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開催終了2/1 E.G.P.P.100/Step79/「たまゆらの女/オフィーリア異聞」

詳細

2008年01月25日 21:48 更新

●オープンマイク・イベント/TOKYO POETRY RENAISSANCE
E.G.P.P.100/Step79
テーマ:「たまゆらの女/オフィーリア異聞」
2008年2月1日(金)開場18:30/開始19:30
参加費:1,500円(1Drinkつき)
MC:フーゲツのJUN
(出演)フーゲツのJUN(ポエッツ)、ココナツ、マツイサトコ(以上うた)、北村幸生(コメディ)ほか……エントリーしてくれたあなた!
会場:ライブ・バー水族館(新宿区百人町1-10-7 11番街ビルB1)
問:03-3362-3777(水族館)http://naks.biz/suizokukan/
主催:電脳・風月堂 http://www1.ocn.ne.jp/~ungura/

 オフィーリアは、もともとシェイクスピアの名作『ハムレット』に登場する薄幸の少女。デンマークの王につかえる宰相の娘である。王子ハムレットの寵愛を受けながらも、亡き父王の仇を打つために気狂いのふりをするハムレットにこころ乱され水難事故で水死する。オフィーリアの死の場面はハムレットの母にしてハムレットの仇である現王の妃からオフィーリアの兄への報告の台詞として語られるだけである。

 「オフィーリアは(周りのきんぽうげ、いら草、ひな菊、シランなどを集めて)花環をつくり、その花の冠をしだれた枝にかけようとして、枝は運悪く折れ、花環もろとも流れの上に。すそが拡がり、まるで人魚のように川面の上をただよいながら、祈りの歌を口ずさんでいたという、死の迫るのも知らぬげに、水に生(お)い水になずんだ生物さながら。ああ、それもつかの間、ふくらんだすそはたちまち水を吸い、美しい歌声をもぎとるように、あの憐(あわ)れな牲(いけに)えを、川底の泥のなかにひきずりこんでしまって。それきり、あとは何も。」(福田恒存・訳)

 その死の場面を、流れに身を横たえ、長い裳裾は水を含んで膨れ上がり、長い髪は水面に拡がり、深い森の間を浮かび漂う眠ったようなオフィーリアの姿として一枚のロマンティックなタブローに仕上げたのが、ラファエル前派の画家のひとりであったミレーである。1851年に若干23歳のミレーはそのたぐいまれなる表現力でオフィーリアを物語(シェイクスピア劇)の世界から、神話のようにこの世界に降臨せしめた。いや、ミレーの絵画的表現はあらたな神話的テーマをつくったと言っていいだろう。

 「オフィーリア・コンプレックス」という神話を!

 一般オープンマイクへエントリーなさる方には、このテーマ設定でのしばりはありません。御自分の表現・テーマで挑戦して下さい。
 ※ポエトリー、うた、バンド問わずフリー・エントリーが可能です!
 事前エントリー専用BBS(TOKYO POETRY RENAISSANCE/EGPP 100 BBS)にエントリー表明を書き込んで下さい!→http://8512.teacup.com/5lines/bbs

コメント(14)

  • [1] mixiユーザー

    2008年01月25日 21:59

    オフィーリアについては、この三日間格闘したボク自身のブログ(mixiの日記としてリンクしてあります)を参照して下さい。
    こんな、詳細なオフィーリア論は専門家にもありません——と、自負しております。
    オフィーリアとして元型された図像としては、このミレーの絵画に優るものはありませんが、アルチュール・ランボーをその訳である中原中也を、「おふえりや遺文」の小林秀雄をそしてシェークスピアのオリジナルのオフィーリアにも触れられなかったオフィーリアの秘密がいま、あばきたてられる?
    乞う! 御期待です!
  • [2] mixiユーザー

    2008年01月28日 00:03

    今回のテーマ設定みなさんにはひかれているのでしょうか(笑)?
    たしかに、ボクとラファエル前派とかイメージがあわないのかも知れませんね。
    別に、ボクは耽美主義でも、貴族趣味でもありません。
    ロセッティをはじめ、ラファエル前派の展覧会は、昔からよく見に行ってました。
    テート・ギャラリーの展覧会にも行っており、ミレーの「オフィーリア」の原画も見ています。
    シェイクスピアにさほどの興味がなかったボクは、じつは、このミレーの「オフィーリア」によって、夏目漱石や日本での「オフィーリア」の受容についてめざめたのですが、そのなかだちをしてくれたのがランボーであり、中也だったという訳です。
    おかげで、最初読んだ時はさっぱり意味がわからなかった小林秀雄の「おふぇりや遺文」などの内容が解けていったのでした。

    藪蛇で余計分からなくなったでしょうか?
  • [3] mixiユーザー

    2008年01月30日 01:45

    オフィーリア・シンドロームという言葉もあるようです。
    これは、いわゆる17〜18歳くらいの少女期に女性に訪れる思春期不安症のようなものらしい。
    男からの多大な期待に応えようとするところからうまれる不安症であるようです。

    とすると、女性はみなオフィーリアなのかしらん?
  • [4] mixiユーザー

    2008年01月31日 01:15

    こうもエントリーの反応がないとボクのほうが、オフィーリアの不安症になりそうです(笑)。
    エントリーをよろしくお願いします!
  • [5] mixiユーザー

    2008年01月31日 01:57

    その日は都合が悪く参加できません。
    すみません。
    オフィーリアとくれば、
    あの即興ハムレットを再演するべきなんでしょうけど。。。残念。
  • [6] mixiユーザー

    2008年01月31日 02:02

    名前が出てるのもあるし(あんま関係はないけど・笑)参加しやす!
    ただ、今回はイベント重なり過ぎ&近過ぎ状態何で実質は
    フーゲツさんのワンマンライブを堪能しようかと思ってますわ(^O^)/
  • [7] mixiユーザー

    2008年01月31日 12:57

    詩を詠む予定はありませんが、久しぶりに顔出します。

    >13号倉庫さんへ
    参考までにトレンチの写真を載せて起きます。
  • [8] mixiユーザー

    2008年01月31日 21:42

    のんべさんの「ハムレット」は正直期待してました。残念!
    ビッタリだったのですが……。

    北村クンは、なにかリラックスしたネタでやってね!

    ダルマ舎さん! じゃ、漱石の『草枕』でも読みますか?
    (テキストは用意します。大文字版です(笑)!)

    ふるって、エントリーお願いします!

    いよいよ、明日の夜ですよ!
  • [9] mixiユーザー

    2008年01月31日 22:33

    遅れました!
    エントリーします^^。
  • [10] mixiユーザー

    2008年01月31日 22:37

    冬眠していたら、明日でした。
    参加しまぁ〜す!

    冬眠で、預金残高 お〜増ぇ〜りあ と思いきや
             お〜減〜りあ〜 ・・・
  • [11] mixiユーザー

    2008年02月01日 00:08

    ふっきー! ありがとう!

    bambiさん!
    >冬眠で、預金残高 お〜増ぇ〜りあ と思いきや
             お〜減〜りあ〜 ・・・

    正月明けで、エントリー数も お〜増ぇ〜りあ と思いきや
             お〜減〜りあ〜 ・・・(笑)
    あ〜〜ぁ(嘆息)!





  • [12] mixiユーザー

    2008年02月01日 03:21

    ギターの弦張り替えました、
    参加します。
    今年もよろしくお願いします。
  • [13] mixiユーザー

    2008年02月01日 07:47

    >お〜減〜りあ〜 ・・・
    友人を一人誘いました。
  • [14] mixiユーザー

    2008年02月12日 16:26

    最近知ったのですが、今年の8月にジョン・エヴァレット・ミレー作の『オフィーリア』が東京で公開されるそうです。それに合わせて、ボクは『オフィーリア異聞』を再演したいと考えています。なるべく会場の近くでやりたいと思ってます(上野か?)。
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  • 2008年02月01日 (金) 開場18:30/開始19:30
  • 東京都 ライブ・バー水族館(新宿区百人町1-10-7 11番街ビルB1)
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参加者
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