(2)モレ・サン・ドニ【特級畑】 Mommessin, Clo de Tart Grand Cru AOC 2002 (Morey Saint Denis) ▼ワイン・アドヴォケイト誌94-96点。 生産者のモメンサンが地味なためか、イマイチ知名度が高くない特級畑クロ・ド・タール。しかし、北隣は特級クロ・デ・ランブレー、南隣は特級ボンヌ・マールとすばらしい立地。現在、ブルゴーニュで最も完成度の高い赤の1本に数えられており、その力強さこの上なく滑らかなタンニンで包み込まれます。 ワイン王国誌『クロ・ド・タールを味わうためならば、たまには、貯金をはたくのも悪くない。』 フランスワイン・テロワール・アトラス誌『クロ・ド・タールのワインは力強い味わいで、まるみがあり持続性も長い。このワインは力強さと優雅さを兼ね備えた、明らかに「偉大なワイン」の一つであり、このミネラル分を感じさせる優雅さはシャンボルのワインを想わせる。また、スミレ、バラ野ばら等の花や、木いちご、さくらんぼ等の花や、スパイスや白トリュフのニュアンスも感じられ、そのアロマは、際立っている。そして大変素晴らしく熟成するワインである。』
(3)シャンボール・ミュジニー【1級畑】 Domaine Bernard Serveau et Fils, Chambolle Musigny Premier Cru AOC "Les Chabiots" 2002 ▼漫画「神の雫」の第1の使徒「レ・ザムルーズ」の隣に位置する小さな1級畑で、その雰囲気は「レ・ザムルーズ」をかわいらしく、さらに可憐にしたもの。少女のようなワイン。ベルナール・セルヴォーはマスター・オブ・ワインのセレナ・サトクリフに「シャンボールで最高の生産者」と評価される隠れた名手です。まったく同感。
(4)ヴォーヌ・ロマネ/ヴージョ【1級畑】 Domaine Michel Gros, Vosne Romanee Premier Cru AOC "Clos des Reas" 2002 ▼「ブルゴーニュの神様」と呼ばれたジャン・グロの長子、ミッシェル・グロのモノポール(単独所有畑)「クロ・デ・レア」。相続の際に分割して区分所有となることを嫌い、妹へヴォーヌ・ロマネで最も偉大な畑のひとつ「リシュブール」のグロ家所有分をすべて妹のアンヌ・グロに渡してまで死守したモノポールです。「エレガントで上品。ヴォーヌ・ロマネのすべての良さがある」といわれるワインです。
(5)ニュイ・サン・ジョルジュ【1級畑】 Domaine Robert Chevillon, Nuits Saint Georges Premier Cru AOC "Les Pruliers" 2002 ▼ワイン・アドヴォケイト誌91-93点。 今やニュイ・サン・ジョルジュ最高のドメーヌといわれるロベール・シュヴィヨン。アンリ・グージュやベルトラン・アンブロワーズと肩を並べる存在です。 そして「レ・プリュリエ」は、ニュイ・サン・ジョルジュでも最高の畑のひとつ。 リアルワインガイド誌17号『 ロベール・シュヴイヨンの魅力とはなにか。全く濃厚樽々系ではない。じゃあエキス系のうす旨ワインでエレガントかと問われると、そうじゃない。良い意味で中庸な、味覚のストライクゾーンのど臭ん中に居るような存在だ。濃くもなく薄くもなく、強くもなく弱くもなく、なんというかエレガントとは異なるスムースさを持ち、媚びず、洗練性も田舎っぼさもない、飲んでいて「これ、これ」と思わせるワインなのだ。そしてこれこそが王道と飲み手を錯覚させる、不思議な中庸感に満ちている。』
(6)ブルゴーニュ【広域名畑】 Roblet Monnot Pere et Fils, Bourgogne AOC 2002 ▼ヴォルネイのドメーヌ。ワイナート誌25号「ピノ・ノワールの世界」で、世界の有機の注目ドメーヌで3ページにもわたって紹介されてたまさに今注目のドメーヌ。ブルゴーニュー・ルージュにして味わいはAOCの枠を超えたポマールそのもの。