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開催終了子供鉅人演劇公演「奥の家」

詳細

2007年03月26日 16:36 更新

初めまして。
子供鉅人と言います。

大阪谷町6丁目の築100年の民家(カフェバーポコペン・劇団事務所)にてチェホフの「桜の園」と「三人姉妹」を掛け合わせた作品を上演します。

「あのばあさんが思い出すのは
 甘いお菓子に男の背中
 昭和華やかりし路地の奥  
 春を売るみせ桜園さくらえん」
 
子供鉅人演劇公演
「奥の家」
 
原作:チェホフ「桜の園」「三人姉妹」
作・演出 益山貴司

4月21(土)、22(日)、29(日)、30(月祝)

午後5:30
午後8:00
(全日2ステージ)

一公演20名様限定(要予約)

1500円(1drink付)

於:ポコペン(谷町六丁目1番出口すぐ)

キャスト

BAB
益山寛司
奥野彩夏
蔭山徹
真栄田貴豊
益山貴司

 
 http://www.kodomokyojin.com

★22日の午後5:30の回は売り切れました。


 古い長屋の階段や何度、玄関、庭が舞台になります。
 ポコペンは今年築百年になりますが、その時間の重みをそのまま演劇空間にしてしまいます。セットや作り物でない、本物の匂いが立ち篭めれば良いなと思っています。

 この演劇の物語は時代に取り残された老婆が、昔、売春婦であった頃の甘くて、にがい記憶を思い出してゆく話です。
 原作とは随分違った背景設定になっていますが、時代のうねりにいやが応にも流されてゆく人たちの物語であることに変わりはありません。思い出にすがりながら、生きてしまっている老婆。裏腹に過去の人たちは、その先に暗い落とし穴があるのも知らず、いきいきと生を享受している。老婆の口を通して彼女らの行く末は語られてゆきます。ハラハラドキドキといった物語ではありませんが、観客の方々には、ゆっくりと静かに、彼女らの生き方に思いを巡らして欲しいと思っています。

 「図書館が燃える」これは、アフリカのことわざです。老人が死んでしまう事をさす言葉だそうです。老人を知識や歴史の本が詰まった図書館に例えているのですが、建物や場所といったものも確かにそのような一面があるような気がします。この物語で、老婆は古い売春宿をマンションにしてしまうように説得されます。時代は、新しく生まれ変わってゆくことは当然ですし、それがなければ、私達の生活は向上してゆきません。けれども、時折は、人間を生生しく肌で感じとれる所がなければならないと思います。テレビや博物館のようなパッケージされたものでなく、もっと体臭のキツイものに触れなければ(私はですが)自分が薄くなってゆくような気がします。この演劇のもう一つのテーマは滅んでゆくものへの愛惜があります。何かがなくならなければ、何かが生まれないのは必然なのですが、それでも、たまらない寂しさにさらされてしまいます。

 勿論、演劇は色んな見方をして頂くのが一番です。その為に、作品の中に色々の仕掛けを張り巡らせています。その仕掛けを感じとっていただければ幸いです。

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2007年04月16日 10:40

    お陰様で全席予約完売となりました。
    ありがとうございます。
     
    追加公演の案内です。

    5月13日(日)
     開演18:30 開演20:30
     1日2ステージ。
     開場、受付は開演の30分前。各20人限定。
     要予約。

     1500円(1ドリンク付)

    こちらも宜しくお願い致します。
mixiユーザー
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