能力を磨くべく良いテストパターンとなるでしょう。
●THE CARDS UP THE SLEEVE(袖を通うカード)
20世紀初頭のマジシャン達が得意としたステージ用カードマジックです。私はこれこそがカードマニピュレーションの原型だと考えています。意外だったのは、ターベルは上記のマジックに続けてこれを演じていたことです。私も今はこの二作品を続けて演じています。
・MISDIRECTION PALMING:(ミスディレクション・パーミング)
・POCKET CONCEALMENT:(ポケット・コンシールメント)
・SELF-CONTAINED CARD VANISH:(セルフコンテイン・カードバニッシュ)
・BACK TO FRONT HAND CARD VANISH:(バック・トゥ・フロントハンド・カードバニッシュ)
重要な技法が目白押しです。特にミスディレクションとパーミングです。ミスディレクションがなければパームは出来ません。つまり言い換えればパームをする際には必ずミスディレクションをかけなければならないのです。
●CARDS UP THE SLEEVE(The Shoulder Method) ”袖を通うカード(ショルダー・メソッド「肩を使う方法」)”
ズボンのポケットが使えない場合が往々にしてあります。このメソッドも覚えておくべきでしょう。
・PIVOT CARD VANISH:(ピポット・カード・バニッシュ)
この時代に既にこの消失法があったのが驚きです。これは今現在でも有効です。