石川直樹(いしかわ・なおき) 1977年東京都生まれ。高校時代にインドを一人で旅して以来、世界中を旅するようになる。1998年、南太平洋最後の航海師といわれるマウ・ピアイルグに弟子入り、以降、スターナビゲーションをはじめとした伝統航海術を学ぶ。2000年に地球縦断プロジェクト「POLE TO POLE」に参加し、北極から南極までを人力で踏破。2001年にはチョモランマに登頂し、世界七大陸最高峰登頂の最年少記録を塗りかえた。2002年に早稲田大学を卒業。2004年、熱気球による太平洋横断に挑戦。現在、東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程に在学しながら、写真・映像作品を制作。人類学、民俗学などの領域に関心をもち、行為の経験としての移動、旅などをテーマに、文章・写真作品を発表している。また本年4月より、研究員として多摩美術大学・芸術人類学研究所に参加。著書に、『この地球(ほし)を受け継ぐ者へ』(講談社)、『大地という名の食卓』(数研出版)、『全ての装備を知恵に置き換えること』(晶文社)。写真集に、『POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風』(中央公論新社)『THE VOID』(ニーハイメディアジャパン)がある。