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開催終了シンポ、「ジャーナリズムの可能性」

詳細

2009年04月06日 00:26 更新


(●複数のコミュに同時投稿しています)

「ジャーナリズムの可能性」
 ―現場から振り返りながら始める

身近なところから、ジャーナリズムの再生?運動?を始めます。
マスメディアで働く者が、当事者として、ジャーナリズムの必要性を訴えます。
生活感覚を大事にしたいと思っています。

新聞、テレビの現役記者とディレクターが参加し、現場の生々しい声をお伝えします。
お時間が許せば、ぜひとも足をお運びください。

ジャーナリズム・ユニオン(仮)
 世話人 立花英人


□演目

 ・趣旨説明:「いま、なぜ、ジャーナリズムか」
      立花英人

[第一部]講演:「ジャーナリズムの可能性」
      原寿雄さん

[第二部]討論:「現場発:ジャーナリズムに何が可能か?」
      畑山敦子さん(朝日新聞記者/入社3年目)※年齢:20代
      市川明代さん(毎日新聞記者/前・読売新聞記者) 30代
      豊 秀一さん(朝日新聞記者/現・新聞労連委員長)40代
      テレビ局ディレクター 50代 
      原 寿雄さん
 ・コーディネーター
      立花英人

□日程
 4月25日(土)13時30分−17時30分

□会場
 立教大学7号館7101教室
 〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
 地下鉄・私鉄・JR「池袋駅」より徒歩約7分
  http://www.rikkyo.ac.jp/access/

□資料代
 1000円、500円、200円(所得に応じて、自己申告)

□問い合わせ先
 J.Potential@gmail.com
 090-7180-0938

□最新の情報
 「ジャーナリズムにこだわる」
 http://performing-arts.cocolog-nifty.com/index/

□共催
 ジャーナリズム・ユニオン(仮)/立教大学・砂川ゼミ


・・・


[パネリスト紹介]

・畑山敦子さん(朝日新聞千葉総局・記者)

◇2007年4月、朝日新聞社に入社、千葉総局に配属。これまで事件・事故取材、高校野球取材を担当。中国ギョーザ中毒事件、イージス艦衝突事故、東金女児遺体遺棄事件などで主に被害者取材に関わってきました。その一端を、『論座』(2008年7月号)に「メディア・スクラムと思いながらも、私も引けなかった… ギョーザ事件とイージス艦衝突事故の新人記者取材日誌」として寄稿しました。

◆この春で記者3年目を迎えます。首都圏の総局にいることで、これまで多くの事件を経験することができました。
 「困難を抱えた人々の思い、誰かが伝えなければ表に出ない社会の真実を届けたい」と記者になりました。実際、日々の取材活動の中では、自分の非力さはもちろんのこと、取材の意義についても悩むことが多々あります。社会的関心の高い事件・事故の被害者や遺族、また被疑者の方を取材するとき、メディア・スクラムの問題は避けて通れません。取材すること自体が被害者の心の負担になっていることもあります。しかし、その場で立ち止まることはできず、少しでも他紙や他局に先んじてスクープをとらなければならず、「社会正義」を掲げて、きれい事ばかりは言っていられない非道な一面もあると思っています。
 そんな葛藤を何度も経験し、ジャーナリズムとは何だろうという問いに答えは出ません。ただ、事件や事故は弱い立場の人が救われない社会の闇を映し出していて、そのひずみを見てもらわないことには何も動き出さないということを、これまでお世話になった取材相手の方や先輩、上司から学びました。経験も浅く未熟な私ですが、それを心のよりどころとして、これからも真摯に世の中に向き合っていきたいと思っています。


・市川明代さん(毎日新聞社会部・記者)

◇2000年、読売新聞に入社。神戸総局、千葉支局を経て、06年2月に毎日新聞入社。川崎支局、とうきょう支局を経て07年5月から社会部。遊軍、都庁を担当。野宿者問題、労働問題、介護問題、生活保護などの社会保障問題などをテーマに取材。昨年末から年始にかけて続いた連載「孤独の岸辺」で、第1話と第9話を担当しました。

◆常に権力ではなく市民、特に弱者の側に立つことを心がけてきました。ただ最近は、記事を書くことが必ずしも取材相手を喜ばせるばかりではないことに気付かされています。書くことで、相手が傷つくこともある、でも書かなければこの人の思いを他の多くの人に知ってもらうことはできない…。そんな葛藤の日々です。
 権力者の懐に入って特ダネを取ったり、権力批判の記事を書いたり、そういう仕事と比べると、私の仕事はすごく小さいかもしれません。でも、まだまだ書けずに終わっていることもたくさんあります。社会のゆがみの奥に埋もれている弱者の声なき声を伝えていけたらと思います。
 これまで日雇いの派遣の労働者や寄せ場の労働者、生活保護で暮らす独居のお年寄りや引きこもりなどを取材してきて、現代社会における「孤独」を常に感じてきました。私は取材にかかわれませんでしたが、群馬県渋川市の無届け老人ホームの火災でも、行政の無策とともに、身寄りのないお年寄りたちの「孤独」がクローズアップされました。ただ孤独を書くだけでなく、どうすれば孤独のない社会になるのか、そういうことも考えながら仕事をしなければと思っています。


・豊秀一さん(朝日新聞記者/現・新聞労連委員長)

◇1989年4月、朝日新聞社に入社。青森、甲府両支局を経て、94年4月〜2007年5月、東京本社社会部。主に司法・憲法問題をテーマに取り組んできた。途中、01年9月から3年間、論説委員として司法関係の社説を執筆。07年5月〜08年8月、千葉総局デスク。同年9月、新聞労連委員長に就任。著書に「国民投票―憲法を変える?変えない?」(岩波ブックレット)、共著に「戦争責任と追悼」(朝日新聞出版)、「『過去の克服』と愛国心」(同)、「憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本」(日本評論社)。雑誌「世界」08年6月号に論文「裁判員制度とは何か」を発表。

◆組合の専従役員という記者の立場を少し離れた場所から、新聞にかかわっています。新聞産業の危機が喧伝されていますが、ジャーナリズムがしっかりしないと民主主義の土台が掘り崩されてしまいます。権力をきちんと監視する。世の大勢に流されず、少数意見を大切にする。弱い立場の人々に寄り添い、声なき声に耳を傾ける。そんな全うなジャーナリズム活動の実践を、会社や部といった組織の枠を超えて多くの仲間たちとやっていければ、と思っています。

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