実際、トロピカリズモ運動における音楽部門の一翼を担っていた”Os Mutantes”らがビートルズやアメリカのロックバンドの影響の下、サイケデリックロック、ループやサンプリングといったアヴァンギャルドミュージックの基礎、サンバ、ファンク、そしてソウルを混ぜ合わせたラディカルなサウンドを残したように、 「PoPoPhu楽団」のメンバーの音楽的嗜好も、グランジを代表するアメリカのバンド“ニルヴァーナ“やシカゴ・ロック・シーンを牽引するジョン・マッケンタイア(ex:トータス/シー&ケイク)からの影響や、ステファノ・ガンマ(フリーク・ド・ブラジル)によるミックスなどが未だにクラブプレイされる、ブラジルの情熱と解放的な表現を模した「ESPIRITO/CANTO DE ORFEO」のようなR&Bやハウス・ミュージック、ボサノヴァやミナス系MPBなどブラジルを始めとする南国音楽まで、実に幅広い。