企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)がデザインという観点からも十分に考慮されなければならない時代になってきました。より安全で質の高い製品やサービスの提供だけでなく、低い環境負荷や真摯な消費者対応もCSR活動として認識されるようになっています。必然的に、デザインのCSRにおける役割は重要となりつつあります。企業が最低限のコンプライアンス(法令遵守)を果たすだけでなく、より高度に企業の社会的責任が求められる時、「よいデザイン」は企業の戦略としてどのように位置づけられなければならないかという点について、展望していきます。