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開催終了「天の魚」東京大学駒場

詳細

2009年04月20日 14:08 更新

★ ☆ ★ ☆ ★以下転送転載歓迎★ ☆ ★ ☆ ★

現在、わたしたちは東京大学駒場キャンパス内の駒場寮跡地で石牟
礼道子『苦海浄土』原作のお芝居(ひとり芝居「天の魚」)をする準
備を進めています。

『苦海浄土』は、「近代への呪術師」たろうとする石牟礼さん(1927-)
が初期水俣病患者さんの窮状を取材し記した作品です。

石牟礼さんは『苦海浄土』の「あとがき」で、『思想の科学』1962年
9月号に組まれた「特集:日本民主主義の原型」(=田中正造特集)を
「水俣病にかかわる自己との対話のよすがとしている」と述べており
ますが、近現代の民衆の思想史を考え継ぐ上でも大変重要な作品だと
思います。

また、昨年、池澤夏樹が世界文学全集に日本人作家のものを入れるな
らば『苦海浄土』にすると述べたことを覚えておられる方もいらっしゃ
るかもしれません。

「天の魚」は故・砂田明さんが『苦海浄土』に触発され、つくった仮
面劇で、81年には紀伊国屋演劇特別賞を受賞しています。今回は彼の
弟子の川島宏知さんによる「天の魚」を公演します。

今年は『苦海浄土』刊行40年目ですが、40年間を振り返り、何をわた
したちは考え継ごうとしてきたのか、また今後考え継ぐべきことは何
かを考える企画にしたいと考えています。

公演期間は5月13日(水)14日(木)15日(金)で、会場は「駒場小劇場」
の代替施設として現在ある「駒場小空間」という場所を利用します。
入場は無料です(カンパ制)。18時スタートです。

毎日の公演後にはアフタートークとして、初日13日(水)には、加藤
登紀子さん(歌手)と最首悟さん(元東京大学教養学部助手)が「『苦
海浄土』と東京大学 二つの“1969”」というテーマで、

14日(木)には立岩真也さん(社会学者、立命館大学)と鬼頭秀一さん
(環境倫理学者、東京大学)が「“1969”から考え継ぐ 」というテー
マで、

そして、15日(金)には星埜守之さん(フランス文学、東京大学)と今福
龍太さん(文化人類学)が、「石牟礼道子文学と群島-世界論」をテー
マにして、それぞれ対談されます。

みなさんと共に議論し、考え合える場所をつくれるようにしっかりと準
備いたします。

お時間を見つけて是非ともお越しください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

丹波博紀

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記

ひとり芝居 「天の魚」東京大学駒場キャンパス2009年公演

日程: 2009年5月13日(水)〜15日(金)
時間: 17時30分開場、18時〜20時30分公演
(芝居は1時間20分を予定、休憩10分を挟んでアフター・トークは60分を予定)

*整理券を16時45分から配布
会場: 東京大学駒場キャンパス 駒場小空間(多目的ホール)

スケジュール
(アフタートーク参加者名 / テーマ): 
本公演はどなたでも無料でご覧になれます。
なお、会場にてカンパをお願いする場合があります。

5月13日(水) 17時30分開場、18時開演〜
アフタートーク: 加藤登紀子(歌手)×最首悟(元東京大学教養学部助手)
テーマ:     『苦海浄土』と東京大学 二つの“1969”(仮題)

5月14日(木) 17時30分開場、18時開演〜
アフタートーク:
立岩真也(発題、社会学者)×鬼頭秀一(応答、環境倫理学/科学技術社会論)
テーマ:     “1969”から考え継ぐ

5月15日(金) 17時30分開場、18時開演〜
アフタートーク: 今福龍太(文化人類学者)×星埜守之(仏文学者)
テーマ:     石牟礼道子文学と群島-世界論

企画・運営: 不知火グループ
(事務局は「最首塾 http://www.geocities.jp/saishjuku/」内)
Homepage: http://www.geocities.jp/saishjuku/tennoio_2009/tennoio.html

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