(1) Louis Cesar Beaufort, Champagne AOC Premier Cru Brut Bouzy “Cuvee Hannalice” NV(乾杯用) ⇒ランス山地の南斜面に位置するBouzyに拠を構え、クリュを厳選し情熱を持って生産しているRM(レコルタン・マニュピュラン)。一級畑のピノ・ノワール50%とシャルドネ50%で造られるシャンパンです。選りすぐりのヴィンテージのリザーヴワインが25%ブレンドされ、その後セラーで最低24ヵ月間熟成させています。
(4) Domaine G Roblot Marchand, Chambolle Musigny Premier Cru AOC “Les Fuees” 2007 ⇒平均樹齢48年の古樹。新樽30%、1〜2回使用樽70%で14〜16ヶ月間の熟成。グラン・クリュのボンヌ・マールに接するポテンシャルの高い畑です。2001年に醸造学校を卒業してすぐにドメーヌを継承し、本格的に自社ビン詰めをはじめたフレデリック・ロブロのドメーヌ。彼に親身になって栽培・醸造両面でのアドバイスをしてきたのは、クリストフ・ルーミエ(ジョルジュ・ルーミエ)とドミニク・ル・グエン(ユドロ・バイエ)。2004年、「クリストフとドミニクに説得されて除草剤と殺虫剤を撒くのを止め、畑仕事の時間を3倍にしまし」、2006年ヴィンテージからぶったまげるほどの成長・変貌を遂げました。
(5) Domaine Robert Groffier Pere et Fils, Chambolle Musigny Premier Cru AOC “Les Amoureuses” 2007 ⇒「恋人たち」という意味の畑「レ・ザムルーズ」。ブルゴーニュでもっとも人気の高い畑であり、私も個人的にもっとも魅了されるブルゴーニュワインで、漫画『神の雫』では、ジョルジュ・ルーミエのレ・ザムルーズが最初の“神の使徒”ワインとして非常に高く評価されていました。そのルーミエのレ・ザムルーズと比して、今世紀に入ってからはルーミエを凌駕して、最高のレ・ザムルーズを造っているように思われるのがこのグロフィエです。グロフィエはレ・ザムルーズ最大の所有者(3割)で急斜面のもっともよい区画を所有しています。テロワール最高!しかも、今世紀に入ってからのグロフィエのワイン造りの力量は、ブルゴーニュ屈指のレベルに上り詰めています。レ・ザムルーズの畑からは、眼下にヴージョの湧き水で出来た池があり、ヴージョの村の家並み、またクロ・ド・ヴージョの城を見渡す事ができます。この斜面の途中に平らになっているところがあり、昔はここには葡萄が植えられてなく、季節に花が咲き乱れている自然の花園だったそうです。その場所で恋人たちは愛が芽生え育んでいた。レザムルーズ(恋人たち)の畑の名前は、このようなことから付けられたのでしょう。 格付けはプルミエ・クリュですが、その魅力と価格は並みのグラン・クリュを軽く超えています。さすが第一の“神の使徒”ワインです!
(6) Domaine Robert Groffier Pere et Fils, Chambolle Musigny Premier Cru AOC “Les Amoureuses” 2008 ⇒『リアルワインガイド』誌30号「吸い込まれそうなほど美しく、複雑な香りは、まるで香水だ。 もう何も言いたくない。味はもう当然凄まじく美味しいのひと言。 甘く、享楽的で、しかしとても知的な面も持ち、焦点が定まり、 これ以上美味しいワインがあるのかというような錯覚に陥る。 エレガンスと優しいパワーが共存し、飲み手の魂を揺さぶる。」