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開催終了緊急!!「日本東洋医学系物理療法学会」学術大会は中止となりました

詳細

2011年03月14日 08:02 更新

タイトル編集させていただきます。
19,20両日につくば国際会議場にて開催予定でした学術大会は東日本大震災の甚大な被害の状況を鑑み、開催を中止とすることになりました。

地震による被災者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
登録会員・参加申込一般の皆様への正式文書は追ってご報告申し上げます。

コメント(10)

  • [1] mixiユーザー

    2011年02月27日 09:26

    こんにちは。学会における一般口演の抄録をアップすることに致しました。
    学術研究の参考に御覧下さい。
    尚、学会の公式ホームページが開設されております。
    お申し込みは以下をご参照下さい。

    http://jsop.info


    過去に対側の顔面神経麻痺に罹患している早期顔面神経麻痺患者の一症例

    ○ 東條 正典1 緒方 昭広1 木村 里美2
    1) 筑波技術大学
    2) 筑波技術大学保健科学部付属東西医学統合医療センター

    【目的】
    現在、顔面神経麻痺の経過や予後を判断するのにElectroneurography(ENoG)や麻痺スコア(40点法)がよく利用されている。これらの検査は健側との比較で評価されるが、健側も過去に顔面神経麻痺に罹患していた場合の報告は少ない。今回その症例を経験できたので報告する。
    【症例】
    70歳男性。X年9月、朝食中に違和感を感じて鏡を見たところ左の顔が弛んでいるのを確認。12年前にも反対側の顔面神経麻痺に罹患しており、その際鍼治療でよくなったので、翌日来院。医師により左顔面神経麻痺と診断され、鍼治療へ。
    初診時における40点法での評価は6点。治療はセイリン製 寸3−1番鍼[No.1(0.16)×40mm]にて、攅竹、四白、太陽、禾髎、上関、下関、地倉、翳風、頭維に10分間の置鍼術および表情筋に対する伸張マッサージ、頸肩背部に対するあん摩術を行った。
    【結果】
    週1回、合計6回の治療で、40点法は6点→20点と回復傾向が見られた。またENoG値は、発症8日目は鼻唇溝66.5%、6週目は39.5%であった。
    【考察】
    顔面神経麻痺の予後不良の判断基準に、発症後7〜10日後のENoG値が10%以下、あるいは発症3週間後のENoG値が10%以下または40点法で8点以下という基準がある。本症例の場合、8日目時点でWaller変性が刺激点まで到達していなかったため、ENoG値が下がりきらなかった可能性が考えられるが、いずれにせよ一見予後不良例ではなさそうである。しかし、対側も過去に顔面神経麻痺に罹患していたためENoG値には疑問が残る。この場合、ENoG値のみで判断するのではなく、健側(過去罹患側)の筋力がどの程度回復しているのかを筋電図や病的協働運動の有無などから判断する必要がある。
    【結語】
    健側に顔面神経麻痺罹患歴がある場合、評価や予後判定におけるENoG値や40点法には注意が必要である。

    キーワード:顔面神経麻痺 ENoG 40点法
  • [2] mixiユーザー

    2011年02月27日 09:27

    こんにちは。学会における一般口演の抄録をアップすることに致しました。
    学術研究の参考に御覧下さい。
    尚、学会の公式ホームページが開設されております。
    お申し込みは以下をご参照下さい。

    http://jsop.info


    尿失禁患者の鍼灸治療の1症例

    ○ 池藤 仁美1 坂口 俊二1
    1) 関西医療大学 保健医療学部 鍼灸学科

    【はじめに】
    尿失禁が鍼灸治療とセルフケアで奏効した症例を報告する。
    【症 例】
    57歳女性 〔職 業〕保育士 〔主 訴〕尿失禁
    〔現病歴〕10年以上前から尿失禁。X-1年5月、婦人科にて過活動膀胱に対する服薬および女性ホルモン含有の貼り薬を使用したが、著変なく本学附属鍼灸治療に来所した。
    〔既往歴〕膀胱炎(約30年前と約10年以前に2回)に罹患
    X-11年 膣のカビの除去(膣洗浄?)
    〔主観的所見〕仕事などで長時間トイレに行けないと制御できず尿漏用ナプキンでも制御しきれない状態になる。失禁の自覚は有る時と無い時がある。
    〔客観的所見〕腹診は、腹部軟弱、小腹不仁。足背動脈・後脛骨動脈の拍動有り(左右差なし)。下肢の神経学的所見なし。両下肢にやや浮腫あり。
    【鍼灸治療】
    左右横骨(KI11)、三陰交(SP6)、陰陵泉(SP9)置鍼。次髎(BL32)−坐骨点(Ex)に1Hz15分の低周波鍼通電を週1回の頻度で実施。生活上の指導として、骨盤底筋群の運動療法と仙骨部の温熱セルフケアとしてカイロの貼付を指導した。
    【結果】
    最初10回で尿漏れの減少により、仕事中でもナプキンで制御できるようになったが、その後、平衡状態が続いていた。骨盤底筋群の運動療法は継続できず、仙骨部のカイロも低温火傷を起こしかけたので中止した。
    20回目以降、下腹部および仙骨部に灸治療を追加したが、変化なし。X年から治療を2週に1回にしたが、悪化はなかった。
    30回目以降、骨盤底筋群の筋力強化も考え、下腹部および臀部に干渉波通電を行った。これにより治療後1〜2日はより軽減する傾向がみられた。
    X年10月より、足部の冷えを強く自覚したため、足部の棒灸とセルフケアとして足底用のカイロ貼付を指導したところ、効果が安定した。
    【考察及び結語】
    本症例では、継続的な鍼灸治療にセルフケアなどが相乗的に効果をもたらしたと考える。

    キーワード:鍼灸治療 尿失禁
  • [3] mixiユーザー

    2011年02月27日 09:28

    こんにちは。学会における一般口演の抄録をアップすることに致しました。
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    尚、学会の公式ホームページが開設されております。
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    浅背筋への低周波鍼通電刺激が中高齢者の指椎間距離に与える影響

    ○ 福島 正也1,2 宮本 俊和1 吉川 惠士1 渡部 厚一2
    1) 筑波大学大学院 人間総合科学研究科
    2) 筑波大学 理療科教員養成施設
    【緒言】
    柔軟性は加齢に伴い低下することが知られている。上肢運動に深く関与する肩にも加齢に伴う柔軟性低下がみられ,基本的日常生活活動の低下等に影響することが報告されている。本研究は,上肢帯の運動に関与する浅背筋への低周波鍼通電刺激が,中高齢者の上肢運動の柔軟性に与える影響を指椎間距離により検討した。
    【方法】
    上肢の運動障害を有さない中高齢女性9 名(18 肩)を対象とし,鍼刺激と無刺激の前後での左右の指椎間距離(結髪・結帯動作)を計測した。
    鍼刺激は,伏臥位で,左右の僧帽筋上部線維,肩甲挙筋,大菱形筋への低周波鍼通電を同時に行った。刺鍼等の施術準備時間は5 分,通電時間は15 分,通電周波数は1Hz,通電強度は筋収縮が生じ,被験者が苦痛を感じない強度とした。
    無刺激は,20 分間の安静伏臥とした。解析は,Tukey’s HSD法による多重比較検定(有意水準5%未満)を行った。
    【結果】
     脱落した1 名を除いた8名(16 肩)を解析の対象とした。結果は全て平均値±標準偏差で表記した。対象者の年齢は70.8±5.8歳だった。
    鍼刺激前値は,結髪動作45.0±21.5mm,結帯動作131.4±35.7mm,鍼刺激後値は,結髪動作52.3±21.2mm,結帯動作119.6±36.6mmだった。無刺激前値は,結髪動作48.8±23.6mm,結帯動作131.3±36.2mm ,無刺激後値は,結髪動作48.1±22.9mm,結帯動作129.9±36.1mm だった。
    鍼刺激前値と比べ,鍼刺激後値の結髪動作(P=.033),結帯動作(P=.009)で有意な改善がみられた。無刺激後値と比べ,鍼刺激後値の結帯動作(P=.029)で有意な改善がみられた。他の計測値間に有意差はみられなかった。
    【考察】
     浅背筋への低周波鍼通電刺激は,中高齢者の指椎間距離を改善し,上肢運動の柔軟性を向上させる可能性が示唆された。


    キーワード:鍼療法 指椎間距離 柔軟性
  • [4] mixiユーザー

    2011年02月27日 09:28

    こんにちは。学会における一般口演の抄録をアップすることに致しました。
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    椎間関節性腰痛者に対する椎間関節部刺鍼の治療効果について

    ○ 花香 征貴1 徳竹 忠司1
    1) 筑波大学理療科教員養成施設

    【目的】
     頚・肩上部の肩こりに対する低周波鍼通電療法の持続効果を、肩こりの自覚的所見と、他覚的所見を指標に検討した。
    【方法】
     現在までの研究参加者は、本研究の趣旨を説明し同意が得られた肩こりを有する者5名(男2名、女3名、年齢33.0±7.4歳)であった。介入方法は、長さ50mm、太さ0.2mmディスポーザブルステンレス鍼を用い、刺入部位は左右で肩こりの自覚の強い側の頚部・肩上部の2箇所とし、1箇所は肩上部とした。介入姿位は腹臥位、刺入深度は筋内に達する深さとし、1Hz、15分間の低周波鍼通電療法を行った。
    測定項目は、左右の肩こりの自覚的な程度(Visual Analog Scale)、組織の弾性(肩井、肩外兪穴相当部位)、側屈時の乳様突起-肩峰間距離と側屈時痛の程度、圧痛の程度(風池、肩井、肩外兪穴相当部位)とした。測定は、治療7日前、治療直前、治療直後、治療終了7日後に行った。なお、自覚的な肩こりの程度は治療7日前、治療直前、治療直後、治療後就寝前から治療終了7日後に行い、治療後就寝前から治療終了6日後まではVAS用紙に自己記入を依頼した。
    【結果及び考察】
     現在までに測定が終了している5名の介入側の各測定項目の測定値を全て平均±標準偏差で、治療7日前、治療直前、治療直後、治療7日後の順で記載する。肩こりの自覚的な程度(mm)は55.6±15.8、47.8±21.5、32.8±31.7、45.2±31.7であり治療直後に肩こりの自覚的な程度が減少した。組織の弾性は、肩井穴相当部位では、51.0±5.3、50.0±3.7、49.6±4.7、50.4±1.3。肩外兪穴相当部位では、56.0±7.0、56.6±5.5、51.0±6.7、53.2±5.5。側屈時の乳様突起-肩峰間距離(mm)は、4.4±0.7、4.3±1.1、 4.6±1.5、4.3±1.0。側屈時痛の程度(mm)は28.4±30.0、32.2±19.8、29.6±27.5、41±19.8。圧痛の程度(mm)は、風池穴相当部位では、58.6±30.1、64.6±33.0、63.4±35.3、58.0±29.6。肩井穴相当部位は、73.6±15.7、65.2±23.9、 67.0±25.3、72.6±20.5。肩外兪相当部位は、65.0±31.6、58.6±30.5、48.4±34.5、55.6±30.4であった。今後症例数を増やし検討する。

    キーワード: 椎間関節性腰痛 椎間関節部刺鍼 愁訴の再現
  • [5] mixiユーザー

    2011年02月27日 09:30

    こんにちは。学会における一般口演の抄録をアップすることに致しました。
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    頚・肩上部の肩こりに対する低周波鍼通電療法の効果

    ○ 林 健太朗1 吉川 惠士1 徳竹 忠司1 宮本 俊和1
    1) 筑波大学理療科教員養成施設

    【目的】
     頚・肩上部の肩こりに対する低周波鍼通電療法の持続効果を、肩こりの自覚的所見と、他覚的所見を指標に検討した。
    【方法】
     現在までの研究参加者は、本研究の趣旨を説明し同意が得られた肩こりを有する者5名(男2名、女3名、年齢33.0±7.4歳)であった。介入方法は、長さ50mm、太さ0.2mmディスポーザブルステンレス鍼を用い、刺入部位は左右で肩こりの自覚の強い側の頚部・肩上部の2箇所とし、1箇所は肩上部とした。介入姿位は腹臥位、刺入深度は筋内に達する深さとし、1Hz、15分間の低周波鍼通電療法を行った。
    測定項目は、左右の肩こりの自覚的な程度(Visual Analog Scale)、組織の弾性(肩井、肩外兪穴相当部位)、側屈時の乳様突起-肩峰間距離と側屈時痛の程度、圧痛の程度(風池、肩井、肩外兪穴相当部位)とした。測定は、治療7日前、治療直前、治療直後、治療終了7日後に行った。なお、自覚的な肩こりの程度は治療7日前、治療直前、治療直後、治療後就寝前から治療終了7日後に行い、治療後就寝前から治療終了6日後まではVAS用紙に自己記入を依頼した。
    【結果及び考察】
     現在までに測定が終了している5名の介入側の各測定項目の測定値を全て平均±標準偏差で、治療7日前、治療直前、治療直後、治療7日後の順で記載する。肩こりの自覚的な程度(mm)は55.6±15.8、47.8±21.5、32.8±31.7、45.2±31.7であり治療直後に肩こりの自覚的な程度が減少した。組織の弾性は、肩井穴相当部位では、51.0±5.3、50.0±3.7、49.6±4.7、50.4±1.3。肩外兪穴相当部位では、56.0±7.0、56.6±5.5、51.0±6.7、53.2±5.5。側屈時の乳様突起-肩峰間距離(mm)は、4.4±0.7、4.3±1.1、 4.6±1.5、4.3±1.0。側屈時痛の程度(mm)は28.4±30.0、32.2±19.8、29.6±27.5、41±19.8。圧痛の程度(mm)は、風池穴相当部位では、58.6±30.1、64.6±33.0、63.4±35.3、58.0±29.6。肩井穴相当部位は、73.6±15.7、65.2±23.9、 67.0±25.3、72.6±20.5。肩外兪相当部位は、65.0±31.6、58.6±30.5、48.4±34.5、55.6±30.4であった。今後症例数を増やし検討する。

    キーワード:肩こり 低周波鍼通電療法 直後効果
  • [6] mixiユーザー

    2011年02月27日 09:30

    こんにちは。学会における一般口演の抄録をアップすることに致しました。
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    正中神経・尺骨神経に対する鍼通電の方法について
    ○ 丸谷 賢司 1 福本 大輔1
    1) 大阪市立視覚特別支援学校
    【緒言】
    臨床において、正中神経・尺骨神経の支配領域に症状をかかえる患者に遭遇するケースがある。それに対し、鍼通電による治療は有効なことは先人たちの研究からも明白なことと考える。しかし、正中神経・尺骨神経それぞれ個々の支配領域に対し、効果的に単独通電することはあまりなされてこなかったのではないかと考える。
    そこで、患者の姿勢を工夫した上で、上腕中間部に刺鍼することにより、比較的簡便に正中・尺骨の各神経支配領域に単独で鍼通電を行うことができたので報告する。
    【方法】
    1. 患者の姿勢・肢位 1)姿勢:腹臥位。2)肢位:肩関節軽度外転・内旋位、肘関節軽度屈曲位(肩関節内旋は、手掌が天井を向く程度)。
    2. 刺鍼点:上腕骨内側上顆と腋窩横紋後端を結ぶ線の中点よりやや前方。
    3. 刺鍼の深度と方向 1)深度:鍼尖が上腕骨に達する程度。2)方向:ベッド面に対し平行で、かつ、上腕骨の長軸に対して直刺。
    4. 不関導子の部位:棘上窩(棘上筋または僧帽筋上部線維)。5. 刺激強度:各神経の支配筋が軽く収縮し、触察により収縮を確認できる程度。
    【各神経の支配筋と皮膚支配領域】
    1. 正中神経 1)支配筋:円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋、深指屈筋の橈側半分、長母指屈筋、方形回内筋、短母指外転筋、母指対立筋、短母指屈筋の浅頭、第1・第2虫様筋。2) 皮膚支配領域:手掌橈側半分、母指・示指・中指・薬指橈側半分の掌側。手背橈側半分、母指・示指・中指の橈側半分の背側。
    2. 尺骨神経 1)支配筋:尺側手根屈筋、深指屈筋の尺側半分、短母指屈筋の深頭、母指内転筋、小指外転筋、短小指屈筋、短掌筋、小指対立筋、第3・第4虫様筋、掌側骨間筋、背側骨間筋。2)皮膚支配領域:手掌尺側半分、小指・薬指尺側半分の掌側。手背尺側半分、小指・薬指・中指尺側半分の背側。
    【今後の課題】
    1. 単一神経に対する刺激をより簡便に行う方法を考慮する。
     2. 橈骨神経をはじめとする他の神経への単一鍼通電の方法を検討する。

    キーワード :正中神経 尺骨神経 鍼通電
  • [7] mixiユーザー

    2011年03月03日 07:43

    こんにちは。一般口演の抄録の続きです。
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    当日扱いとなりますが一般の方の参加もお待ちいたしております。

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    肩甲上神経及び肩甲下神経の刺鍼点に関する研究

    ○ 柳田 律子1 浦野 絵里子1 山崎 紘照1 �崋� 仁見1 坂本 裕和2 藤井 亮輔2
    1) 筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合医療センター
    2) 筑波技術大学保健科学部保健学科鍼灸学専攻

    【緒【目的】 肩関節の愁訴に対する鍼治療において、肩甲上神経及び肩甲下神経への刺激は臨床上有用と考えられる。今回、肩甲上神経本幹及び肩甲下神経本幹の刺鍼点を検討したので、報告する。
    【方法】 〔対象〕当センター鍼灸部門に所属する研修生で、インフォームドコンセントを行い、文書による同意の得られた6名とした(男性3名、女性3名/平均年齢41.2±16.2才/BMI 21.8±2.7)。〔方法〕当センター施術所にて、施術者、測定・評価者、機器操作者、記録者の4名を固定して行った。60mm・20号鍼を使用し、被験者背臥位にて鎖骨胸筋三角部(烏口突起内直側)の最陥凹部に50mm刺入し、鍼通電を行った(不感電極は風池穴(肩甲上・下神経の非支配領域))。刺鍼点は、東京医科歯科大学解剖学実習体の剖出所見に基づき選定した。〔評価・判定方法〕肩関節0°・肘関節90°屈曲位とし、通電時に肩関節の内旋動作が起きた場合は肩甲下筋・大円筋(肩甲下神経の支配筋)の収縮が起きたものと判定し、外旋動作が起きた場合は棘上筋・棘下筋(肩甲上神経の支配筋)の収縮が起きたものと判定した。
    【結果】 12例中、肩関節の外旋動作が起きたものが6例、内旋動作が起きたものが4例、肘関節の屈曲動作が起きたものが1例、反応がなかったものが1例であった。また、臨界深度(当該の筋収縮が消失する深さ)は肩関節外旋動作では43.8±3.3mm、内旋動作では36.3±14.4mmであった。
    【考察】 解剖所見によると、肩甲上神経は腕神経叢の上神経幹から分岐し、肩甲上切痕に向かって走行している。今回の刺鍼はその走行過程において刺激されたと考えられる。肩甲下神経については、明らかな解剖所見が得られていないため、今後検討が必要と考えている。
    【結語】 上記の刺鍼部位が肩甲上神経及び肩甲下神経を高い確率で刺激できる刺鍼点である可能性が示唆された。


    キーワード:肩甲上神経 肩甲下神経 刺鍼点
  • [8] mixiユーザー

    2011年03月03日 07:44

    こんにちは。一般口演の抄録の続きです。
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    水泳競技者に行われたスポーツマッサージ施術の客観的評価
    身体各部の施術最大面圧チャート作成の試み

    ○ 長谷川 尚哉1
    1) 大磯治療院

    【目的】
    手指圧解析ソフト(MRS)によりアスリートに行われるスポーツマッサージの施術面圧の客観化を試みる。
    【方法】
    演者施術所に10年通院し、平成16年以降2回の日本新記録更新歴のある水泳選手O (24才 ♂ 自由形、バタフライ)に対して通常の施術面圧を再現しながらMRS(massage score reader™ system)を用いて全身施術の施術面圧データを取得した。その結果を被術対象筋ごとに集計し考察を行った。対象皮膚面への接触面積などの違いを考慮し、母指を用いたクロスファイバーストローク(CFS)施術データを比較し、身体各部の施術最大面圧チャートを作成する。
    【結果】
    選手への施術面圧の最大値面圧の分布を比較したところ、最大値を記録したのは腹臥位腰部起立筋部における247.42kPa、最小値は腹臥位腓腹筋における56.58kPAとなった。その他体幹の筋群に強刺激部位が集まり、次いで上肢帯筋、下肢帯筋、前脛骨筋など施術面圧は幅広く分布した。
    【考察】
    以上の結果から、自由形、バタフライのトップアスリートが求めた施術手力度は体幹、上肢帯、下肢帯に強刺激が集中し、上肢の筋群は比較的緩い刺激で満足感を得ていたことが明らかとなった。
    施術者が「強もみ」「弱もみ」などと評する主観的施術強度は施術の全体像を現しているのか、特定の筋への施術強度を現しているのか未だ不明点は多い。しかしながらより綿密な施術を行うためにMRSを用い、客観的評価を行うことは施術の全体像を理解する上で有用であると考えられた。
    【結論】
    MRSを用いた施術面圧データを基に作成した身体各部の施術最大面圧チャートは被術者への刺激強度を客観的に表示し、施術者はチャートを参考にすることで施術面圧をコントロールして被術者への施術の質を向上できる。

    キーワード:スポーツマッサージ 面圧評価 MRS
  • [9] mixiユーザー

    2011年03月03日 07:45

    こんにちは。一般口演の抄録の続きです。
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    電気探索法による奇経診断システムの開発に関する研究(第2報)

    ○ 能澤 義和1
    1) 和歌山県立和歌山盲学校

    【はじめに】
     奇経療法における診断法の客観化を目指し、山本常雄式電気診断法(Y式診断法)を検証すると共に、より精度の高い電気探索診断法の確立をめざした。今回は、前回の第1報に引き続き、更に何らかの症状を有する症例10例を被検者として実験を行い、充分とは言えないものの一定の結果を得たのでそれを以下に記す。
    【方 法】
    ①被検者10例を対象に、故山本常雄氏考案の山本常雄式電気探索法(Y式診断法)を適用し、各々左右12原穴の皮膚電気抵抗を測定、電気探索による奇経診断を行った。 ②同時に、従来から行われている、八総穴主治症に基づく問診及び圧痛、奇経脈診、奇経腹診を総合した診察による奇経病証診断を行った。③上記2者の判定結果を比較し、一致する度合を検討した。④併せて、八総穴の電気探索も行い、八総穴との関係や、良導絡判定との関係についても検討し参考とした。
    【結 果】
    ①Y式診断では、督脈及び任脈の証判定が最も多く、同時にみられたのは10例中6例あった。うち、陰�殻�及び陰維脈との組み合わせが多く、いずれも3例ずつみられた。出現率では督脈、任脈、それぞれ70%であった。②病証診断では、特徴的な出現の仕方はみられなかったが、最も多かったのは督脈(60%)と陽維脈(70%)であった。③Y式診断と病証診断の一致率では、最も一致したのが衝脈で100%であったが、一致数が少なく1例であった。半数近い数で一致したのは、督脈と陽維脈で、それぞれ76.9%と54.5%であった。全体的平均値では35.3%の一致率であった。④八総穴との関係では、病証と一致したのが5例、電気探索と一致したのが3例であった。良導絡との関係においては明確な特徴はみられなかった。
    【結 語】
    奇経診断において、電気探索法による診断と病証診断との間では一致する率が35.3%と比較的低く、両者の間に有意な一致した関係はみられなかった。
    【おわりに】
     今回、前回の第1報に引き続いて奇経診断を客観的且つ簡便に行う方法として、故山本常雄式電気探索法を追試検証しようと試みたが、残念ながら今回も思うような結果は得られなかった。これは、前提とした理論が間違っていた訳ではなく、むしろ、その方法や仕法に問題があったのではないかと思う。また、症例となった10例の患者さんにおいても、いずれも症状が軽く典型的な症例としてのデータが出なかった点も問題点として挙げられる。ただ、今回の研究を通して、病証診断では、電気診断の仕方や124項目に渡る多数の調査結果をPCを活用することで簡便に行える方法を開発できたのは大きな成果であった。今後、更なる 研究を進め、臨床に役立つ有効な診断システムの開発を進めていきたい。
  • [10] mixiユーザー

    2011年03月03日 07:46

    こんにちは。一般口演の抄録の続きです。
    学術研究の参考に御覧下さい。
    尚、学会の公式ホームページが開設されております。
    お申し込みは以下をご参照下さい。
    当日扱いとなりますが一般の方の参加もお待ちいたしております。

    http://jsop.info

    手技基礎実技における効果的な学習指導法の検討
    ―手指圧および動作解析による検証―

    ○ 東條正典1 長谷川尚哉2 藤井亮輔1 緒方昭広1 殿山希1
    1) 筑波技術大学  2) 大磯治療院

    【目的】
    手指圧解析ソフト(マッサージスコア・リーダー・システム:MRS)を手技基礎実技指導に導入することによる学習効果を検証する。
    【方法】
    母指圧迫法の構成要素を「母指頭面圧」「加圧速度」「圧保持時間」「減圧速度」及び「刺激間隔時間」に分解し、MRSとビデオ映像を用いて、熟練者(教員)と未熟練者(初学者)の手技の特徴を比較する。次に、熟練者の「模範施術」の再生合成音を聞きながら、未熟練者が5分間の模倣練習を行い、その前後で各要素のデータと動作の変化を考察する。なお、未熟練者は、本学鍼灸学専攻1年次に所属する学生の内、協力を得られた5名とした。
    【結果】
    熟練者と未熟練者の母指圧迫の特徴を比較すると、熟練者の母指圧データは加圧速度、減圧速度が緩やかな放物線状の曲線を描き、左右の面圧差が小さくリズムが一定し身体重心移動が大きかった。これに対し未熟練者の施術は、身体重心移動が小さく、リズムにバラツキがあり、動きが硬いという特徴を示した。
    一方、熟練者による「模範施術」の再生合成音を聞きながら行った5分間の模倣練習後の結果では、①平均最大面圧値、②刺激時間(加圧から減圧までの時間)、③刺激間隔時間が模範施術に近づく傾向を示し、とくに被験者1では、模倣練習後の重心移動距離が大きく増加し、面圧曲線は熟練者のそれに似た放物線様の形状となった。
    【考察】
    以上の結果から、MRSを手技基礎実技の学習に応用することは、自己の手技をより客観的に評価することが可能であり、また、模範施術の再生合成音を聞きながら行う学習法は、視覚障害学生でも短時間の学習で加圧速度、圧保持時間、減圧速度、刺激間隔時間及び重心移動距離に有効な変化を及ぼす可能性が示唆された。
    【結論】
    MRSを用いた学習は、手技基礎実技における母指圧迫法の技術力向上に有用である。


    キーワード:手技基礎実技 学習指導法 手指圧解析
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