(1) Krug, Champagne AOC Brut Rose NV【泡・仏・シャンパーニュ】 ⇒平均してピノ・ノワール50%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ20%。小樽で一次醗酵後、50数種類にも及ぶ6〜10年もののヴァン・ド・レゼルヴをブレンドし、瓶内二次醗酵、長時間熟成。フィルターによるろ過処理も行わない。私はもう少し安く手に入れましたが、もともとは1本5万円する、ノン・ヴィンテージのシャンパーニュとしては最高額と思われる、かなり贅沢な代物です。 ⇒ワインスペクテーター誌95点「驚くほど素晴しい品格と豊かな表情を見せており、 全粒パンのトースト、赤い果実、ヴァニラのペストリーやミネラルの複雑性に富んだ香りと風味を漂わせ、シルクのように滑らかな質感、みごとな泡立ちと生き生きとした構成が、けだるい、至福の余韻へと導きます。これ以上完璧なロゼを想像するのはとても難しいことです。」。
(2) Louis Philippe, Champagne AOC Brut Rose "Cuvee des Etoiles" NV【泡・仏・シャンパーニュ】 ⇒マロラクティック発酵を行う伝統的な白ワイン醸造法を用いて造られています。しかも、使用するキュヴェは一番絞り果汁の「テート・ド・キュヴェ」のみ。さまざまな畑から収穫されたピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネをベースに、ブジー村やコート・ド・バールのピノ・ノワールをブレンドした赤ワインを加え、それを瓶詰めし、二次発酵を行います。発酵が終わると、すぐに地下深くのカーヴで通常の2倍の30ヶ月間もの熟成に入ります。
(3) Blue Pyrenees, Pinot Noir Brut Rose 2001【泡・豪】 ⇒もともとはクリュグやパイパー・エイドシックをグループ下に持つレミー・コアントローが1963年に設立したワイナリーでオーストラリア屈指のRMスパークリングワインの造り手として高く評価されています。クリュグ社とシャルル・エイドシック社の技術供与を受け、フランス人醸造家が担当をしてきました。ヴィクトリア州ピレニー地区はオーストラリアで最も冷涼な気候を持つ生産地のひとつ。広大な自社葡萄園から、その涼しい気候を生かし、繊細でエレガントなワインを生み出しています。瓶内2次発酵方式で仕込み、クリーミーな泡とキレの良い豊かな果実味が極めて良質なシャンパーニュを彷彿とさせる秀逸な一本です。2002年からはオーストラリアの100%資本となりました。
(4) La Grande Colline(大岡弘武), Le Canon Rose Premeur NV(2009)【仏・ローヌ】 ⇒ミュスカダンブール100%。ワインの名前「ル・カノン:Le Canon」は、フランスで親しい同僚や男性の仲間同士で、「さあ、一杯飲むぞ!」と言う時のかけ声、「prendre un canon」から名付けられました。 大岡弘武(おおおかひろたけ)さんは明治大学理工学部を卒業後フランスへ渡り、ボルドー大学醸造学部でワイン全般を学んだ後にローヌ最大手ギガル社を経て、北ローヌ地方を代表する自然派ワインの生産者で知られるティエリー・アルマンに師事、最後は栽培長を任されるまでになりました。そしてその間、テュイリー・アルマンと供に、次世代のフランスワインとも思えるすばらしいヴァン・ド・ターブルを造る事を目指して立ち上げたのが「ラ・グランド・コリーヌ」。2001年のファースト・ヴィンテージから意欲ある作品を毎年生み出してきました。 ⇒大岡さん「2009年は大変に乾燥していた年です。病気の心配は全くなく、凝縮した健全な葡萄が収穫できました。長い期間にわたってビオディナミの方法で栽培された畑(エコセール認証)は、今年も美味しいワインを提供してくれました。例年に比べ果実味がぶ厚く、爽快さを感じるスパークリングでありながら、2009年という特別な年のキャラクターが明確に表現されています。普段どおり亜硫酸は無添加で、今年はフィルター処理をしていないため、このワインがもつ複雑で丸みのある味わいを全て丸ごと味わって頂けることと思います。」
(5) Guffens Heynen(Chateau des Tourettes), Vin de Pays Vaucluse Rose "Pour quoi Pas"2007【仏・ローヌ】 ⇒ヴィノテーク誌にブルゴーニュに「彗星のごとく現れた天才」といわしめたベルギー出身の醸造家、ギュファン・エナンが1997年に南仏ローヌに獲得したシャトー。恵まれた太陽と420mの高度で涼しく葡萄にとって理想的な条件。無農薬で除草剤も、殺虫剤も使用しないが、あえて有機ワイン等表記はしない。しっかり熟成させたシラー種のフリーランジュースのみを使用。明るい色のロゼ。構成のしっかりした味わいで長い余韻がある、食中に適したワイン。