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開催終了私立円盤大学(4月講義のお知らせ)

詳細

2005年04月11日 02:03 更新

日時 : 毎週月曜日 20:00〜
会場 : 高円寺円盤(http://www.enban.org/
料金 : \1000(1ドリンク付)
講師 : 岸野雄一(http://www3.tky.3web.ne.jp/~gamakazz/kishino/

<4月のゲスト講師>
4日:鍋島謙介(徳間ジャパン特販部→終了済・告知遅れてすみません)
11日:篠原章「文学・考古学部」(「ロック雑誌クロニクル」著者)
18日:高橋健太郎「経済・文学・理工学部」(MEMORY LAB)
25日:湯浅学「文学・哲学部」(ex.幻の名盤開放同盟/湯浅湾)

先月に引き続き、本年正月より毎週月曜夜8時、娯楽の殿堂「高円寺円盤」にて開催されております、レクチャーにしてトークセッションのお知らせです。以下、公式告知から流用しつつ。

音楽は誰のものか?

かつて音楽産業は、善かれ悪しかれ「音楽そのもの」を供給することができていた。しかしながら今日、産業としてその役割をまっとうできているであろうか。その一方で我々にとっての「音楽そのもの」は日々、演奏され、歌われ、聴かれ、楽しまれている。なぜこのような送り手とと受け手の隔絶ができてしまったのか。

これは決して、メジャー=悪、インディーズ=正義、といった単純な構図におさまるものではない。インディーズ自体が、メジャーの方法論に則った縮少版である以上、同じことが繰り返されるだけである。いうなれば構造とそれに対する人間の問題なのである。

この講座では、音楽家そのものではなく、音楽にまつわる、それを紹介していく現場におられる方々をお招きして、音楽が聴き手に届く間の、システム化してしまった構造の問題を解読していきたいと思います。

毎週の内容としては、

レーベルのオーナーを呼ぶ場合は「経済学部」

音楽評論家を呼ぶ場合「文学部」
場合においては「哲学科」
もしくは「考古学科」(これは音楽史にまつわる話になりそうな時に)

ハード面、メディア論的な展開のときは「理工学部」

と、学部毎の展開で進行しております。

さて、この企画はある程度まとまった時期に書籍化されることを前提に進行しています。

これは昨今はびこっている「情報はある程度まとまって形になってから、自分の自由に使える時間内に受け取れば良い」という風潮へのアンチテーゼとしても意図された企画なのです。

その場に出向き、その場に居ることによって得られるものが「全体」であり、それ以外の感受は「部分」であるという前提によって、出来得れば事後に書籍で、何がこぼれ落ちているのかを確認するということさえも含めてセットで参加して頂きたいと思います。

来月以降も超豪華ゲスト陣が続々登場予定。更に、スタンプカード/奨学金制度/卒業証書等さまざまな制度も現在企画進行中です。

ところで、此処mixiでは「このイベントに参加するにはコミュニティに参加する必要があります」という表示が出ますが、本講座は入場料を払えばどなたも参加できます。お気軽にお越し下さい。ただし予約は受け付けておりませんので、満員の場合は入場を制限させていただく場合があります。

何はともあれ、皆様のご参加、心よりお待ちしております。

コメント(7)

  • [1] mixiユーザー

    2005年04月10日 12:23

    前回から、興味を持っていました。
    今月の残3回は、全て出席しようかと考えています。
  • [2] mixiユーザー

    2005年04月11日 02:57

    ●ももはちさん
    参加表明有難うございます(平伏)。円盤大、実にスリリングな展開を見せる内容につき、今月残りのみならず、来月以降も宜しくお願いします。ちなみに円盤サイトでは既に5月分スケジュールが掲載されておりますので、ご参考にしとつ。

    ・・・ということで、写真追加しました。前回登場の徳間ジャパン・鍋島さんが話題にしてました「音が入ってないCD」は、恐らくこれかと。『Various Artists/BUY or DIE』OZD-012(http://www005.upp.so-net.ne.jp/ozdisc/catalog/data/ozd_011_020.html)
  • [3] mixiユーザー

    2005年04月11日 02:59

    そして、先月に続き、主催講師・岸野雄一氏より、下記の補足メッセージをいただきました。先程訂正しました上記本文と一部記述重なりますが、以下、転載させていただきます。

    *************************

    クドウさん、どうもありがとうございます。
    転載をよろしくお願いいたします。

    まず、宣伝文句の部分ですが、これまでに円盤大学について岸野が書いた言説を、全て載せたという感じですね。
    前にも書いたように、イベントは生き物ですから、当初に私の提示したコンセプトと違ってきている部分もあります。
    そういった経緯を含めてのドキュメントという意味で、ここでは全文を掲載しても構わないと思います。
    ただし、これが宣伝文句として機能してしまうと、問題が起きます。

    例えば「実践的な」という言葉を読んで「あ、俺もレーベル作ろうと思ってたんで、お役立ち情報をゲットしに行こう」と思われても、肩すかしを食うかもしれません。
    きちんと最新情報を更新していかなければならないのですが、これだけは確定的に言えるという部分だけ記します。

    「音楽は誰のものか?
    かつて音楽産業は、善かれ悪しかれ「音楽そのもの」を供給することができていた。しかしながら今日、産業としてその役割をまっとうできているであろうか。その一方で我々にとっての「音楽そのもの」は日々、演奏され、歌われ、聴かれ、楽しまれている。なぜこのような送り手とと受け手の隔絶ができてしまったのか。
    これは決して、メジャー=悪、インディーズ=正義、といった単純な構図におさまるものではない。インディーズ自体が、メジャーの方法論に則った縮少版である以上、同じことが繰り返されるだけである。いうなれば構造とそれに対する人間の問題なのである。
    この講座では、音楽家そのものではなく、音楽にまつわる、それを紹介していく現場におられる方々をお招きして、音楽が聴き手に届く間の、システム化してしまった構造の問題を解読していきたいと思います。」

    このあたりは、出演者の岸野と小屋側の田口の共通認識としてあるので、記載していただいてかまいません。

    それと、前回の反省点をふまえて進言させていただきますと、開催日は、その月の最終回の日付けにした方が良いと思います。
    でないと、4月12日に、この記述に興味を持った人がチェックしたら「このイベントは終了しました」と出てしまい、その文頭の一文で興味の対象から外してしまいます。
    それと、ここでのシステム上、「このイベントに参加するにはコミュニティに参加する必要があります」という一文がどうしても記載されてしまいます。排他的だねえ。

    そこで「このイベントに参加するにはコミュニティに参加する必要があります、という表示が出ますが、入場料を払えばどなたも参加できます。お気軽にお越し下さい。ただし予約は受け付けておりませんので、満員の場合は入場を制限させていただく場合があります」とでも記しておいて下さい。今のとこ、ちょうど良いあんばいですけど、ECDの時とか、2時間話を聞くのにぎゅうぎゅうだとつらそうだったからね。

    というわけで、感想やリクエストなどもお待ちしております。
    よろしくお願いいたします。

    岸野雄一
  • [4] mixiユーザー

    2005年04月11日 12:56

    俺も行きます。
    失業中で金欠ですが。(苦笑)
    そういえば、前回円盤に行ったときも失業中だった。。。
  • [5] mixiユーザー

    2005年04月18日 03:09

    ●akira (domingo) さん
    遅くなりましたが、先週の円盤大、お越しいただき有難うございました。しかも実にスリリングな最前列で・・・近くには野々村文宏先生が突っ込み入れたり、岸野さん持ち込みの貴重な雑誌類を近くで見れたり、と、受講料以上の役得だったのではないか、と(笑)。何はともあれ、これからもまた、機会ありましたら受講いただけると嬉しいです。今年一年いっぱいやってますんで・・・。

    で。明けて本日はゲスト講師に「高橋健太郎」さんが登場されます。思えば前後して評論家シリーズが続いてるワケですが、おそらく健太郎さんとの講義が、円盤大今年前半のヤマになるのでは・・・と思う次第です。興味あります方、迷われてる方は是非。

    ちなみに今回の画像は、近田春夫さん率いた「President BPM」1987年のアルバム『HEAVY』なんですが、これについてミュージックマガジン誌に掲載されたレヴュー記事が、小生にとって最もインパクトあった「高橋健太郎仕事」でありました。
  • [6] mixiユーザー

    2005年04月19日 16:15

    クドウさん、先週は失礼しました。
    11日、書き込みをしていながら欠席しておりましたが、昨日は参加。いや、期待に違わぬ充実したトーク、堪能しました。25日も参加する所存。

    >akira(domingo)さん
    昨夜はどーもです。読書の邪魔して御免なさい(笑。
  • [7] mixiユーザー

    2005年04月25日 07:06

    ●ももはちさん
    レス遅れてすみませんでしたが、先週は長時間お疲れさまでした。なんと円盤の閉店時間を大幅に超過しての終了・・・たぶん円盤大の最長記録でありましょう。内容も、やはりというか、これまでの内容が一旦リセットされたかのような、ある意味ヤマでありました。同時にこれからの内容展開が楽しみになってきたのも事実です。

    ということで、本日は今月最後の円盤大。ゲストは前回名前がちらっと出てきました「湯浅学」さん。実は今月2回目の円盤登場で、今週木曜にも(サボテンのゲストで)登場します。今回はかなりディープな内容になりそうですが・・・どうなりますことか。

    そんな今回の画像は、湯浅さんと、今月をもって円盤を退職される永田一直さんのデュオアルバム『ながゆで』(OZ disc/OZD-089/2002)。壮絶な音塊が充満した一枚です。
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  • 2005年04月25日 (月) (及び11日、18日→毎週月曜開催)
  • 東京都 杉並区高円寺南3-59-11 五麟館ビル2F
  • 2005年04月25日 (月) 締切
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参加者
3人