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開催終了『脱温暖化と地域づくりをテーマにした研究会&講演会』

詳細

2010年05月02日 03:52 更新

5月2日(日)にトキ交流会館において
『脱温暖化と地域づくりをテーマにした研究会』,
『および講演会』を開催します.

詳細については,以下の案内をご覧ください.
申し込み不要で出入りも自由ですので,
都合のよい時間にお気軽にご参加ください.
宜しくお願いいたします.

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2008年11月より進めてまいりました科学技術振興機構・社会技術研究開発
センター(JST・RISTEX)による「ローカル・コモンズ再生研究プロジェク
ト」は,この度,佐渡市の支援を受けてトキ交流会館の2階に研究拠点を
置くこととなりました。
私たちはこの拠点を「ローカル・コモンズ再生共同研究所(通称:コモンズ研)」と名付けました.つきましては,コモンズ研の開所を記念して,研究会,および公開講演会を開催します.

第一部の研究会では,コモンズプロジェクトで展開してきた研究について
研究者が報告し,さらにその内容についてディスカッションします.


第二部の公開講演会では,これまでに佐渡島で行ってきた研究活動につい
て,地元の方々にも役立てていただけるようなかたちでご報告させていた
だきます.

『今回は,天王川再生を中心テーマ』に設定しました.


第一部,第二部ともに申し込み不要で,どなたもご自由に参加していた
だけます.お時間に余裕がございましたらぜひご参加くださいますようお
願い申し上げます.また,講演会終了後には,ささやかな懇親会を催しま
す.こちらもぜひお気軽にご参加ください.

日時:2010年5月2日(日) 
    第一部:ローカル・コモンズ研究会 13:00〜16:30
    第二部:公開記念講演会 17:00〜18:00
会場:佐渡市トキ交流会館2階会議室
主催:JSTローカル・コモンズ再生研究プロジェクト

プログラム
●第一部:第一回ローカル・コモンズ研究会(13:00〜16:30)
13:00〜 コモンズ研究室の主旨と今後の活動について
13:10〜 「包括的再生」の思想
   桑子敏雄(東京工業大学大学院・教授)
14:00〜 環境教育と「環境的自律性」
   豊田光世(兵庫県立大学・講師)
14:50〜 医療現場における合意形成と「理由の来歴」
   吉武久美子(順天堂大学・准教授)
15:40〜 ローカル・コモンズ再生とCO2削減
   上田泰子(株式会社アテナ・研究員)
16:20〜 総括
●第二部:第一回公開講演会(17:00〜18:00)
 「佐渡島の河川再生と合意形成」
   東京工業大学大学院 桑子研究室(発表者:�眦鎮竜�)
●懇親会(18:00〜19:00)
 会費制(1500円)

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*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
高田 知紀(TAKADA Tomoki)

東京工業大学大学院 社会理工学研究科
価値システム専攻 桑子研究室
TEL&FAX:03-5734-3256
E-mail : t-takada@valdes.titech.ac.jp
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

コメント(4)

  • [1] mixiユーザー

    2010年05月02日 11:04

    >『今回は,天王川再生を中心テーマ』に設定しました.

    その天王川近況ですが・・
    3年前から本格的に多自然型の改修が始まっています。
    流域は、すでにトキの餌場・生息地となっており、初の「群れ化」・
    「繁殖活動」も、この流域で進みました。地域の住民・首都圏の大学や
    専門学校、島内の小中高校、行政によって、多くのビオトープが出来ています。

    下流は、加茂湖河口部で砂洲と葦原再生と内湖の形成も始まり、魚道も
    出来ました。

    中流は、ほぼ再生計画が決まり、本格的事業が開始されますが、すでに住民が
    多くのビオトープや多自然型水田を作っており、実際
    トキの生息地になっている関係で、事業のタイミングが難しそうです。

    上流は、トキ放鳥地で、行政のトキ関連施設やビオトープがひしめいて
    おり、やはり放鳥トキが利用しています。

    今のところ、この天王川流域と、羽茂川流域、真野山間部、加茂湖周辺と
    その近隣平野部がトキの五大生息域になっています。

    また、天王川の潟上温泉周辺で行われるホタル祭り、昨年はホタルより
    人出の方が賑わっていました(2日間で延べ3千数百名ほど)が、今年も
    6月中旬過ぎに行われる予定です。

    また、天王川流域には、トキだけではなく、コウノトリ・ハヤブサ・オオタカ・
    ハチクマ・アカショウビンなど希少な鳥類の生息地・繁殖地にもなっており
    ちょっとしたバード・サンクチュアリになりつつあります。
    これらの流域の再生には、今年も多くの若者たちが手伝いに来てくれます。
    すでに今春、島内中学校がお手伝いしてくれたビオトープにはトキが飛来。

    川の水質は、まだまだですが、魚類も豊富で、天王川や加茂湖の生物紹介冊子も
    出来て、新穂潟上の「ふじさわ商店」と「グリーンヴィレッジユースホステル」
    で配布しています。

    よろしかったら、見てみて下さい。

    今日の集まりも極めて気軽なものですから、「連休には硬めな感じのする」
    企画ですが、もしお時間がありましたら、短時間でも覗いてみて下さい。

    ※(関連)http://www.valdes.titech.ac.jp/~t-takada/index_Page894.htm
  • [2] mixiユーザー

    2010年05月13日 22:55

    ご参加のみなさん
    大型連休中日、しかも晴天の日に、ほんとうに有難うございました。
    参加者30名ほど。

    参加者・発表者には若い方・女性が多く、環境活動報告イベントとしては
    バランスがとれていました。
    (年齢層・性別が偏った、“内ノリの”イベントが多い中、とても
    居心地が良かったです)
    地域住民・農家・加茂湖漁協関係者・学生・研究者・医療関係者・・
    公的機関からは、佐渡市・新潟県・新潟大学・東工大・兵庫県立大などから。
    高野市長さんも、一生懸命メモを取っておられました。

    3年に及ぶ、5大学(東工大・九州大・新潟大・東京大・埼玉大)などのトキ研究や事業のなかで、環境再生学・社会学分野(「トキと社会」研究チーム)を担当された東工大の発表が中心でしたが、トキ事業推進に欠かせない『地域との合意形成』というテーマに議論に集中しました。
    延べ43回に及ぶ、『トキ移動談義所』の活動から生まれた成果とその意義が論点。
    また、その中から「地域と専門性を結ぶ『ファシリテーター』」の存在の重要性が強調されました。
    この『ファシリテーター』(中間者でもあり、専門性・地域・公共を横断して
    コミュニケーションの仲介をする直接利害から切り離された翻訳者)の存在が
    環境・医療・教育など各分野で必要であり、全体を上手く回転させる重要なキーポイントであること。
    各立場(医療者と患者とか)の間の言葉の意味の仲介。すり合わせが出来る存在。
    そのようなファシリテーターが行政と市民を結ぶような中間的システムがあり、その意見がトップに直に届くようになれば、多くの懸案の解決にも繋がるのではないかと思いました。

    また、科学理論という限られた枠内では除外されがちな「地域の伝統や経験知」をいかに科学が吸収して応用できるか?
    この分野の研究と実践は、多くの課題をかかえていることも浮き彫りになりました。

    今後が楽しみです。

  • [3] mixiユーザー

    2010年05月14日 13:53

    以下、主催者サイドのご挨拶?ですので
    転載しておきます。

    2008年11月より始まったJST・ローカル・コモンズ再生研究プロジェクトでは、
    佐渡をフィールドの中心として、脱温暖化社会の構築、自然環境と地域社会の包括的な再生の手法と理論、
    また、そのプロセスにおける社会的合意形成の技術について研究を進めています。
    今年4月には、佐渡市の全面的な支援をいただいて、
    トキ交流会館内に「ローカル・コモンズ再生研究室(通称:コモンズ研)を設置しました。
    この研究室では、主に佐渡における様々な実践活動について、理論的・学術的に研究を行ないます。
    また、その研究成果を地域のみなさまと共有するという意味で、定期的に研究発表会や講演会を開催します。

    第1回目の研究会では、東工大の桑子研究室がこれまでに行ってきた研究について発表しました。
    ●「包括的再生」の思想 桑子敏雄(東京工業大学大学院・教授)
    地域空間を自然・社会の両面から再生していく思想としての「包括的再生」を論じました。
    ●環境教育と「環境的自律性」 豊田光世(兵庫県立大学・講師)
    佐渡での談義所やカモケンの活動をもとに、これからの環境教育の現場で必要となる理念を、
    「環境的自律性」と表現しています。
    ●医療現場における合意形成と「理由の来歴」 吉武久美子(順天堂大学・准教授)
    生命にかかわる医療現場で、患者が関係者と話し合いながら意思決定するプロセスで、
    意見の理由が形成される過程としての「理由の来歴」の重要性を論じました。
    ●ローカル・コモンズ再生とCO2削減 上田泰子(株式会社アテナ・研究員)
    ローカル・コモンズの再生というローカルの取り組みが、
    地球温暖化というグローバルな環境問題にいかに寄与するかということを、
    具体的なCO2削減効果の算出式を用いて説明しました。

    また、研究会の後には公開講演会を実施しました。
    今回のテーマは、これまで桑子研究室がかかわってきた天王川自然再生事業の合意形成プロセスでした。
    ●「佐渡島の河川再生と合意形成」 東京工業大学大学院・桑子研究室(発表者:高田知紀)

  • [4] mixiユーザー

    2010年05月14日 17:12

    【現在まで成し得たこと】
    ☆天王川の多自然化の基礎として、複数の本流魚道、田んぼへの連結魚道の
    設置と遡上する魚類の観測。ドジョウ・アユカケなどの遡上を確認。

    ☆加茂湖・流入河川、周辺部の生物分布調査をもとに生き物小図鑑を作成。
    加茂湖からは「サンゴタツノオトシゴ」や「ヨウジウオ」、流入河川及び
    周辺部からは「カンキョウカジカ」や「ルリヨシノボリ」など希少種が見つかる。ホトケドジョウなどの生息も確認。

    ☆それぞれそ魚類の生活史の把握。河川のどの部分を好み利用しているか?
    季節性の移動の様子はどうか?(マイクロチップ埋め込みで探知追尾)

    ☆加茂湖・流入河川の水質の測定

    ☆加茂湖岸の葦原再生計画の実施。河口部の土砂堆積と導入堤を除去。流体力学と河川工学を応用し、自然な土砂堆積・砂洲の形成・内湖の形成を促し、葦原再生を目指す事業を実施中。

    ☆産廃である牡蠣殻と間伐材を利用した粗朶でさざ波を防ぎ、葦原を作る試み。
    また、牡蠣殻を利用した水質浄化実験。

    ☆加茂湖・天王川周辺部の湧水を利用したビオトープなど水鳥の餌場の設置。

    【結果】
    3年後の今日、水鳥(ガン・カモ)・サギ類・シギ類の急増。それを追う、猛禽類の種類と数の増加。希少種と言われる種が日常的に生息。餌生物の増加の連鎖で、アカショウビンやアオバトなど、貴重な繁殖渡り鳥も珍しくなくなった。
    トキに関しては、これら再生された生態系を縦横無尽に活用しながら
    現在2〜3ペアが加茂湖・流入河川付近で営巣・抱卵中。


    ☆社会政策分野としては、地域再生・発展のための基礎固めとして、50回近い談義・懇談が周辺各地域で、地道に開催される。
    この懇談の目的は環境のみならず、過疎化対策・医療・福祉・教育、伝統文化・習慣・風土を地域再生への応用など多種多様な方面に連結する仕組みを作りだすためのもの。従って、徹底した地域研究がなされ、要素の洗い出しが行われた。
    「計画先にありき」ではなく「地域の要望から計画を立案」する試みが成され、
    流域河川の上流部から河口部・湖の流域住民の利害調整を行う。

    【特徴】

    ☆計画優先ではなく、地域の話し合いから計画を組み立てる
    ☆多様な層、特に若者・女性・農林漁業従事者と研究者の等価な関係
    ☆創造的破壊を念頭においた計画の立案
    ☆コミュニケーション翻訳者・中間的行動者としてのファシリテーター育成
    ☆言葉では表現できない、地域性や習慣の掘り起こしと顕在化
    ☆ローカルな生物多様性の特徴と差異の確認と、そこからグローバルな生物多様性への連結。
    ☆トキは、そのためのエンブレムとして、共生していく指標。

    などでした。

    河川事業は、この他にも国府川・久知川・大野川・諏訪川でも行われますが
    天王川での流域生活創造圏形成の試みは、今後、他の流域事業に発展していくものと思われます。
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  • 2010年05月02日 (日) 日曜日 PM13〜18時
  • 新潟県 佐渡市新穂潟上 トキ交流会館
  • 2010年05月02日 (日) 締切
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参加者
1人