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開催終了柴田剛監督作品『おそいひと』

詳細

2008年04月26日 00:39 更新

HPより転載http://osoihito.jp/top/index.html
 
 1999年春。柴田は、「NN-891102」を映画祭等に出品、自主上映しながら、次回作を模索していた。柴田は当時、芸術集団“DMT”に加わっており、そのメンバーで、阪神障害者解放センターの職員だった仲悟志が、上司の住田雅清を柴田に紹介する。障害者の自立支援、障害者解放という住田の活動について話をする中で、障害者とは一体どういう存在なのか、障害者が犯罪を犯した場合、どんな扱いを受けるのかという話題になる。住田の身体性と暴力、身体障害者と暴力をテーマにした物語は、充分成立するのではないかという発想が生まれ、住田も映画出演に興味を示したため、住田を主人公に、身体障害者が犯罪を犯すという映画の計画が持ち上がる。この計画は、若手芸術家へのパトロネージュを主旨とする、『もちの木基金』からの協賛を受け、程なく撮影の準備が始まる。もちの木基金の主宰、寺内氏が、神職だったこともあり、近代以前、歴史的な日本の障害者観に関して、多くのアドバイスを受ける。
 住田の存在感に負けない配役を目指し、介護者タケに、バミューダ★バガボンドのボーカル、堀田直蔵。女子大生介護者、敦子に維新派のとりいまりが決まり、人が人を呼ぶ形で、大阪芸術大学出身者を中心にスタッフが集結。
2000年夏、撮影に突入。冬には、ほぼ全ての撮影は終了するものの、少数のスタッフによる追加撮影と、編集作業がはじまる。
 2002年、ライブドキュメント「ALL CRUSTIES SPENDING LOUD NIGHT 2002」を制作中に、MCRcompanyからシマフィルムを紹介された柴田が、シマフィルムに「おそいひと」の計画についてプレゼン。以後、難航していた作業を、シマフィルムが支援することとなり、2004年、映画として完成する。
 2005年冬に、東京フィルメックスにてプレミア上映される。それ以降、そのセンセーショナルな内容のため、日本での公開が難航する。海外の映画祭での高い評価が噂となり、2007年12月、ついに日本での劇場公開が決定した。



出演:とりいまり、堀田直蔵、白井純子、福永年久、有田アリコ
製作:志摩敏樹
原案:仲悟志
撮影:高倉雅昭、竹内敦
録音:森野順
編集:市川恵太、鈴木啓介、熊切和嘉、柴田剛
音響効果:宇野隆史
音楽:world's end girlfriend、バミューダ★バガボンド

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2008年04月26日 01:24

     この作品を観たのは2年前のCO2上映展でした。障害者を扱った内容というのでよくあるドキュメンタリーのような柔らかい内容だろうとタカをくくっていたのですが、全くその逆、過激でヴァイオレントでナンセンスと言ってもいいようなシーンもあるのですが、とにかく圧倒されました。
     主人公住田雅清は四肢不自由ゆえ電動車椅子の生活、聞くことはできても話すことができないため小さなキーボードを押し電子音で意思を伝えます。そんな住田の住む家に介護実習のため、女子大生たちがボランティア研修に来るというところからストーリーは始まります。そのうちの一人に、住田は恋心を抱くのですが…。
     自由の利かない体に閉じ込められるという抗えない運命、言葉にするとしっくり来ないんですが、押し黙らせれている者、被抑圧者が抱く怒りが、「健常者」「障害者」なんて区別やその他諸々全てを突き抜けて、胸にズドンと届きました。
     エンディング曲はworld's end girlfriendという有名な現代音楽のユニットから提供を受けています。緊張がクライマックスに達し、観客にも登場人物にもことの全てが明らかになった後に流れる『singing under the rainbow 』は印象的な電子音が終始続くのですが、赤ちゃんの無邪気な笑い声か、切実に母乳を求める泣き声か、住田の心の中の絶叫か、はたまた人間は上の口から食べて下の口から出す無機的なチューブに過ぎないというメタファーなのか判然としません。住田の孤独と絶望とだけが強く心に残ります。
     私事で恐縮ですが、この作品を観て映画をやろうと決意しました。是非皆さんご覧になってください。
  • [2] mixiユーザー

    2008年04月26日 01:48

    初日、二日目(26,27日)舞台挨拶が、 5月6日には芥川賞作家モブ・ノリオさんも招いてのトークセッションがあります。

    モブさん、劇中の
    女子大生:「住田さん、普通に生まれたかったよね?」
    住田:「コ・ロ・ス・ゾ」(電子音で)
    のやり取りに心が震えたとか…。

    よかったらこちらも是非いらしてください、

    <舞台挨拶>
    ●4/26(土)
    志摩俊樹(プロデューサー)×柴田剛(監督)舞台挨拶&Q&A(上映後)

    ●4/27(日)
    住田雅清(主演)×柴田剛(監督)舞台挨拶&Q&A(上映後)

    おそいひとの灰色の自由と虹色の死刑を見届ける会
    Dear late bloomer ; monochrome freedom and DEATH under the rainbow
    〜『おそいひと』上映&トークセッション〜
    ●日時
    5月6日(火・祝)
    13:00開場 13:30スタート ※上映の後、トーク
    ●会場
    「大楽 新僑飯店 大ホール」サンポードシティ4F
    ※第七藝術劇場と同じビル

    ●トーク出席者
    住田雅清(主演)
    福永年久(出演・阪神障害者解放センター 代表)
    堀田直蔵(出演・バミューダ☆バガボンド vo.)
    柴田剛(「おそいひと」監督)
    モブ・ノリオ(ゲスト・作家)

    ●司会
    田中誠一(「おそいひと」関西宣伝)
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  • 2008年04月26日 (土) 4/26〜5/2 20:40 〜 22:10  5/3〜5/9 21:00 〜 22:30
  • 大阪府 十三 第七藝術劇場
  • 2008年04月26日 (土) 締切
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参加者
1人