mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了没後100周年記念「フランスの至宝−エミール・ガレ」展

詳細

2005年09月24日 01:06 更新

●内容●
エミール・ガレ(1846−1904)は19世紀後半フランスのナンシーを拠点に、ガラス、陶器、家具という幅広い分野に創造力を発揮し、独創的な可能性を切り開いた工芸作家です。文学や哲学、修辞学、音楽、植物学、鉱物学などに通じ、当代一流の文化人とも交流のあったガレは傑出した表現者、総合アートディレクターであり、また企業家としてもその才能を開花させました。
ガレの芸術はジャポニスムや象徴主義、自然主義、博物学の成果など、時代の趨勢と深く関わりながら展開し、独自の表現理論に幻想的なイメージを絡み合わせた特異な表現世界を確立しました。普仏戦争敗北やドレフュス事件など、当時の世論を沸かせた社会問題にも積極的に関わり、その発言を工芸の造形のなかにおいて表現したり、問題提起する場合も少なくありませんでした。また少数限定の最高級品から大量生産による廉価品まで、加工技術の相違によるコストダウンを実現し膨大な数量の作品を量産して、その全てにガレの名を冠して芸術の普及に力を尽くしています。
本展覧会は、エミール・ガレ没後100周年を記念し、ガラス、陶器、家具の3分野にわたって有数のガレ・コレクションの中から選りすぐりの名品を展示します。また、それらの名品とともに、父シャルル・ガレのアシスタントとして活躍を始めた最初期の作例から晩年の円熟した傑作までを一堂に集め、ガレの人物像とその芸術の神髄に迫ります。ガレが達成した広範な事業の位置づけと奥深い芸術への理解を深めるまたとない機会となることでしょう。

×東京展:2005年1月22日(土)〜4月3日(日)
江戸東京博物館

×大阪展:2005年4月12日(火)〜5月22日(日)
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/

×岐阜展:2005年6月18日(土)〜8月31日(水)
岐阜県現代陶芸美術館
http://www.cpm-gifu.jp/museum/

○静岡展:2005年9月16日(金)〜11月23日(水)
MOA美術館
http://www.moaart.or.jp/

●関連サイト●
※サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/jp/index.html

コメント(8)

  • [1] mixiユーザー

    2005年02月22日 23:53

     先週の平日、行って参りましたのでご報告いたします。少々長めです、ごめんなさい。

     駅で10時半に待ち合わせ、11時前には会場内に入ったと思うのですが、入口は既に行列でした。列を作っていて入れないというのではなく、作品陳列棚の前に行列です。行列を無視すれば、展示室内のどこかには空いているスペースがあるので、とびとびに最前列で見ることは可能、くらいの混み具合でした。

     展示品は、最初に陶器、中盤から硝子、硝子、家具、硝子、硝子、といった配置なので、陶器にとくに興味がない場合は、最初の混んでいる部屋を飛ばしてしまった方が、ゆったり見られるかもしれません。
     ガレの陶器をこれだけまとめて見られる機会も、珍しいかもしれないとは思いますが、陶器のほとんどは松江北堀美術館の収蔵品です。展示してくれているかどうかの問題はありますが、国内にある品なので、時間にゆとりがあったら見る、くらいの感じで行ってもいいかもしれないです。

     陶器が終わると硝子ですが、黒の硝子がかなりの量、まとまって展示されていたのが、迫力でした。
     硝子については実物をご覧いただくしかないと思いますので、お時間のあるかたは、ぜひ展覧会場へお運びください。わたし自身、時間があればもう一回行きたいと思っているくらい、クオリティの高い展示だったと思います。
     江戸東京博物館のガレ展の頁に写真が掲載されている、トケイソウの壷やフランス(ガリア)の薔薇など、どれも実物の微妙な色合いと精緻な造形には、息を呑むばかりです。
     また、本邦初上陸の、最晩年の作品である「手」ですが、これはほんとうに素晴らしく奥深い表現で、必見だと思いました。少なくともわたしは文字通り心を奪われました。

     家具も大型のものが展示されていて、スペースが少ないわりには見応えがあったと思います。ランプが思いのほか少なかったのは、ちょっと残念でしたが、これ以上の贅沢は言えません。

     堪能させてもらいました。

     また、図録は2,200円ですが、作品解説が非常に丁寧なので、おすすめです。オルセー美術館学芸員のフィリップ・ティエボー氏が解説を書いておられる部分など、当時の書簡なども引用され、作品の裏側が垣間見える感じで、興味深く読めました。
     画像は図録のカバーと中を開いたところです。
  • [3] mixiユーザー

    2005年04月02日 10:57

    ガレ展に行って参りました。
    前半はガレの初期作品で陶器が中心です。作品傾向としてはあまりガレっぽくはありません。
    後半になるといきなりドドッとガレ独特のデザインのガラス器が登場してきます。
    さて、今回の注目すべき作品はガレの家具作品が出典されているところです。ガラス器はいままでにも多く観てきましたが、家具を観るのは初めてでした。ガレらしいデザインが施されたおどろおどろしい家具です。家具の中に違い棚があったのですが、これがまた日本的で興味深いものがありました。

    東京でのガレ展4月3日(日曜日)までです。
    まだの方は今日や明日最終日駆け込みでも!!
  • [5] mixiユーザー

    2005年07月16日 23:14

    現在、岐阜展です。
    岐阜県現代陶芸美術館で8月31日(水)まで開催中。

    詳しくは以下に、
    岐阜県現代陶芸美術館
    http://www.cpm-gifu.jp/museum/
  • [6] mixiユーザー

    2005年07月19日 19:29

    岐阜(多治見)会場の出品作品222点は
    東京、大阪会場とは、40点以上が入れ替わっています。
    巡回展としては異例のことですが、カタログも新たに作り直され
    たので、東京・大阪会場のカタログとは写真も解説も内容が違っ
    ています(画像右は東京・大阪会場のカタログ、左は多治見・
    熱海 会場のカタログの表紙) 。

    展示の数量はこの会場が最も多く、最後のMOA美術館では
    家具を含めて展示作品が縮小されるそうです。

    没後100年記念の大回顧展を十分に堪能するのでしたら
    多治見会場をご覧になるのがよろしいかと存じます。
  • [7] mixiユーザー

    2005年07月19日 19:43

    昨日、行って来ました。

    ガラス工芸だけでなく、陶磁器と家具など多岐にわたる展示に感動しました。
  • [8] mixiユーザー

    2005年09月24日 01:04

    現在、静岡展です。
    MOA美術館で11月23日(水)まで開催中。

    詳しくは以下に、
    MOA美術館
    http://www.moaart.or.jp/
mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2005年09月24日 (土) 2005年9月16日(金)〜11月23日(水)
  • 静岡県 MOA美術館
  • 2005年09月24日 (土) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人