2019年12月の第142回古典戯曲を読む会＠大阪の開催告知です。
先月は、4名での開催でした。

『ヘッダ・ガーブレル』（訳：原千代海／岩波文庫）を第3幕から最後まで読みました。
若い女性が主人公で、内容も女性向きの作品となっているのではないかと参加者の反応も含めて感じるところがありました。

今月は、一時は本屋から姿を消していた岩波文庫（岩淵達治訳）のブレヒト『肝っ玉おっ母とその子どもたち』です。

2015年に一括重版をされていて、品切れになったらまた姿を消すかもしれない貴重な翻訳だと思います。ちなみに新訳は『母アンナの子連れ従軍記』（谷川道子訳／光文社古典新訳文庫）も出ています。

今回、岩波版を選んだ理由は、長年、ブレヒトの『肝っ玉おっ母〜』というイメージが強く、また、この題名での舞台も多いように思われるので、読めるうちに読んでおこうと思ったからです。

今まで、読む会で読んだ戯曲でも、現在、出版社で品切れという形で本屋に置いていないものもあります。中古で探せばあるとは思いますが、我々が手軽に翻訳の戯曲を読めるのも、出版社と翻訳者と本屋のおかげでもあるので、これらに敬意を表する意味から読む会＠大阪では、基本的に本屋で販売されている新書及び文庫の戯曲を選定基準にしています。

さて、今年最後の例会は、毎年恒例の忘年会も行います。
なので、読む会は18：00〜20：00と短めに終わって、そのあと店で忘年会をしたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

会場は、野田阪神の大阪市立福島区民センターの101会議室となります。

12月 7日(土)18：00〜20：00　大阪市立福島区民センター　101会議室

そのあと、駅近くの居酒屋で忘年会となります。

今回は出来れば、忘年会の人数把握のため早めの参加表明をお願いいたします。
参加人数次第では店の予約も必要になると思います。
人数が少なければ、店に飛び込みになります。

初めての方も大歓迎いたしますのでお気軽にご参加よろしくお願いします。
（※興味のある方は、イベントのコメントまたは、運営のTadashi Ynamamotoのメッセージでもかまいませんので、事前に連絡を頂けると助かります。）

それでは、今月もよろしくお願いします。


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■読む会
□２０１９年　１２月　７日（土）１８：００〜２０：００
□場所：福島区民センター　101会議室
　　大阪市福島区吉野3-17-23
　　TEL:06-6468-1771
　　http://www.osakacommunity.jp/fukusima/sisetu.html
　　アクセス
　　・地下鉄/千日前線「野田阪神駅」下車、7番出口上がる
　　・阪神電車/「野田駅」下車、改札左手を出る。西へ200m
　　・ＪＲ/環状線「野田駅」下車、徒歩8分
　　・東西線「海老江駅」下車、徒歩5分
　　・バス/市バス大阪駅より幹59酉島行「福島区役所前」下車
□題材：『肝っ玉おっ母とその子どもたち』　
　　　　作：ブレヒト　翻訳：岩淵　達治　／岩波文庫
□参加費：500円（学生　300円）
□参加資格：老若男女とわず、古典戯曲や朗読に興味のある方はどなたでも参加していただけます

■忘年会
□２０１９年　１２月　７日（土）２０：１５頃
□場所：阪神野田阪神駅もしくはJR野田駅近くの居酒屋　
（参加人数が把握できれば予約も考えます。少人数の場合は予約が難しくなります。）
□参加費：未定。（３０００円前後に抑えればよいなと考えています）
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