ロンドンのgallery32http://www.brazil.org.uk/gallery32で9/11から開催される写真展のタイトルは「In Principio (In the Beginning) 」。副題にA Photographic Journey through the Land of Coffeeとあります。「コーヒーの大地を写真で旅する」という感じでしょうか。サルガドのキャリアのはじまり、同様にイリカフェのはじまり、二つの意味が込められているのではないかと記事にはあります。 かつてはロンドンに本拠を置く国際コーヒー機関に勤務した経験を持つサルガド。 このイリカフェ社のアンドレア・イリーからの依頼を受けブラジルからグアテマラ、インドからエチオピアを取材し、コーヒー農園で働く労働者たちを撮影。インタビューには何故、商業的な仕事だと思われかねないイリカフェの仕事を引き受けているのかも書かれていて興味深いです。
そして、一つ、フォトジャーナリズムにおいて大切だと思える彼の言葉が記事中にありましたので抜き出しておきます。 “I am not there to show that Illy is good or bad. It’s pure photojournalism. The idea is to show how coffee is made.” 「私はイリカフェが良いか悪いかを見せるためにそこにいるのではない。それは純粋なフォトジャーナリズムである。肝心なのはどのようにコーヒーが作られるのかを見せることだ」