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開催終了第30回安全・安心研究会

詳細

2007年02月08日 09:48 更新

安全安心研究会の皆様

御連絡が遅れて申し訳ありません。
2月16日(金)の研究会につきご案内します。
お申込は2月13日(火)〆切りにて
五明までメールにてお願いします。
gomyo-t@city.kawasaki.jp

研究会⇒出 欠
懇親会⇒出 欠

それぞれお知らせください。

このたびは五十嵐さんの御厚意で豊洲の日本ユニシス本社
会場をお借りします。

日時: 2 月16 日(金) 19:00〜20:30
場所: 日本ユニシス本社 7階プレゼンテーションルーム
    (江東区豊洲 1-1,最寄り駅:有楽町線豊洲駅,ゆりかもめ豊洲駅)
     http://www.unisys.co.jp/com/honsha.html

    *懇親会は21時頃から豊洲駅近辺で予定してます(現在選定中)
     懇親会からの出席もOKです。 

    当日連絡先: 080-3125-3197 (五明 携帯)

講師: 柿田 秀人 (かきた ひでと)氏
内容:シュミット・ブレーク博士の“ファクター10”紹介

長いですが、講演概要は次をご覧下さい。

シュミット・ブレーク博士の“ファクター10”紹介 
平成19年1月25日 柿田 秀人

1993年、シュミット・ブレークはその著書“ファクター10”によって、持続可能な社会の実現に向けた具体的な提案を行った。彼は当時環境問題といえば有害排出物を事後処理、いわゆるエンド・オブ・パイプ的に減らすことに議論が集中していた時に、環境破壊の根源は極微量の有害物質ではなく我々が物質的繁栄を手に入れるために、メガトン級の大量の自然物質を動かしつづけてきたことにこそあると考えた。日常生活に必要な製品やサービスを手に入れるために多くの原料やエネルギー源が必要であり、それらを採取するために砂、岩石、草木などその場に捨てられ使用されない膨大な自然物質が掘り返され動かされる。例えば、鉄を1グラム得るために14gの自然がうごかされ、銅では420、金や白金では350000gが動かされる。彼はこの量をエコロジカル・リュックサックと名づけ製品やサービスの環境負荷尺度、MIPSを考え出した。MIPS(Material Input per Unit Service)は製品やサービスが提供する単位サービス当たりの物質投入量MI(エコロジカル・リュックサック+製品自身の重量)であり、MI÷Sである。乗用車を例にすると、揺り篭から墓場までのライフサイクル中、色々な段階で原料が投入されエネルギーも使い人を運ぶ。投入された原料やエネルギーのエコロジカル・リュックサックの総和を重量で表したものがMI(Material Input)でり、人を延べ何人何キロメートル(人・km)運んだかがサービス総量(S)である。MIをSで割ることによりMIPSを得る。
シュミット・ブレークは人間圏を通過する物質フローを2050年に今の半分に減らすことが持続可能社会構築の最低条件とし、そのために西側先進国はファクター10の脱物質化、即ちMIPSを1/10(資源生産性を10倍)にすることを提案し西側先進国はこれを達成する力を備えていると主張する。
シュミット・ブレーク博士は、持続可能性を達成するには発展途上国の参加が不可欠だとして、20年から30年かけて発展途上国が力をつけるために資源の使用の増加を認め、その分先進国が社会・政策・経済・技術革新により少なくともファクター10以上の脱物質化を実現するよう求めている。
独創的で深く膨大なシュミット・ブレークさんの主張を出来るだけお伝えしたいと思っていますが、私にとってはかなり困難な仕事ですので、至らない点はご容赦ください。
私は、このシナリオを実行することで、30年後には力をつけた発展途上国も先進国とともに持続可能性社会構築に参加し、50年後には人間圏の物質フローが半分になって、多様な個性の地域が豊かで活気あふれる平等で平和な社会を営む世界が実現するのではないかと信じ、何かを始めたいと願っているところです。
ファクター10研究所URL: http://www.factor10.de/
ファクター10:シュプリンガー・フェアラーク東京(佐々木 建訳)

講師プロフィール 

柿田 秀人 (かきた ひでと)氏    理学博士

経歴: 昭和42年 3月 大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻修士課程修了
   昭和40年 4月 三菱レイヨン株式会社入社
   平成12年10月 財団法人 武田計測先端知財団 入社
環境分野担当プログラムオフィサ
平成16年 4月 独立行政法人 産業技術総合研究所入所 
   ライフサイクルアセスメト研究センター非常勤職員
   平成18年 6月 横浜科学環境技研・ファクター10横浜 開設
   ファクター10理念の普及と技術コンサルタントを開始

☆柿田さんからのメッセージ
三菱レイヨン在職中はX線回折と赤外線スペクトル、熱分析を中心手段にして、高分子の構造・物性研究を軸に基礎研究からFRPの成型加工工場、樹脂の加工・技術サービスまで幅広く経験し、繊維や樹脂の工場の生産工程に深くかかわり、生産工程解析、生産トラブル改善、品質改善、性能向上に努めました。とくに炭素繊維に関しては深く研究を行い成果を現場に移し、また博士論文に纏めました。武田計測先端知財団では武田賞環境部門のための環境技術調査に関わりファクター10の理念に出会いました。産業技術総合研究所では産業環境管理協会と共同でNEDOプロジェクトであるLCAによる製品の環境影響分析のケーススタディを行いました。現在は産業環境管理協会の依頼でLCAソフトのデータベース構築を手伝っています。
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川崎市経済局産業政策部企画課
五明(ごみょう)
〒210-8577川崎市川崎区宮本町1番地
?  044-200-2337
FAX 044-200-3920
gomyo-t@city.kawasaki.jp
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