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開催終了ベルリンの日本人-1930年代、貴志康一とその周辺

詳細

2009年10月16日 12:34 更新

貴志康一生誕100年を記念するシンポジウムが開催されるので告知します。

以下、東京大学比較文化研究室の公式ページより。

1937年に28才の若さで世を去った音楽家、貴志康一。その短い人生の間に、彼は若者らしい好奇心をむき出しにして、西洋音楽や映画の世界に飛び込んだ。

関西の大富豪の家に生まれ育った貴志は、他の多くの日本人留学生のようにベルリンに留学し、日本人として初めてヴァイオリンの銘器ストラディヴァリウスを所有し、ヴァイオリンの研鑽に励んだ。ナチズムが台頭してきた1930年代には、彼の興味は楽器演奏のみならず、作曲や指揮、映画出演と製作へと広がっていく。そして遂にはベルリンフィルに指揮者としてデビューし、独ウーファー社による日本紹介のための文化映画も製作した。

彼の幅広い活動の記録から、私たちは何を読み取り、何を学ぶことができるのか。貴志の生誕100周年に当たる今年、東京大学比較文学比較文化研究室および表象文化論研究室所属の若手研究者有志によって、音楽、思想、映画、教育など、さまざまな観点から貴志の足跡の調査が行われた。今回のシンポジウムではその成果の発表を通じて、日本音楽・映画史に貴志を正確に位置づけることを試みる。また一音楽家の研究が、歴史研究としての価値をもなすことを提示したい。

日時・場所 :
○生誕100周年コンサート
日時:2009年11月6日(金)18:00〜21:00
(18時からプレトーク、コンサート開演は19時)
場所:東京大学教養学部駒場キャンパス
駒場コミュニケーション・プラザ 北館2階 音楽実習室

○シンポジウム
日時:2009年11月7日(土)10:00〜18:00
場所:東京大学教養学部駒場キャンパス
18号館ホール

プログラム :
東京大学大学院所属の大学院生については、所属先として研究室名のみを記載する。

○生誕100周年コンサート(11/6)
貴志康一の歌曲とヴァイオリン作品に加えて、貴志と交流のあった音楽家たちの作品も取り上げる。貴志同様にベルリンに留学した作曲家・指揮者の山田耕筰、ベルリン時代に交流のあったP. ヒンデミット、貴志の作曲の師で今回が日本初演となるE. モリッツらの作品を演奏する。
出演:
 蔵野蘭子(ソプラノ、二期会)
 梶野絵奈(ヴァイオリン、比較文学比較文化博士課程)
 子安ゆかり(ピアノ、表象文化論博士課程)

○シンポジウム(11/7)
学生発表
発表者:
 伊藤由紀(比較文学比較文化博士課程)
 岡野宏(比較文学比較文化修士課程)
 白井史人(表象文化論博士課程)
 堀内彩虹(表象文化論修士課程)
 山上揚平(表象文化論博士課程単位取得満期退学)

○映画上映
『春』(1933年、貴志学術映画研究所製作、貴志康一監督)
13分、白黒、トーキー(モノラル)、使用言語=ドイツ語、字幕=日本語
『鏡』(1933年、ウーファ製作、貴志康一監督)
16分、白黒、トーキー(モノラル)、使用言語=ドイツ語、字幕=日本語

○パネルディスカッション
パネリスト:
 片山杜秀(慶應義塾大学)
 竹峰義和 (日本大学)
 中村仁(表象文化論博士課程)  ほか
司会:
 長木誠司(東京大学)

  http://fusehime.c.u-tokyo.ac.jp/symposium/sympo/kishikoichi/index.html

コメント(2)

  • [2] mixiユーザー

    2009年11月04日 01:08

    いよいよ東京大学のシンポジウムも近づいて参りました。
    今回のシンポジウムによって貴志康一研究が新たな次元に進展するのは間違いありません。
    若き学徒たちの研究と情熱が、貴志康一という表現者の魅力をさらに浮かび上がらせることでしょう。また従来知られていなかった新発見も盛りだくさんであることと思います。(実際、盛りだくさんです。)
    一般の方も自由に参加できるそうです、貴志康一のすべてを知りたいという方には、ぜひお薦めです!
mixiユーザー
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  • 2009年11月07日 (土)
  • 東京都 東京大学教養学部駒場キャンパス
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