(1) Audrey et Christian Binner, Cremant d'Alsace AOC Extra Brut 2005 ⇒ビネールは1770年からの名門で小規模ですが素晴らしい畑を所有し、収穫は全て手摘みで行っているため、わずか6ha。自分達のみで手入れできる大きさの6haを本当に大事に守っています。醸造では、無農薬を徹底し、ほとんどSO2を使いません。クレマン・ダルルザスは、2007年からグラン・クリュに認定されたケッフェルコフの極上のリースリング100%で造られています。 「門出のリキュール」を入れないという正統派のエクストラ・ブリュット、ミレジム物です!
(2) Audrey et Christian Binner, Alsace AOC (Vin D'Alsace) Riesling "Vignoble d'Ammerschwihr" 2007 ⇒非常にクリーンなリースリング、レンゲや白い花を連想させるバランスの良い味わいでお食事向きのワインです。クリスチャン・ビネールではワインの出来映えに自信のあるものをノン・フィルターにしています。
(3) Audrey et Christian Binner, Alsace AOC (Vin D'Alsace) Riesling "Hinterberg" 2005 左 ⇒たった60本のみの日本初上陸のビネールのトップキュヴェ。インポーターの新井順子は「格上のトップキュヴェは高価格でビネールのイメージの誤解を恐れて今まで入荷しなかった」が、今回はじめて輸入を決断! いわく「とんでもない味わい!」
(5) Jean Ginglinger et Fils, Alsace Grand Cru AOC Riesling "Steinert" 2005 ⇒オーナーであるジャン・フランソワが一人で管理しているドメーヌ。ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。同年、エコセールの認証、そして、2001年にデメテールの認証を取得し現在に至ります。フュメ香、ミネラル、白い花の香り。圧倒的なボリュームと凝縮味、ミネラル感が広がり、後からきれいな酸がじわっと口を満たします。平均樹齢40年。土壌はアラゴナイト混じりの石灰質で、自然酵母で5ヶ月発酵。フードル(大樽)で1年間熟成。