今回の「ミュージック from フィンランド」では二日間に亘り、フィンランドの音楽の最先端を疾走するミュージシャンを集めて行われる。例えばジャズと言っても、アメリカ系のブルーノートを多用した音ではなく、エレクトロニカ系といってもイギリスや他のヨーロッパ諸国のものとは一味も二味も違う。フィンランドはある意味「辺境」だからこそ、変なグローバル化に踊らされず、本物の音楽を紡ぎだすことができるのだ。フィンランドの伝統楽器カンテレをエレクトロ的に扱ったものから、東欧・中近東風メロディーがへヴィーなディストーションをかけたチェロの重奏をバックに展開するもの、静謐な空間に北欧的トランペットが響きわたるニュー・フィンランド・ジャズ、或いはたった一人のギタリストが大編成バンドに化けるものまで幅広くとりあげる。
Real & True Live Series でこそ初めて可能となったセレクションだ。この機会を逃すと次は何年後か?!