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開催終了夜回り先生 水谷 修氏 講演会

詳細

2005年06月07日 06:29 更新

胸腺のリンパ腫で5年と余命告知されて、今年7年目。
中・高校生の非行防止と更生、薬物汚染の拡大防止、自虐行為防止のために、文字通り命を削って夜の繁華街をパトロールしている元教師、水谷修先生の講演会が開催されます。
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夜回り先生 水谷 修氏 講演会
(豊かな教育推進委員会)
6月30日 木曜日(14:00開始〜16:30終了)

問合せ先:社団法人 松本青年会議所
「松本青年会議所」HP
http://www.mcci.or.jp/www/jcmnet/top.htm
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「夜回り先生」サンクチュアリ出版
http://www.sanctuarybooks.jp/mizutani/
「水谷修の春不遠」
http://www.koubunken.co.jp/mizutani/main.html
「MSN-Mainichi INTERACTIVE 水谷修先生の夜回り日記」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kokoro/yomawari/index.html
「夜回り先生」コミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=28718

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2005年06月16日 06:20

    詳細です。

    「若者たちのこころの叫びを聞こう!!今を生きる力を育もう!!」

    水谷修氏 講演会

    日時:2005年6月30日(木)
       開場午後1時00分
       開演午後2時00分

    会場:長野県松本文化会館 大ホール
       (住所:松本市水汲69-2)
       TEL 0263-34-7100

    参加料:無料

    申込み方法

    往復はがきに1人1枚、住所・氏名・連絡先をご記入の上、
    事務局までお送り下さい。
    先着1000名様に返信用はがきをお送り致します。
    返信はがきが当日の入場チケットとなります。
    尚、当日急にいけなくなった場合は、誰かに必ず譲って頂きご来場下さい。

    募集人員 1000名まで

    主催 社団法人松本青年会議所

    送付先事務局 社団法人 松本青年会議所
    〒390-0811 松本市中央1-23-1商工会館3F
          TEL 0263-32-7646 Fax 0263-36-2024
  • [2] mixiユーザー

    2005年07月04日 07:18

    あ、コメント書いて下さった方がいらっしゃったのですが、
    レスが遅くなり、大変申し訳ございませんでした。m(_ _)m

    講演詳細を、というご希望でしたので、
    長くなりますが記させていただきます。
    -----------------------------------------

    講演内容は、本やwebに書いていらっしゃる事や、
    NHKのドキュメンタリとほぼ同じでした。

    できれば、下記動画をご覧になってからお読みいただければ幸いです。
    雰囲気が伝わって来ますし、重複する部分もあります。
    「毎日インタラクティブ動画ニュース「夜回り先生」熱っぽく語る」
    http://www.mainichi-msn.co.jp/douga/archive/news/2004/08/20040807org00m100008000c.html
    (写真の下をクリックして下さい)

    この頃(2004年)の先生より、白髪が増え、少し痩せている。
    昼夜を問わない活動と、ご病気の影響だ。
    午前中は信州大学付属中学校での講演があった。
    少しお疲れのようだ。

    会場では、メモを取りながら聞いている人もいる。
    さすが、教師の経歴。そして講演を重ねて話が上手い。
    松本独特な言い方にアレンジして会場の笑いを誘う。

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    今迄38の暴力団組織を潰し、200人逮捕に追い込んできた。
    右手を潰され、ようやく開ける状態になってきた。
    そういう成功もあったが、失敗もある。

    関わってきた子供を28人、殺している。
    24人はドラッグ。4名は自殺。4名の母親も自殺した。
    どれも、掛け替えの無い命だ。

    子供は皆、花の種。
    たくさんの優しさと愛で育てると、花が咲く。

    僕は、一度も生徒を怒った事が無い。
    脅した事が無い。

    子供と話す時、職員室には呼ばなかった。
    相手(子供)の話し易い場で話す事が大事だ。

    大人になりたくない子供達が増えている。
    なぜなら、大人が面白くなさそうな顔をしているからだ。

    14年間、夜の街を回った。
    夜の街は、昼間見ると、ベニアにペンキで書かれた汚い街。
    嘘の言葉にあふれた街。
    そこにしか行き場の無い子供達と関わってきた。

    女の子は家に帰し、男の子には「あそこのファミレスに行って
    何でも注文しとけ。」と言って、朝まで付き合った。

    だが、数年前、新しいタイプの子供と出会った。
    普通の格好をした、おとなしい子。
    リストカットを繰り返す子供だった。

    今、リストカッターは100万人とも言われている。

    夜、眠らない子は街へ出る。
    夜、眠れない子はリストカット、OD(オーバードーズ:処方箋薬の乱用)、
    自殺未遂、自殺をする。

    どちらも同じなのだ。
    親に問いかける。
    10日間、夜2時に子供の様子を見て下さい。

    バブル崩壊以降、攻撃的な社会になった。
    子供を責めるのは、教員がバカだからだ。

    教員に、子供を叱った数と褒めた数、どちらが多いか、アンケートを取り、
    叱った数の多い教員を全て辞めさせれば教育が変わる。

    子供は10褒めて、1叱るのがいい。

    僕の本が今、韓国・中国で数万部売れている。なせか?
    「シンナーやっちゃった」
    「いいんだよ」
    「リスカしちゃった」
    「いいんだよ」
    ・・・

    「自殺したい」
    「それだけはダメだ。」

    毎日、叱られ、追い込まれている子供達が
    僕の本で「いいんだよ」と、問いかけられているから。

    ---------------------------------------

    最年少、小学4年のリストカッターが電話してきた。
    「夜回り先生って、ホントにいるんだ。
    両親がパチンコ、競馬。
    お尻に根性焼きされて、汚いんだ。
    風呂にも入れないから、臭いんだ。
    で、いじめられてる。

    リスカすると、すっと楽になって寝られるんだ。
    それもダメになって、紐を用意して、
    ぎゅっとしばって、顔が青くなるまでやって
    ようやく眠れるようになったんだ。
    先生に電話できたから、これから死ぬんだ。」

    「誰か、周りで優しい大人、いない?」
    「一人いる。ばあちゃん校長先生。優しいんだ。」
    「じゃあ、明日学校へ剃刀と紐持って行って、
    校長先生に全て喋れ。それでやれ。いいな。」
    「うん。わかった。」

    と言って電話を切った。
    万が一のために、若い人を学校へ行かせ、電話を待った。

    電話が鳴った。その子だった。
    「先生、痛いんだ。」
    「どうした?」
    「ばあちゃん校長がぼくの臭い頭、ぎゅって抱きしめて痛いんだ。
    涙があったかいんだ。」

    その校長は、その子を守る体勢をしっかり整えてから転校させた。
    そして、自ら責任を取って、校長を辞めた。
    その子を正式に養子縁組した。

    ---------------------------------------

    最近、周りと同じ事をする子が多くなった。
    自分で考える事がなくなった。

    親がやらせない。
    やって、失敗して、学んでいく事ができなくなった。
    親が子供を待てない、という事は、信じていないのと同じなのだ。


    学校で盗難騒ぎがあった。
    「誰が悪いか。」生徒に問いかけた。
    「お前らの人間関係を作れなかった俺が悪いんだ。」
    と言って、ポケットマネーから、5万円を盗まれた子にあげた。
    疑われた子供がいた。家が貧しい子。
    その子が卒業の時、ぼろぼろの1000円札の束を先生に返そうとした。
    バイトで、こつこつとためたお金。
    「知ってたんでしょ、先生。」
    「うん。でも、これは先生からの卒業プレゼントだ。
    何でも好きな物を買いなさい。」と言って受け取らなかった。

    佐世保の事件があった時、卒業アルバムに写真を
    いれるかどうか、関係者一同が迷った。
    結果、子供にゆだねさせた。どちらを選んだ子も、
    罪の意識を背負う事になる。
    水谷はそれが許せない。長崎には講演に行かない事にした。

    今、性が乱れている。
    漫画は男尊女卑の世界に溢れている。

    日本の映画は、セックスに関しては厳しいが、暴力に関しては甘い。
    テレビ番組も暴力に溢れている。
    それを、「どうやって殺す?」などと親子で話し合っていたりする。
    マスコミも、考える必要がある。

    異常犯罪が増えている。

    今、引き篭もりが130万人と言われている。
    もっと多いと思う。

    無理して学校へ行かなくていい、というお達しがでて、引き篭もりが生じた。
    別の学校、サークルなど、居場所を作ってからならいいが、
    行き場所のない子供達は部屋に引き篭もるしかかなった。

    24歳くらいでようやく自分の未来が読めるようになるという。
    だが、引き篭もって人間関係を作る機会がなくなり、
    不安でいっぱいなのだ。

    引き篭もり、不登校の一番の治療者は親。
    親が精神的に安定する事が一番。
    同じ問題を抱えた仲間の話を聞くなどの方法がある。

    ---------------------------------------
    第3次覚せい剤乱用期と言われている。
    暴力団が資金調達の為に、組織的に子供に蔓延させている。
    若者の薬物使用が「面で動く」と言われている。
    「感染症」とも言われている。

    松本でも、某所で取引が行われている。

    そして、まさふみ君の話。
    先生が、ドラッグに対して本格的に取り組み始めた有名な逸話。

    シンナー依存症になっていたまさふみ。
    「先生の家に行けば、シンナー吸えないよな。オレ、何でも手伝うよ。」
    先生の家にいる時は吸えない。そろそろいいかな、と家に帰る。
    2〜3日して、まさふみから電話が入る。
    「またやっちゃったよ。こんなオレ、嫌いだよな。」
    「やっちゃったものはしょうがない。また先生の家に来い。」

    こういう事が続いてしばらく。
    まさふみが一枚の新聞の切れ端を持ってきた。
    「先生じゃ、だめだ。シンナー直せないよ。
    この病院って、日本に3箇所しかない、薬物専門の病院があるんだって。」
    それを聞いて、先生は大きな過ちをおかした。
    「これだけやってるのに、先生じゃダメだって何だ。」と思った。
    嘘をついてまさふみを追い返した。

    「先生、今日、冷てぇぞ。」そう言いながら帰って行った。
    その夜、まさふみは、公園でシンナーを吸い、
    走ってくるトラックのライトがきれいなものに見えたのか、
    掴むように、飛び込んでいった。即死だった。

    母親から、「橋渡しをしてくれる人がいないので、
    先生、お願いします。」と頼まれた。

    コンテナが出てきた瞬間、母親がわっ!と泣き出した。
    灰しか残っていなかった。
    「シンナーが憎い!一度はまさふみを殺し、もう一度、骨まで殺した!」
    シンナーは、神経系から骨まで溶かしてしまう。

    「お母さん、ここに、大腿骨のがあります。
    せめて、これだけでも橋渡ししましょう。」
    と呼びかけ、そぉっと、慎重に持ち上げた。
    でも、10センチも上がらない所で崩れ落ちた。
    お母さんはまた泣き出した。
    僕はお母さんに、むごい事をしてしまった。
    それから全く覚えていない。

    ふと、肩を叩かれて気が付いた。
    80度以上ある、骨を、二人で、素手でかき集めて骨壷に入れていた。
    「これを使って下さい。」職員の方が箒とちりとりをもってきてくれた。
    「お母さん、せめて灰だけでも皆入れましょう。」

    翌日、教師を辞めるつもりで荷物を整理していた。
    その時、まさふみが持って来た新聞の切抜きが目に留まった。
    辞めるのはいつでも出来る。そう思ってその病院を訪ねた。
    院長先生と1時間以上、話をした。そして言われた。
    「水谷先生、あんたが殺したんですよ。
    依存症という病気だ。病気が愛の力で治りますか?」

    それから、僕と薬物の戦いが始まった。

    ---------------------------------------
    アイ、という女の子がいた。
    シンナー3ヶ月、コカイン5回やらされた。
    脳のCTスキャンを撮ってもらったら、
    たったそれだけで、神経系が溶けていた。
    80歳くらいの脳になっていた。

    「私、ぞうきんって言われてるの。」
    数人から集団暴行をうけた。
    お金の為に縁交をさせられた。

    そしてHIV感染した。

    アイは、男達に復讐するために、多くの男と寝た。
    松本にも来た。
    「今日は何人とやってやったんだ。」
    と電話してきた。
    「アイ、それは、縁交をした一人と同じ事をやっているんだぞ。」
    と説得した。

    そして、発病。
    段々やせ衰えていくアイを見る事ができなかった。
    辛くて、病院に行かれなかった。

    お父さんから頼まれた。
    「気持ちはわかるけど、水谷先生が必要なんだ。」
    そう言われて、病室に入っていった。
    何も言えず、泣く事しか出来なかった。

    20Kgにまで痩せて、手を上げる力も残っていないアイ。
    一生懸命、手を動かして、先生の頭を触ってくれた。
    「ありがとう」って言いたかったと思う。

    「先生に頼みがあるの。アイの事、全部の講演で話して欲しい。
    騙され、汚され、HIVで苦しんだ、バカな女の子がいたって事。」

    最期、医師から「モルヒネを使いましょうか。」という相談を受けた。
    両親、先生も、うなづくしかなかった。

    大好きな制服を着せてもらい、きれいに化粧してもらった。
    アイの最期の言葉。
    「お父さん、ありがとう。お母さん、ありがとう。
    お姉ちゃん、ありがとう。先生、ありがとう。」

    ---------------------------------------

    僕は人の人生に立ち入りすぎた。
    人の人生をいじった人は自分の人生をかけなければならない。
    それは、愛と優しさを与えるだけです。

    子供は親を選べない。
    全ての大人の子供です。

    水谷の優しさは、皆が持っているものです。
    優しさをかけてあげて下さい。

    子供達、辛い時には救いを求めなさい。
    一人がダメでも、100人に頼みなさい。


    そして頭を深々と下げた。
    会場は、割れんばかりの拍手に包まれた。

    ---------------------------------------
    読みにくい文章。多分、今まで見聞きしたものや、
    私見も入ってしまったレポート、ご了承お願い致します。

    NHKエンタープライズから、ドキュメンタリ番組が
    ビデオとDVDで発売されています。
    ジャーナリスト・江川紹子さんが聞いていらっしゃいますので
    より、先生の活動内容や方針がわかると思います。

    「夜回り先生・水谷修のメッセージ〜いいもんだよ、生きるって〜」
    DVD
    http://www.nhk-ep.com/view/11016.html
    ビデオ
    http://www.nhk-ep.com/view/11017.html

    長文、お読み下さってありがとうございました。
  • [3] mixiユーザー

    2005年07月13日 02:55

    講演詳細を希望した者です。
    とても丁重に書かれていて驚きました。
    ありがとうございます。
    読んでいて、ちょっと泣きそうになりました。

    まさふみさんや、アイさんの話もしたんですね。
    NHKのドキュメンタリーで見た時も、まさふみさんの橋渡しをした時の話はとても印象的でした。
    そしてアイさん、松本にも来ていたとは驚きでした。

    DVD発売時に渋谷TUTAYAの店頭で流れていて、少し驚きました。足を止めて見る人もけっこういましたよ。
    僕もいずれ買いたいと思います。
mixiユーザー
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  • 2005年06月30日 (木) 木曜日(14:00開始〜16:30終了)
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