生駒祐子(アコーディオン)と、清水恒輔(コントラバス)による室内 楽ユニット、mama!milk。京都を拠点に、世界各地の様々な空間─古い劇場、美術館、石畳の広場、客船、寺院、植物園等で演奏を重ね、その美しく自由な音楽と「Japanese New Exotica」「Cinematic Beauty」とも評される艶やかなパフォー マンスが絶賛されている。これまでに数々のアルバムの発表、様々なプロジェクトでの客演やコラボレーション、生駒のソロ 「esquisse」「手廻しオルゴールで聴くエリック・サティ」の発表など多岐にわたる活動を自在に展開。近年は Gak Sato、Ramuntcho Matta、二階堂和美とのコラボレーションについで、2008年、待望の新作「Fragrance of Notes」(CD/ LP)を発表。Gak Sato(テルミン)、井登友一(トロンボー ン、フルート)、トウヤマタケオ(ピアノ)、栗原務(ドラム)らを迎 えて録音された本作が、イギリス国営放送BBC Radio1の「Gilles Peterson's Worldwide Award」にて「Jazz Album of the Year 2009」を受賞するなど、クラシカルな極上の響きをたたえながらも、ジャズ、映画音楽、タン ゴ、オルタネイティブ・カントリー、現代音楽 ……そんなジャンルの枠を越えて自由に奏でられるmama!milk の濃密かつ独創的なサウンドは、国内外で大きな反響をよんでいる。