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開催終了特別なワインのお知らせ Spatburgunder B 2000 / Georg Breuer

詳細

2009年09月24日 02:30 更新

個人的な話ですが、私がはじめてドイツを訪れてライン川を行く観光船から葡萄畑を見上げたのは、もう20年近く前のことになります。当時ビールが苦手だった私はドイツワインばかり飲んでいました。
ドイツワインが大変高品質で、世界3大ワインのひとつであることは疑う余地がないのですが、どうも日本市場では浸透度がいまひとつ。プラムでも4年目に至って「特別なワイン」初登場です。

なぜドイツワインに馴染みが薄いかはいろんな理由があると思いますが、第一にその生産量の少なさがあると思います。フランス、イタリアが常に量でも世界1・2位を争っているのに対して、ドイツはベスト5にも入らない。これは葡萄栽培地が旧ローマ帝国領内のドイツ西部に集中しているため仕方がないのですが、当然日本国内での供給量も少なくなります。

次にあげられる理由としては、主に外食におけるドイツ料理への馴染みのなさ。イタリアワインがこれだけ浸透したのは80年代後半からのバブル期「イタ飯ブーム」の副産物です。予断ですがグラッパもこの頃から一般に知られるお酒となりました。

3つ目に国内販売戦略の具合の悪さ。あまりお酒に詳しくない方でもリープフラウミルヒやツェラー・シュヴァルツカッツ(黒猫のラベル)、聖母の名前がつけられた某商品などのドイツ白ワイン名前はご存知の方もいるはず。日本企業は安価でほんのり甘い白ワインがもっとも日本人が手を出しやすいアイテムであると考えて販売促進しました。実際日本食との相性は悪くないと思います。しかし残念ながらこの戦略は思うように進まず、逆に「ドイツワインいまひとつ」というイメージのほうが定着してしまったのではないでしょうか。90年代には日本のトップ企業もドイツワイナリーに巨額の投資をしたものの、引くに引けない状態に陥っていました。

そして状況を決定的にしたのは直後に起きた「ポリフェノール&赤ワインブーム」です。ドイツ=白ワインのイメージを持たれてしまっていたため、元来白ワインのほうが受け入れ易かった日本人も健康志向の女性を中心に完全に赤ワインにシフトしました。TVドラマでも赤ワインを飲む女優さんをしばしば目にしたことと思います。
ドイツワイン論が長くなり過ぎたのでこの辺りに留めますが、こうして振り返ると、ドイツワインは実にブームに翻弄されてきたのだと考えさせられます。


さて、今月のワインのご説明です。
ドイツは実は赤ワインも相当量作っていて、最も栽培面積が大きいのがブルゴーニュ地方で有名なピノ・ノワール種(シュペートブルグンダー)です。赤白ともそうですが、ヨーロッパでも北に位置するドイツワインはフランスでいえばブルゴーニュ、ロワール、アルザス、シャンパーニュなど北部生産地の特性に近く、大まかに言えばエレガントなタイプのワインが主体。ヨーロッパ産特有の湿り気のある香りはニューワールドのピノ・ノワールではなかなか感じられません。
古典的なドイツ ピノ・ノワールの赤ワインとしてはアスマンスホイザー・ヘレンベルクなどの畑が有名ですが、今回ご用意したのはもう少しモダンなもの。
シュペートブルクンダーB(ベルクトラッセン)はラインガウ・リューデスハイム村のトップ生産者でありながら革新者でもあるゲオルク・ブロイヤーのトップアイテムです。熟成にバリックを使っているので綺麗なだけでなくボディの厚みも期待できます。ヴィンテージとしてもそろそろ飲み頃ではないでしょうか。


抜栓: 9月25日(金)
特別価格 \2100(税別) / 1glass
※売り切れ次第終了致します。
※数量に限りがございますため、お一人様1杯までとさせて頂きます。
お問い合わせ:03-3780-6977 bar Plum

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