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開催終了映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」

詳細

2008年02月29日 13:47 更新

梅の季節です。梅と言えば菅原道真。道真は菅相丞。
菅相丞と言えば、もうあのお方しかありません・・・
十三代目片岡仁左衛門!

嬉しい哉、梅の季節に十三代目のドキュメンタリーが下北沢で上映されます。
歌舞伎役者としてだけでなく、かつてこういう日本人がいたんだ〜!
という感慨がじんわり胸に沁みてくる作品です。
若い孝夫さんに会えますよ♪

さ、まずは予告編!
http://jp.youtube.com/watch?v=cQc4-dKASY8

見る前と見た後では歌舞伎を観る目が違ってきます・・・


誰よりもあなたに見せたい!伝承のダンディズム
映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」

上映期間:2008年3月8日(土曜)〜3月28日(金曜)
上映場所:下北沢トリウッド http://homepage1.nifty.com/tollywood/
   東京都世田谷区代沢5-32-5-シェルボ下北沢2F 
 Tel 03-3414-0433 

自由工房 1986-1994年 カラー 
企画=仁左衛門丈の芸談をきく会 
協力=松竹株式会社・国立劇場・株式会社明治座・株式会社御園座
製作=工藤充 演出=羽田澄子 撮影=西尾清・瀬川順一 / 宗田喜久松・内藤雅行・柳田義和 録音=滝澤修 
芸術文化振興基金助成事業

全6部・10時間41分のドキュメンタリー。

―上映作品−
○若鮎の巻    (1時間42分)   
自主公演をする上方の若手役者グループに仁左衛門さんが演技指導されたときの記録。[出し物]「一条大蔵卿」「傾城反魂香」

○人と芸の巻〈上〉(1時間34分)
○人と芸の巻〈中〉(1時間41分)
○人と芸の巻〈下〉(1時間45分)
仁左衛門さん84歳から88歳までの舞台、芸談、生活の記録。
〔出し物]「伊賀越道中双六」「紙子仕立両面鑑」「寿曽我対面」「菅原伝授手習鑑」 「妹背山婦女庭訓」「堀川波の鼓」「鬼一法眼三略巻」
○孫右衛門の巻  (1時間26分)
1989年歌舞伎座で「恋飛脚大和往来」が公演されたときの稽古と舞台。
○登仙の巻    (2時間38分)
88歳から90歳で亡くなるまでの舞台、生活の記録。[出し物]「楼門五三桐」「江 戸絵図両国八景」「元禄忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」「寿曾我対面」「口上」「鬼一法 眼三略巻」「八陣守護城」

【 十三代目片岡仁左衛門 経歴 】
十三代目片岡仁左衛門。本名・片岡千代之助。屋号は松嶋屋。十一代目片岡仁左衛門の三男。山田小卒。上方歌舞伎の継承者として名高い。当たり役に『菅原伝授手習鑑』の菅丞
相、『廓文章』の伊左衛門、『恋飛脚大和往来(新口村)』の孫右衛門、『伊勢音頭』の福岡貢、『忠臣蔵』の大星由良之助、『鰻谷』の八郎兵衛などがある。

※映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」について  演出 羽田澄子
13代目片岡仁左衛門さんは1903年(明治36年)生まれ。2歳で初舞台を踏み、1994年(平成6年)90歳でなくなったが、最後まで現役の役者であった。この映画は歌舞伎界の最長老であった仁左衛門さんの84歳から90歳で亡くなるまでの舞台や生活などさまざまな姿を記録し、まとめたものである。撮影は1987年6月、大阪「中座」での“伊賀越道中双六”の舞台からはじめた。ロケの回数は60回を超え、撮影が進むにつれて、これは普通の映画作品のスタイルに収まらないと思うようになった。私は覚悟を決めた。関心のある人が、心ゆくまで仁左衛門さんの芸と人を見つめることができるものにしようと。仁左衛門さん88歳の段階で、「若鮎の巻」「人と芸の巻 上・中・下」「孫右衛門の巻」の5部作をまとめた。5部作の完成後も仁左衛門さんは舞台に立っておられた。私たちも撮影をつづけた。90歳で亡くなるまでそれはつづいた。最後の記録をまとめたものが「登仙の巻」である。
実は仁左衛門さんは殆ど視力を失っておられた。仁左衛門さんの日常生活での不自由な姿を知る者にとって、舞台の姿は信じがたい美しさと覇気に満ちていた。仁左衛門さんはその年代、環境から、歌舞伎役者らしい役者といえる最後の人であったと思う。

※映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」上映にあたって  トリウッド代表 大槻貴宏
『歌舞伎役者 片岡仁左衛門』は、10時間を越す「超長編映画」です。その長さからめったに上映されることはありません。劇場映画は一般的に2時間程度ですが、この作品はなぜ10時間も必要だったのでしょうか。この作品は「十三代目 片岡仁左衛門」という一人の名優の記録です。
「超一流」でありながらも、日常の稽古や舞台を通して芸を磨き続け、自分の道を追求し続けた彼の人生の最後の7年間を、「たった10時間41分」に凝縮した作品です。もちろん、一般的な長さに縮めることも可能だったでしょう。しかし、それではダイジェストにしかならず、「ひとつの道を突き詰めた人間の人生」を伝えるには、短すぎるのです。
今回、この映画の上映のお話を頂いたのは、トリウッドという、若手の短編映画を専門に上映している映画館です。この作品とは全く真逆のコンセプトの映画館で、トリウッドを知って頂いているお客様からすれば「何を考えているんだ」と思われるかもしれません。スタッフ一同で悩みましたが、トリウッドを始めた理由の一つを思い出しました。当時、短編映画というものが、面白くても単に「短いから」という理由で映画館では上映されにくい現実がありました。小説に短編・長編があり、音楽にもシングル、アルバムがあるように、映画にもどちらもあっていいはずです。短いお話を映画館で上映するために無理に2時間に伸ばしたのでは、密度が薄く、せっかく面白かったものがつまらないものになってしまう。短編は短編として楽しめるようになればと思い、この映画館を始めたのです。

『歌舞伎役者 片岡仁左衛門』も、「とても面白い」のに、長さの理由で上映される機会が少なく、見たくても見られない作品の一つです。このような作品を上映できるのも、この映画館の良さだと信じています。滅多に見られない作品です。是非全編ご鑑賞下さい。

コメント(16)

  • [3] mixiユーザー

    2008年02月29日 14:41

    ワォ!ワォ!ワォ!わーい(嬉しい顔)目がハートうまい!

    職場にてこれにて閉じます。冷や汗
  • [5] mixiユーザー

    2008年03月02日 00:35

    私の見間違いかもしれませんが、一寸気になりますのは、菅原道真の名前

    見出しは「菅相丞」となっており、本文は「菅丞相]とかかれてますが
    どちらが正確なのでしょう

    k
  • [7] mixiユーザー

    2008年03月02日 15:32

    何も意識しないで書きました〜失礼m(_ _)m
  • [8] mixiユーザー

    2008年03月03日 22:41

    歌舞伎芝居「菅原伝授手習鑑」の中では、「菅丞相」として書かれてますので
    この場合は「菅丞相」が正確な表現なのでは

    渡辺保さんの著作、13代目仁左衛門著書「菅原と忠臣蔵」等のなかでの表現は
    「菅丞相」となっております

    ATOKの意味が解りませんので何ともいえませんが

                           忍左衛門
  • [9] mixiユーザー

    2008年03月04日 08:49

    上記の追加

     4日歌舞伎座から送られてきた「ほうおう」を観ていたら「菅丞相」の書き方
     のヒントがありましたので書き留めました

     新藤茂氏の役者絵講座「道明寺」で芝居上は「菅丞相」だが、錦絵には
     「菅相丞}とあるので、カプションは絵のとおり「菅相丞」とした
     画題は絵の通りに記載するのが通例であると
     「かんしょうじょう」と読みやすいので、このように書く場合も時々見られる
    と記載されてました  版画には「相丞」とかかれてます(写真付き)

    ご参考まで
                   忍左衛門
  • [11] mixiユーザー

    2008年03月09日 00:12

    本日、映画の初日に行ってきました。

    『若鮎の巻』『人と芸 1』を見ました。
    主役を張ることなどない若い人たちが自主公演をするのを指導する十三代仁左衛門。
    その役の解釈や台詞の指導などとても見ごたえがありました。

    若い日の片岡愛之助さんが、真剣な眼差しで13代の隣に座ってました。

    お宝映像が満載で、また違った意味で楽しめる映画です。

  • [12] mixiユーザー

    2008年03月09日 00:52

    特に『若鮎の巻』は場内爆笑の坩堝でした。
  • [13] mixiユーザー

    2008年03月27日 09:55

    下北沢トリウッドでの上映会盛り上がっております!秀太郎さんもトークショーのみならず鑑賞にもいらっしゃいましたね。

    昨日は十三代目のご命日ということもあり、人気役者の出る幕見の賑わいだったとか〜(-_-)フゥム


    さて、本日は7時から当代仁左さま(孝夫さん)のトークショー!!「ご馳走」を味わったら、次は8時から〜「孫右衛門の巻」。これで四回目の鑑賞(^^ゞ
  • [14] mixiユーザー

    2008年03月27日 10:12

    昨日の夜の部の幕見にも結構並んでいたようですが、

    トークイベントのキャンセル待ちでしょうか、

    トリウッドは9時半ごろで、すでに6人ほどが並んでいたとのことです!

    おそるべし、十五代目効果!
  • [15] mixiユーザー

    2008年03月27日 13:13

    密偵きいちゃん、情報有難うございます!

    「たまにやってくる孝夫さん」(謎)の妄想はあったのですが、ついに現実に!下北沢に提灯を灯してお迎えしたい気分ですぅ。いっそ黒衣にろうそくか…
  • [16] mixiユーザー

    2008年03月27日 13:25

    話が前後になってしまいました。

    下北沢の映画館トリウッドで十三代目片岡仁左衛門の映画を上映してますが、
    本日夜7時から急遽、十五代目片岡仁左衛門丈のトークイベントが行われることになりました。
    昨日が千秋楽だったので、やっとお時間ができたのでしょうか。

    この映画も明日が千秋楽です。
    昨日もかなり混雑していたようで、昼の部最後の『登仙の巻』は、
    満員御礼の札止めとなったそうです。
    昨日は、十三代目のご命日でもあり、いいご供養になったのではないでしょうか。
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