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開催終了橋本聡 「gift」 展

詳細

2009年05月09日 00:36 更新

橋本聡 「gift」 展
2009年5月9日(土)〜6月7日(日)
オープニング・パーティー:5月9日(土)18:00〜22:00
※19:00より橋本聡のパフォーマンス

http://ca-mp.blogspot.com/2009/04/exhibition-0509-0607.html

■橋本聡のパフォーマンスを含んだ多くの作品には、負荷が発生する。近作『One dozen』では、展示空間に色とりどりの4m程の長い棒を肩に担いだ本人が、ビデオカメラを持って立っている。会場内には、壁側にいくつかの小さなモニターが点在しているので、来場者は彼を避け、そのモニタの映像を見ようと動く。すると彼は、棒がぶつかるかどうかのギリギリの距離まで背後から近づき、その様子を撮影しはじめる。はじめはそのことに気が付かない来場者も、ビデオカメラの映像が、会場の一角にプロェクションされていることを知り、監視されているかのようなその状況に戸惑いを禁じ得ない。橋本はさらに執拗に追い続け、時間が経ったところで棒で肩を叩き、振り向く来場者に展示の感想を求める。会話の内容は日常的なものにもかかわらず、その奇妙な状況と会話のギャップに、来場者はますます居心地の悪さを感じることになる。
■ここで作家自身が自らに課せた、会期中会場に居続けること、棒を担ぐこと、感想を求めること等々は、一つ一つは特に現実離れしたものではないのだが、それが同時に起こることで、当たり前のことが異様な現実となって立ち現れる。そして、そのルールのようなものは厳密で執拗であるが故に、場に独自の重力を生み出し、見る側にも負荷が突きつけられる。負荷やリスクを背負わなければ、何も見る(得る)ことができないのだ。鑑賞体験としては、いささかハードルが高いかも知れないが、そうして得られる身体感覚や倫理観をゆさぶる体験の中にこそ、私たちの日常からこぼれ落ちてしまった、生々しい生や物との出会いがあるのではないだろうか。それは、いまここに立つ「私」という存在が問われる瞬間なのかもしれない。


会場 : CAMP // Otto Mainzheim Gallery

東京都中央区八丁堀3-11-9-B1

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2009年05月11日 23:19

    橋本聡さんのパフォーマンス、見ましたぞ。

    但し、入り口のドアを舞台としていたので、外から覗き見るという形式になりました。
    中で見学している人の表情と合わせて見るのも、面白い効果となっていました。
mixiユーザー
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  • 2009年05月09日 (土) 〜6月7日(日)
  • 東京都
  • 2009年05月09日 (土) 締切
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参加者
1人