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開催終了[募集1名] 4/19(日)夜 第2回バローロ研究会【古典派バローロvsモダン派バローロ】

詳細

2009年04月19日 13:21 更新

バローロを極めればワインがわかる!

大言壮語と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。なぜなら、バローロには他のカテゴリーのワインでは考えられないくらいワインを理解するための鍵と素材がたくさんあるからです。

バローロを産するイタリア・ピエモンテ州には、バローロとなるネッビオーロ種の葡萄以外に、赤ワインになる葡萄がほかにも2つあります。バルベーラとドルチェット。

宿命のライバルがいます。同じピエモンテ州の銘酒バルバレスコ。やはりバローロと同じネッビオーロで造られています。

カンパーニャ州のタウラージは「南のバローロ」と呼ばれたりしていましたが、最近、タウラージになる葡萄、アリアニコは遺伝的にネッビオーロと同じ葡萄と確認されました。

大樽で熟成させる古典派と、小樽で熟成させるモダン派が並存し、2つのタイプのバローロがある中、古典派バローロは古酒にてその実力を発揮し、モダン派は畑の個性をより大切にする造り手が多く、また、「バローロ・ボーイズ」と呼ばれるモダン派の多くは、ネッビオーロ以外の国際品種も使って「リンシエメ」などのバローロ以外の高品質ワインを造っています。

ワインにおける天・地・人をさまざまな角度・視点から比較して理解できる素材は、バローロ以上のものはないでしょう。

という訳で、私はとくにバローロ贔屓ではないのですが、バローロを通じてワインへの理解を深めるバローロ研究会を3月から開始しました。

今回はその第2弾。ビジター参加者1名のみの募集となります(残りはバローロ研究会メンバー)。



■名称:第2回バローロ研究会【古典派バローロvsモダン派バローロ】

■日時:4月19日(日)午後6時〜

■会場:MJワインスタジオ(神戸市中央区下山手通2−16−2 ITビル601号室)

▼▼ワイン会の会場案内【チャペルMJの地図付】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=36263270&comm_id=1720969

■ビジター参加費:ひとり11,000円(ワイン代+お食事代)

■募集人数:1名(参加者7名)

■ワイン:以下6本

※Mはモダン派、Tは古典派を表します。

(M1) Terre del Barolo, Barolo DOCG 2004
⇒2003年ヴィンテージがワイナート誌40号で93点獲得し、170本中第1位に輝いた。2004年は2003をはるかに優越するグレート・ヴィンテージ。イタリアワインと食材に見識の高いバートン・アンダーソンも「ポケットブック イタリアワイン」でバローロの優良生産者として紹介しています。
⇒1958年に40の生産者によって設立され、現在は約500のメンバーを擁し、バローロとその周辺に820haの畑を持っています。設立当初から品質の追求を目的に掲げ、また消費者に対して透明性のある造り手の立場を明確にし、『オリジナル性』を重視したアプローチ。
2003年にアルベルト・マルチシオをエノロゴに迎え、これまでのクラシックスタイルから、フレッシュで集約のあるモダンなスタイルに変わり、品質も急上昇しているといわれています。


(T1) Terre del Barolo, Barolo DOCG "Le Terre" 2001
⇒上記と同一生産者ながら、モダンなスタイルに変身する前のバローロ。
2001年も2004年にひけをとらないグレート・ヴィンテージです。


(M2) Paolo Scavino, Barolo DOCG 2004
⇒ワインアドヴォケイト誌91点。
⇒バローロの老舗のワイナリーですが、エンリコ氏はいわゆる「バローロ・ボーイズ」といわれる、モダンバローロの造り手としてよく知られています。それはバローロが売れなくなった時代に「いかにして受け入れられるワインを造るか」を命題に、ワイナリーの垣根を越えて同じ想いを持つ生産者同士が切磋琢磨して取り組み成し遂げた改革。「モダン・バローロ」を語る上でまず取り上げられるのがこのパオロ・スカヴィーノ。革新派のバローロのトップ生産者です。
現在はエンリーコ・スカヴィーノがワイン造りに当たり、現在のこのワイナリーの成功は彼によってなされたと言っても過言ではありません。
1993年、ある程度の成功を収めた彼は、ワイナリーの改築に着手します。ワイナリー全体の構造はワインに優しいグラヴィティー・システムを取り入れ、洗浄用の浄水器や、空気にまでも気遣った空気清浄機を取り付けるなどワインの品質を安定したモノにするあらゆる技術を惜しみなく投入しました。
さらに彼のワインを成功に導いたモノはドイツ製のロータリー・ファーメンターでした。横置きにされたタンクの中をゆっくりと攪拌機が回転し、短時間でワインから濃い色合いと果実味を引き出す一方、通常の高温発酵でかつてのバローロを印象づけたタンニンがまだ過度に抽出される前に発酵を完了させることに成功しました。
このことが、その後のモダン・バローロのスタイルをある程度決定づける成功だったのには間違いはありません。また醸造技術だけでなく、彼の最も財産となるモノはその畑です。1920年代の創業時から所有するブリッコ・デ・フィアスクの畑を筆頭に、カンヌビ、ロッケ・デル・アヌンッィアータの3つの畑は銘醸と呼ぶにふさわしい素晴らしいクリュであると言われています。
ここに植えられたブドウは枝を短くした整枝法が取られぎりぎりまで収量を抑えたブドウ造りが行われています。
⇒当主エンリコ・スカヴィーノは「伝統派とかモダン派とか、パオロ・スカヴィーノのカンティーナにはそんな議論は一切存在しない。ここにはバリックもあれば大樽もある。ブドウの状態によって最適な樽を選ぶだけ」 と語ります。その彼が「ワイナリーの全ての哲学がある。私たちの『名刺』であり、偉大な価値ある畑のブドウが閉じこめられている。」というこのワインは、12ヶ月間フランス産のバリックで熟成後、12ヶ月間フランス産オークの大樽で熟成しています。


(T2) Schiavenza, Barolo DOCG 2001
⇒ヴェロネリ誌91点
⇒1956年に創立したピエモンテのSerralunga d'Alba (セッラルンガ・ダルバ)にカンティーナと畑を所有する生産者でトラットリアも経営しています。現在はルチアーノ・ピラーが切り盛りしており(ルイージ・ピラーの甥)小さいながらも高品質なバローロを造る事で知られ国内外から注目を集めるようになりました。2006年度版のヴェロネリ誌ではその高い品質が認められバローロ・リゼルヴァが年間のBest20に値するIl Sole(イル・ソーレ)を獲得。天然酵母のみを使いアルコール醗酵を行います。醗酵はコンクリートタンクを使い行います。昔ながらの30〜40hlのスロベニア産オークの大樽にて36ヶ月間熟成を行い、クラシカルなスタイルのバローロを造ります。


(M3) Rocche dei Manzoni, Barolo DOCG "Rocche" 2003
⇒ワインアドヴォケイト誌94点。
⇒バローロ・ボーイズに先駆けて、バローロにはじめてバリックを導入したモダン・バローロの魁。ポデーレ・ロッケ・デイ・マンゾーニの歴史の始まりは1974年で、家族代々受け継がれたレストランを夫婦で「ミシュラン一つ星」にまでもっていったヴァレンティーノ・マンゾーニ。そのレストランを手放し、ランゲ地方の心臓部モンフォルテ・ダルバの中心部に位置する最高の畑「マンツォーニの丘」を購入する決心をし、バローロを造りはじめましたのですが、妻のヨランダ曰く「ヴァレンティーノは、ワインのバローロを買いに行くといって家を出て行ったのに、バローロの畑を買っちゃったのよ!!
で・・・もう、レストランは止める、ワインを造るって言って帰ってこなかったの!!」そうで。その気骨と味わいは本物です。


(T3) Bartolo Mascarello, Barolo DOCG 2001
⇒ワインアドヴォケイト誌92点。
⇒2004年に夭折したバルトロ・マスカレッロは、アンジェロ・ガイヤも絶賛するバローロのカリスマ的存在。カンヌビ、サン・ロレンツォ、ルーエ、ロッケという4つの異なる特性を持つクリュで収穫されたネッビオーロを混醸し、厳選された葡萄、長期間のマセレーションと大樽による熟成により、偉大な単一の古典的バローロを造り上げます。

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  • 2009年04月19日 (日) 18:00〜
  • 兵庫県 神戸市中央区 生田神社西 MJ(ワインスタジオ)
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