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開催終了講座『書物』 01 禁書と焚書と表現の自由 ―読者の現在

詳細

2010年06月20日 18:14 更新

学問所主催 mors Bibliographia

「国民読書年」連続公開講座『書物』
書籍の未来を考える、活字文化は滅ぶのか

01 禁書と焚書と表現の自由 ―読者の現在

日 :2010年6月29日(火)

場所:馬場町会館(浅間通り裏・二瀬川神社内)

時 :19時〜21時

会費:1000円(1ドリンク付き)

かつて図書館に対する市民からの「悪書」廃棄要求と闘った佐久間美紀子さん(図書館を良くする会)を講師に招き、現在進行している「非実在青少年規制問題」や、GHQの要請によって戦前書籍が大量に焚書された問題など、読書の自由を押さえ込むさまざまな「禁書」について考えます。

参考 http://www.geocities.jp/yokusurukais/aicel.html

───────────────────────────────── 今後の予定
02 アナーキー・イン・ザ・古書 ―古書店の現在 7月
03 四夜連続 納涼怪談演講(演劇+講義) 8月
  03−1 静岡の幽霊 8月13日 蒲菖亭
  03−2 江戸の怪談 8月14日 小二田誠二
  03−3 ホラー・ジャパネスク 8月15日 一柳廣孝
  03−4 心霊術の夜明け 8月16日 吉永進一
04 図書館戦争 ―図書館の現在 9月
05 出版インディペンデント ―地方出版社の現在 10月
06 地下文化 1980〜2010 ―サブカルチャーの現在 11月
  06−1 サブカル地獄巡り 鶴岡法斎
  06−2 アヴァンポップの証言者 羽田明子+鷹匠訓子(KONORI)
07 エドが残していったもの ―葵文庫の貴重書 12月
08 真実などない、あるのは編集だけだ ―編集者の現在 1月
09 こどもたちの未来 ―児童書の現在 2月
10 エピローグ ニューメディアは電子書籍の夢を見るか? 3月

問い合わせ:090−3455−6807(学問所・鈴木)

─────────────────────────────────
町から書店が消え、印刷屋が消えてゆきます。
発行される書籍の数は年々増えているのに出版不況の出口は見えません。
村上春樹の『1Q84』が爆発的に売れていながら、小説は売れないと言われています。

焚書という言葉をご存知ですか?
占領下の日本で、GHQは「反民主的」と断定した書物を廃棄する命令を出しました。全国の図書館は、江戸時代からの貴重な書物を含む蔵書を大量に処分しました。

非実在青少年規制問題をご存知ですか?マンガやアニメやゲームに登場する架空の未成年者を、「性描写」から保護しようという条例が、東京都から提出されています。マンガの主人公たちの人権も守られるべきだと思いますか?

駿河版をご存知ですか?
日本の金属活字印刷は、江戸時代初期に静岡で始まりました。

電子の記録媒体の耐用年数がどのくらいかご存知ですか?
和紙と墨による記録媒体は、千年の歳月を越えて利用可能です。

いま、書物の世界は激しく揺れ動いています。
まもなく紙の書物が役割を終え、電子書籍の時代がやってきます。
それは今年、2010年かも知れません。
わたしたちにとって、人間にとって、紙とインクで作られた「書物」とは何だったのでしょうか。
公開講座『書物』は、「書物」の全てを語り尽くそうという「場」です。
ただ紙媒体を回顧するだけではありません。
書物の未来形である電子書籍について考え、書店と古書店を考え、図書館を考え、出版を考え、表現の自由を考え、さらには無文字文化における「文字のない書物=口承・口伝」にまで言及します。

講師には斯界の大家から在野の俊英、老若男女、有名無名が次々と登場します。学ぶ会ではなく、語り考える「場」です。参加者の発言が書物の未来を変えてゆくでしょう。

書物を愛し、物語を愛し、精神の自由を愛するみなさんの参加をお待ちしています。 

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  • 2010年06月29日 (火)
  • 静岡県 静岡市 浅間通り
  • 2010年06月29日 (火) 締切
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参加者
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