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開催終了「銀河鉄道の夜」公開30周年記念・35ミリニュープリント上映会

詳細

2015年10月27日 12:24 更新

告知させていただきます。

日本のアニメ史にその名を刻む不朽の名作4本が35ミリニュープリントで蘇ることになりました!
そのうちの一本「銀河鉄道の夜」は特に当館が上映を渇望していた作品で、今年、公開30周年を迎える同作の制作アニメスタジオ・グループタックの功績を後世に残すために当館が自費出版する「日本アニメとグループタック」(仮題)の発刊記念も兼ねた上映会となります。
「銀河鉄道の夜」は、宮澤賢治の代表作である童話のアニメーション映画化だが、主な登場人物を猫に仕立てたますむら・ひろしの異色漫画を原案に、脚本に演劇界の巨人・別役実、音楽にYMO解散後の細野晴臣を迎え、「ジャックと豆の木」(1974)などを手掛けてきた杉井ギサブローが演出を務め、一年半の製作期間をかけて完成させた1980年代日本アニメーション映画の金字塔。
デリケートな色彩設計と撮影は、退色のないニュープリント35ミリフィルムでこそ堪能できるものであり、本作の真価を見極められる貴重な機会と言えます。
初日・2日目の上映後には、杉井ギサブロー監督はじめ、カムパネルラ役の坂本千夏さんら本作の製作に携わった方々をお招きし、傑作誕生秘話、そして日本が誇る名アニメスタジオ・グループタックが日本アニメ史に残した足跡を改めて検証します。
他の3作品は日本のアニメーション映画の草分け・東映動画製作の名作を上映します。
まずは、今やディズニーと並び、世界的アニメスタジオとなったスタジオジブリの屋台骨を支える高畑勲=宮崎駿コンビの記念すべき長編第1作「太陽の王子 ホルスの大冒険」。
1965年頃から大量生産されたテレビ・アニメーションへと東映動画内における製作の比重が移りつつあるなかで、技術的な質の低下を懸念するスタッフの熱意から、企画から完成までに3年半かかった力作。
12月23日の上映後には、ホルスの声を演じられた女優・大方斐紗子さんをお招きし、収録時の思い出や高畑勲監督とのエピソードなどを中心にお話を伺うロングトークショーを行います。
続いては東映動画のマスコットキャラでもあった「長靴をはいた猫」が登場。
シャルル・ペローの童話をもとに、井上ひさしと山元護久が脚本を書き、ギャグ監修に中原弓彦こと小林信彦を起用した豪華な布陣で製作された、東映動画の代表作の一つ。
その特徴は愉快なギャグとアクションの連続にあり、教訓めいたメッセージが排除されている点にある。
1972年には「ながぐつ三銃士」、1976年には「80日間世界一周」と、主人公ペロを主人公にしたシリーズが製作されるほど人気を博した。
そして最後は「西遊記」。
「白雪姫」(1962)の公開以降ディズニーの長篇アニメーションが国際的な市場を席巻するなか、世界有数の規模を誇る近代的な設備と大きな資本力でわが国の動画製作を刷新、アニメーション史上に一時代を築いた東映動画(1956年創立)初期の代表作の一つである。
第1作「白蛇伝」(1958)、第2作「少年猿飛佐助」(1959)に続き、ヴェネチア国際映画祭で連続受賞している。
手塚治虫の漫画(「ぼくのそんごくう」)を原作としてとりあげた点で画期的な作品であり、黒澤明監督の『酔いどれ天使』(1948)などで知られる植草圭之助を脚本に招くなど野心的な試みがなされている。
製作面にも大きく関与した手塚治虫は、後に自らのプロダクション「虫プロ」を設立、アニメーションの世界に積極的に乗り出すことになる。
以上、4作品、それぞれ上映前に「日本アニメとグループタック」(仮題)著者の仮屋暢人氏による作品解説もあります。
アニメ映画史上燦然と輝く4本の名作・傑作が35ミリニュープリントでご覧いただける千載一遇の機会、くれぐれもお見逃しなきよう!!


開催日程
12月19日(土)〜23日(水・祝)


上映作品(全作品35ミリニュープリント版での上映)
「銀河鉄道の夜」(1985 107分 スタンダード カラー)
原作:宮澤賢治
原案:ますむら・ひろし
脚本:別役実
監督:杉井ギサブロー
プロデューサー:原正人  田代敦巳
撮影:小山信夫
音楽:細野晴臣
美術:馬郡美保子
声の出演:田中真弓 坂本千夏 中原香織 渕崎ゆり子 堀絢子
あらすじ:文選工として働くジョバンニは、星祭りの夜、無二の友人カンパネルラと共に、機関車に乗って星空へと旅立つ。多くの乗客との出会いと別れを通して、母一人子一人で育ってきた少年は自らの孤独と向き合い、生き続ける意味を確かめることになる・・・。


「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968 82分 シネスコ カラー)
脚本:深沢一夫
演出:高畑勲
作画監督:大塚康生
美術:浦田又治
場面設計:宮崎駿
原画:森康二
音楽:間宮芳生
声の出演:大方斐紗子 平幹二朗 市原悦子 東野英治郎
あらすじ:病弱な父親と、人里離れた浜辺で暮らしていたホルス。ある日、ホルスは狼の群れに襲われるが、たまたまそこで昼寝をしていた岩の巨人モーグに助けられる。そのお礼にモーグが以前から苦しんでいた肩のトゲを抜いてやるが、そのトゲは“太陽の剣”と呼ばれる剣だった・・・。


「長靴をはいた猫」(1969 80分 シネスコ カラー)
原作:シャルル・ペロー
脚色:井上ひさし  山元護久
演出:矢吹公郎
作画監督:森康二
製作:大川博
音楽:宇野誠一郎
声の出演:石川進 藤田淑子 榊原ルミ 水森亜土 熊倉一雄 小池朝雄あらすじ:長靴を履いた猫ペロは、ネズミを助けたことから“ねずみを仕留めない罪”でボス猫に死刑を宣告されてしまう。それ以来、ペロはちょっとマヌケな3匹の殺し屋猫に追い回されていた・・・。
こ

「西遊記」(1960 88分 シネスコ カラー)
脚本:植草圭之助
演出:薮下泰司 手塚治虫
構成:手塚治虫
動画監修:山本早苗
原画:森康二
音楽:服部良一
声の出演:小宮山清 新道乃里子 木下秀雄 篠田節夫 関根信昭
あらすじ:石から生まれた石猿は、ボス猿の地位に飽きたらず仙術を修行し孫悟空と名乗るようになる。しかし天界を騒がせ暴れまわったため、孫悟空はお釈迦様に五行山の岩穴に閉じこめられてしまう。観音様のはからいで戒めを解かれ、天竺へ経文を取りに行く三蔵法師のお供となる孫悟空。旅の途中、ブタの化け物・猪八戒と、人喰いの沙悟浄も仲間になる・・・。


イベント回 
12月19日(土)
15時〜 「銀河鉄道の夜」上映
16時50分〜 休憩
17時〜 トークショー ゲスト:杉井ギサブロー監督、坂本千夏さん(カムパネルラ役)
18時40分〜監督サイン会
19時頃終演予定
終演後、バースペースにて監督を囲んでの懇親会あり(要別途会費)

12月20日(日)
15時〜 「銀河鉄道の夜」上映
16時50分〜 休憩
17時〜 トークショー ゲスト:杉井ギサブロー監督他予定
18時40分〜サイン会・撮影会
19時頃終演予定
終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)

12月23日(水・祝)
15時〜「太陽の王子 ホルスの大冒険」
16時25分〜 休憩
16時35分〜 トークショー ゲスト:大方斐紗子さん(ホルス役)
18時20分〜サイン会
18時40分頃終演予定
終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)



料金
1000円均一(当日券のみ・ゲストによる作品解説あり)
※19日15時〜「銀河鉄道の夜」、20日15時〜「銀河鉄道の夜」、
23日15時〜「太陽の王子 ホルスの大冒険」のみ
特別料金 前売3000円 当日3500円
懇親会費4000円(フード&指定ドリンク3杯付き)


会場:シネマノヴェチェント(キャパ28席) 
〒220-0051 横浜市西区中央2−1−8 岩崎ビル2F
�筺�045(548)8712 FAX:045(548)8713
携帯:080(7000)5660
E-Mail info@cinema1900.yokohama
HP http://cinema1900.wix.com/home/

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