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開催終了シュミット・ブレーク博士の“ファクター10”紹介

詳細

2007年02月08日 22:09 更新

安全安心研究会の皆様

御連絡が遅れて申し訳ありません。
2月16日(金)の研究会につきご案内します。
お申込は2月13日(火)〆切りにて
五明までメールにてお願いします。
gomyo-t@city.kawasaki.jp

研究会⇒出 欠
懇親会⇒出 欠

それぞれお知らせください。

このたびは五十嵐さんの御厚意で豊洲の日本ユニシス本社
会場をお借りします。

日時: 2 月16 日(金) 19:00〜20:30
場所: 日本ユニシス本社 7階プレゼンテーションルーム
    (江東区豊洲 1-1,最寄り駅:有楽町線豊洲駅,ゆりかもめ豊洲駅)
     http://www.unisys.co.jp/com/honsha.html

    *懇親会は21時頃から豊洲駅近辺で予定してます(現在選定中)
     懇親会からの出席もOKです。 

    当日連絡先: 080-3125-3197 (五明 携帯)

講師: 柿田 秀人 (かきた ひでと)氏
内容:シュミット・ブレーク博士の“ファクター10”紹介

長いですが、講演概要は次をご覧下さい。

シュミット・ブレーク博士の“ファクター10”紹介 
平成19年1月25日 柿田 秀人

1993年、シュミット・ブレークはその著書“ファクター10”によって、持続可能な社
会の実現に向けた具体的な提案を行った。彼は当時環境問題といえば有害排出物を事
後処理、いわゆるエンド・オブ・パイプ的に減らすことに議論が集中していた時に、
環境破壊の根源は極微量の有害物質ではなく我々が物質的繁栄を手に入れるために、
メガトン級の大量の自然物質を動かしつづけてきたことにこそあると考えた。日常生
活に必要な製品やサービスを手に入れるために多くの原料やエネルギー源が必要であ
り、それらを採取するために砂、岩石、草木などその場に捨てられ使用されない膨大
な自然物質が掘り返され動かされる。例えば、鉄を1グラム得るために14gの自然が
うごかされ、銅では420、金や白金では350000gが動かされる。彼はこの量をエコロ
ジカル・リュックサックと名づけ製品やサービスの環境負荷尺度、MIPSを考え出し
た。MIPS(Material Input per Unit Service)は製品やサービスが提供する単位
サービス当たりの物質投入量MI(エコロジカル・リュックサック+製品自身の重量)
であり、MI÷Sである。乗用車を例にすると、揺り篭から墓場までのライフサイクル
中、色々な段階で原料が投入されエネルギーも使い人を運ぶ。投入された原料やエネ
ルギーのエコロジカル・リュックサックの総和を重量で表したものがMI(Material
Input)でり、人を延べ何人何キロメートル(人・km)運んだかがサービス総量
(S)である。MIをSで割ることによりMIPSを得る。
シュミット・ブレークは人間圏を通過する物質フローを2050年に今の半分に減らすこ
とが持続可能社会構築の最低条件とし、そのために西側先進国はファクター10の脱物
質化、即ちMIPSを1/10(資源生産性を10倍)にすることを提案し西側先進国はこ
れを達成する力を備えていると主張する。
シュミット・ブレーク博士は、持続可能性を達成するには発展途上国の参加が不可欠
だとして、20年から30年かけて発展途上国が力をつけるために資源の使用の増加を認
め、その分先進国が社会・政策・経済・技術革新により少なくともファクター10以上
の脱物質化を実現するよう求めている。
独創的で深く膨大なシュミット・ブレークさんの主張を出来るだけお伝えしたいと
思っていますが、私にとってはかなり困難な仕事ですので、至らない点はご容赦くだ
さい。
私は、このシナリオを実行することで、30年後には力をつけた発展途上国も先進国と
ともに持続可能性社会構築に参加し、50年後には人間圏の物質フローが半分になっ
て、多様な個性の地域が豊かで活気あふれる平等で平和な社会を営む世界が実現する
のではないかと信じ、何かを始めたいと願っているところです。
ファクター10研究所URL: http://www.factor10.de/
ファクター10:シュプリンガー・フェアラーク東京(佐々木 建訳)

講師プロフィール 

柿田 秀人 (かきた ひでと)氏    理学博士

経歴 昭和42年 3月 大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻修士課程修了

   昭和40年 4月 三菱レイヨン株式会社入社

   平成12年10月 財団法人 武田計測先端知財団 入社

       環境分野担当プログラムオフィサ

平成16年 4月 独立行政法人 産業技術総合研究所入所 

   ライフサイクルアセスメト研究センター非常勤職員

   平成18年 6月 横浜科学環境技研・ファクター10横浜 開設

            ファクター10理念の普及と技術コンサルタントを開始

 ☆柿田さんからのメッセージ
三菱レイヨン在職中はX線回折と赤外線スペクトル、熱分析を中心手段にして、高分
子の構造・物性研究を軸に基礎研究からFRPの成型加工工場、樹脂の加工・技術
サービスまで幅広く経験し、繊維や樹脂の工場の生産工程に深くかかわり、生産工程
解析、生産トラブル改善、品質改善、性能向上に努めました。とくに炭素繊維に関し
ては深く研究を行い成果を現場に移し、また博士論文に纏めました。武田計測先端知
財団では武田賞環境部門のための環境技術調査に関わりファクター10の理念に出会い
ました。産業技術総合研究所では産業環境管理協会と共同でNEDOプロジェクトである
LCAによる製品の環境影響分析のケーススタディを行いました。現在は産業環境管理
協会の依頼でLCAソフトのデータベース構築を手伝っています。
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川崎市経済局産業政策部企画課
五明(ごみょう)
〒210-8577川崎市川崎区宮本町1番地
?  044-200-2337
FAX 044-200-3920
gomyo-t@city.kawasaki.jp
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東京大学先端科学技術研究センター
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コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2007年02月13日 00:55

    二月の研究会は、告知の日数が余りありませんでした。参加可能な方はぜひ五明さんにご一報ください。 管理人
  • [2] mixiユーザー

    2007年02月21日 00:12

     2月の研究会:幹事の五明さん、五十嵐さんお疲れさまでした。今回も20名を超える参加者を迎え盛況だったそうです。

     研究会は、柿田博士の温厚かつ誠実なお人柄が垣間見られるお話と質疑応答の中、盛大かつ活発に行われました。
     ご講演内容は、生活に必要なサービスや製品を生産するために必要となる物 (資源)の移動総量の率を小さくしていくことが持続可能な社会を実現するために、「有害排出物の規制」よりも重要であるというシュミット・ブレーク博士の”ファクター10”の分析と構想のご紹介と柿田博士ご自身の社会への周知活動実施に向けた決意表明とも感じました。
mixiユーザー
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  • 2007年02月16日 (金) 19:00〜20:30
  • 東京都 場所: 日本ユニシス本社 7階
  • 2007年02月13日 (火) 締切
  • イベントに参加する
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参加者
1人