国土交通省では平成11年度から、社会的に大きな影響を与える可能性のある新たな道路施策の導入に先立ち、市民等の参加のもと、場所や期間を限定して試行・評価する「社会実験」を公募し、助成しています。平成20年度（実施期間：平成20年10月25日〜平成21年度3月31日）は全国26地域からの応募があり17地域が選ばれましたが、その中に尾道市の「自転車・地域ＳＮＳ活用しまなみ海道にぎわい創出社会実験」が含まれています。
　実施者は「尾道市しまなみネクスト観光協議会」で、尾道観光協会を中心に尾道市や尾道の商工会議所・商工会、尾道大学、ＮＰＯ法人プラットフォーム・おのみちなど16団体で構成されています。実験内容は「しまなみ海道や周辺地域を利用する自転車の安全性向上および効果的な誘導のため、利用者からの情報を活用した危険箇所の周知や案内サインによる誘導を行う」というものですが、協議会ではこれを足がかりにしまなみ海道のにぎわいを創出しようと工夫に富んだ実験を展開しています。
　昨年10月にスタートした尾道の地域ＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・システム）「おのみっち」や携帯ＧＰＳ（グローバル・ポジショニング・システム）を活用して、住民の意見収集を行い、安心・安全な案内サインや魅力ある自転車回遊ネットワークを構築しようとしています。

「しまなみ海道開通１０周年　しまなみ交流発表会in瀬戸田」開催内容


１２：３０　開場
１３：００　講演「しまなみ海道沿線の地域連携」講師：稲田全示教授（尾道大学）
１４：３０　しまなみ交流発表会　司会進行：真野洋介准教授（東京工業大学大学院）
１６：００　閉会
・ロビー展示（しまなみ海道社会実験パネル展、しまなみ海道開通１０周年ポスター展）


※　当日、無料送迎バス運行いたします。（要予約：限定１００名）１１：３０出発
＜尾道駅〜向東ＢＳ〜向島ＢＳ〜因島大橋〜因島重井ＢＳ〜ベル・カントホール＞

お問い合わせ先：尾道市しまなみネクスト観光協議会　事務局
社団法人尾道観光協会　TEL 0848-37-9736