東日本大震災が発生してからはや2年が経過しましたが、災害地はまだまだ復興に向けてもがいています。イースター休暇の期間ではありますが、この日を忘れないためにも、皆様是非お誘い合わせの上、ご来場下さい。

日時 2013年3月30日(土) 18時
会場 ルビンシュタインホール、
スタインウェイハウスミュンヘン
(Landsberger Straße 336, 80687 Muenchen/Laim)
+49 (0) 89 546 797 - 0
入場 無料

プロ グラム

モーツァルト 弦楽三重奏曲 Kv.562 Anh.66 ト長調
シューベルト 弦楽三重奏曲 D 471 変ロ長調
ベートベン 弦楽三重奏曲 Opus 9 No.1 ト長調

後援 Epson Europe Electronics GmbH

トリ オ・マルティオス

(Vn.石田 朋子、Vl.齋藤 麻 衣、Vc.武田芽 衣)


東日 本大震災から2年が経過し、日本、またドイツでそのニュースを見聞きして
同じようにショックを受けた私達が、偶然にもミュンヘンという同じ街でこの日を迎え、地球の反対側からささやかながら音楽家として出来る事はないか、という主旨のもと弦楽トリオを結成いたしました。
弦楽トリオの名前、マルティオスは、ギリシャ語で3月という意味であり、3月11日の震災の追悼の思いを込め、またその思いで団結して音楽をするきっかけになった経緯で名付けられました。

演奏者の簡単なご紹介

ヴァイオリン 石田朋子
1978年東 京生まれ。
4歳よりヴァイオリン を始める。2003年東京芸術大学音楽学部卒業と同時にドイツに留学。フライブルグ音楽大学大 学院にてディプロム取得。
在学中はヴァイオリンをゲルハルト・ボッセ、浦川宜也、ヴォルフガング・マルシュナー、ラティツァ・ ホンダ=ローゼンベルグの各 氏に室内楽をラサール・カルテットに師事。
これまでに国際コンクール受賞歴多数。
2006年のフライブルグ音楽大学大学院卒業と同時に市立フライブルグ歌劇場の第二 ヴァイオリン副主席奏者としてフィルハーモニー・オーケストラ・
フライブルグに入団 後、2011年にバイエルン国立歌劇場付管弦楽団に移り、現在に至る。

ビオラ 齋藤 麻衣
東京都 出身。
2005年東京芸術大学音楽学部、2007年桐 朋学園大学音楽学部研究科 卒 業。
ヴァイオリンを大谷康子、ヴィオラを店村眞積、菅沼準二の各氏に師事。パ リ・コンセルバトワール教授ブルーノ・パスキエ、ジャン・シュレムのマスタークラス受講。
小澤征爾音楽塾・オペラプロジェクト、宮崎国際音楽祭、サイトウキネンフェ スティバル、アフィニス夏の音楽祭などに参加。 2010年〜2012年、 新日本フィルハーモニー交響楽団ウ゛ィオラ奏者契約団員。
2012年11月よ りハリオルフ・シュリヒティヒ教授のもとで研 鑽を積むためミュンヘン音楽大学に留学中。

チェロ 武田芽衣
七 歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、同音楽大学チェロ科首席卒。
これまでに、宮崎国際、小澤征爾音楽塾、PMF等の音楽 祭に出演。
コンチェルトを、桐朋学園オケ、札幌響と共演。
2009年札幌交響楽団入団。副首席奏者として活動。
昨年秋より、JT（日本たば こ）アフィニス文化財団奨学金を授与、奨学研修生として、ミュン ヘン音楽大学副学長ウェン•シン=ヤン氏に 師事、留学中。