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開催終了「月に憑かれたピエロ」レクチャー・コンサート(入場無料)

詳細

2007年03月24日 00:59 更新

「シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》 レクチャーと実演」
3月24日(土)午後2時〜5時半
場所 東京大学駒場キャンパス(井の頭線駒場東大前 徒歩1分)
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map.html

<第1部>午後2時〜3時半(18号館ホール)
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map/campusmap_c_18.html
◆プレレクチャー(長木誠司)
「《ピエロ》ができるまでとさまざまな《ピエロ》」
 《月に憑かれたピエロ》の基本的知識、声楽史上の位置付けと、
 このテキストへの他の作曲家による付曲の歴史。
◆レクチャー1(川島素晴)
「《月に憑かれたピエロ》 録音資料による検証」
 数十に及ぶ《ピエロ》の録音を概観し、シュプレヒシュティンメの
 理想的唱法を導く。特に、ブーレーズの3回の録音に見る逡巡、
 作曲者自身の録音の矛盾、若きラトルによる注目すべき解釈など。

<第2部>午後4時〜5時半(コミュニケーションプラザ北館・音楽実習室)
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map/campusmap_cp.html
*2F奥、この図の右端です
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/gakunai/heimen_n2.gif
◆レクチャー2(川島素晴)
「《月に憑かれたピエロ》 実演による実証」
 実演を交えて、上記の内容を実証する。頭声域における「語り」の
 可能性を検証し、各楽曲の性格と平行した声の性格付けを探る。
 また「パロディー」のカノン技法が示すように、この曲では「音程」も
 遵守されるべきであることを、音程を伴わない演奏と比較する試み。
 また、音色旋律を旋律部分のみ抜き出して試演等、各曲の特質を、
 録音では不可能な、実演ならではの工夫を交えて検証する。
◆質疑応答
◆《月に憑かれたピエロ》通し演奏
Vo:美堂舞 Fl/Picc:木ノ脇道元 Cl/BsCl:菊地秀夫
Vn/Va:甲斐文子 Vc:多井智紀 Pf:大須賀かおり Cond:川島素晴

主催:日本アルバン・ベルク協会
共催:東京大学教養学部ピアノ委員会
--------------------------------------------------

この情報はベルク協会の会員に送付されたものですが、
一般のお客様も入場無料で参加可能ですので、
ご都合のつく方は、是非ご来場下さい。

コメント(18)

  • [1] mixiユーザー

    2007年03月24日 00:59

    !!ご来場を予定している皆様!!

    すみません、後半の場所、コミュニケーションプラザの
    「音楽実習室」の場所が間違っていました。
    南館ではなく、北館でした。
    http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/kyoyo/map/campusmap_cp.html
    2F奥の部屋です。(下記の図の右端)
    http://www.c.u-tokyo.ac.jp/jpn/gakunai/heimen_n2.gif
    <本文は訂正済みです。>
    最初から参加予定の方はご案内があると思いますが、
    途中からご参加予定の方は、なにとぞお間違いなきよう!
  • [3] mixiユーザー

    2007年03月25日 01:18

    actionmusicさん、行かせていただきました。貴重な機会を、しかも無料で、ありがとうございました。(また関係者の皆さん、ありがとうございました。)コンサート3度分くらいの情報量がありました。

    Pierrot Lunaireが、爆発的な創造力の発露であり、爆発的な多面性と複雑性を持った曲であることがよくわかりました。何度か聞いてみたことがあるといったって雰囲気をなぞっていただけ。また、その音楽を共有するには映像 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008G6F0 なんかつけている場合ではないだろう・・・とも思ったり。

    "18.Der Mondfleck" の2重(3重?)カノン、及びその逆行など、まず女声部なしで10回くらい聴く必要がありそうだと思ったりしました。(本題のシュプレッヒ・シュティンメまで耳と頭が行き着かず、すいません。)

    この爆発的な作品を理解し、自分に染み込ませるためには、スコアを買ってきて多分1年はかかるだろうと思いましたが、何とかアプローチ(本曲のみならず音楽という対象の複雑さに対するアプローチの仕方、ということも含めて)を考えたいと思います。
  • [4] mixiユーザー

    2007年03月25日 22:53

    自分も漫然と聞いているだけだったので
    非常に行きたかったのですが、時間取れませんでした。
    音楽なしで講演の部分だけでもICレコーダーなど記録が
    あれば聞きたいのですが、ないですよね。
  • [5] mixiユーザー

    2007年03月26日 12:02

    皆様、ご来場ありがとうございました。
    お楽しみ頂けたようで何よりです。


    > Leoさん

    シェーファーの映像は、ヌードまで披露する体当たりモノですが、
    映像作家が自由に演出していて、作品世界に忠実とは
    言えないものだというねが残念ですね。
    まずは、忠実な映像化(そんなことが可能がどうかはさておき)
    を提示してみて欲しいものですよね。

    それはさておき、ピエロは、見れば見るほど奥の深い作品ですね。
    自分も、まだまだ研究を続けていく所存です。



    > シロクマ雄さん

    主催者ではないので、どういう記録を残し、
    それにどのようなパブリシティを持たせるのか
    ということがわからないのですが、何らかの記録はあるはずです。
    ベルク協会に問い合わせてみて頂ければ幸いです。
  • [7] mixiユーザー

    2007年03月29日 15:53

    > Jurinaさん

    ご来場ありがとうございました。
    日記にもお邪魔しまして、そこにも書きましたが、
    「シュプレッヒ・シュティンメに対する私なりの考え方」
    大変興味深いので、近いうちに、ぜひ!
  • [9] mixiユーザー

    2007年04月05日 06:29

    >actionmusicさん
    実は3月26日から海外で、3月31日ロンドンで
    シェーファーの月に、、、を聞きました。
    24日の記録については日本に帰ったらベルク協会に
    問い合わせてみます。
  • [12] mixiユーザー

    2007年04月12日 02:42

    私も、あの映像は、読み解くような深い内容を意図したものでは全くないのだろう、と思いましたが・・・
  • [14] mixiユーザー

    2007年04月13日 20:57

    ところで、ロバート・クラフトがナクソスから、シェーンベルク等の新しい録音を次々と出していますが、その最新版が、ピエロ・リュネールです(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000MRP1S2)。まだ家に届いて2週間くらいですが、私は広くピエロ・リュネールを聴いているわけではないのですが、これは大変に素晴らしい演奏のように感じています。

    アニヤ・シリヤ(Anja Silja)の朗誦が多彩で深い!シュプレッヒ・シュティンメには、音高の問題とともに、音色(声色)の問題があるのではないかと思いますが、シリヤは、器楽部のあの多彩な色彩と張り合いながら、あたかも、朗誦部が器楽の色彩を導き出すかのような、包容力のある深い朗誦を聞かせています。

    ◆
    これは私にとっても、特別な価値のあるものになりそうです。というのは、アニヤ・シリヤ(Anja Silja)が、私の世代にとっては特別な歌手だからです。(1976年のバイロイト音楽祭100年祭の時にフィリップスから揃えられた諸々の実況録音盤でワーグナーを覚え、はまった世代。シリヤは1962年録音の、オランダ人、タンホイザー、ローエングリンのヒロインとして一世を風靡した。)

    アニヤ・シリヤがバイロイトにデビューした時は、シェーファーがルルでデビューした時のような感じだったのではないでしょうか。それまでのワーグナー歌手の固めたソプラノ声とは全く違う、ワーグナーを「語り歌う」ための、柔らかな、それでいて少しヒス音がまじった独特の声。それは、若いゼンタそのもの、エリーザベトそのもの、エルザそのものだったのです。(で、ヴィーラント・ワーグナーも彼女に惚れてしまったらしい。)

    その後、シリヤは、クリュイタンスと結婚したり、ドホナーニと結婚したり(旦那指揮でヴォツェックの録音もあり)、そのシリヤが、60歳を過ぎて録音したピエロ・リュネール。そこに、円熟したシリヤが、体のあらゆるところに声をあてながら様々な声色を作り出す貫禄を聴いてしまうのです。
  • [16] mixiユーザー

    2007年04月13日 22:48

    あまり詳しくないのですが、ワーグナー歌唱は、「(戦前録音のような)目茶苦茶な音程での語り歌い」と、「発声を固めて音程を合わせて音楽的には純化しているがキンキン固い歌唱」との間を、螺旋状に進化していったのだと思いますが、

    シリアはその間で、「音楽的にも純度高く、しかも発声・発音を自然に柔らかに、ワーグナーを歌える」ということが衝撃的だったのだと思います。(そういう意味ではシェーファー登場みたいかと・・・)

    もっとも、私のシリアのイメージはワーグナー前期作品でのイメージばかりで(アリア中心)、ブリュンヒルデやイゾルデもかなり演じた筈ですが、それらを演じるにはやや柔らかくて(※1)、あるいは無理して強いソプラノを歌っても平凡になってしまい(※2)、それほど当り役にはならなかったのではないかと思います。少し年とってからパルシファルのクンドリーを演じてくれれば当り役になったのではないかと想像しますが。
    ※1:67年大阪公演でのブリュンヒルデ映像がYouTubeにあり
    ※2:NHK定期に出演してイゾルデの愛の死を歌った時に普通のソプラノ声で少々がっかりした記憶あり

    ◆
    と、今YouTubeを見たら、ルルを演じている投稿されたばかりの映像がありました
    http://www.youtube.com/watch?v=g3mXLeKkItM
    うん、若い。こんな感じですが、むむ、あんまり音程正確に歌っていないですね。
    さらに、歳とってから演じているルルも発見!
    http://video.google.com/videoplay?docid=6958440084200469406
    うーん、ちょっと音程外れて、パワーも不足で、何をやりたいのかわからず、これは今一つ。

    70歳になろうというシリアの、プーランクのカルメル会の修道院長。
    http://video.google.com/videoplay?docid=-1507544212288829024
    うむ。貫禄。この感じでパルシファルのクンドリーを演じていればはまった筈。

    ◆
    歌手は、発声や音楽性と本人の個性とが密接に結びついているから大変そうだな、と思うとともに、一生を通じて円熟し、変化してゆける歌手を追うことは興味深いかもしれないですね。
  • [17] mixiユーザー

    2007年04月17日 01:06

    一応シュプレッヒ・シュテンメ関係なので追記。

    上記のAnja Silja のピエロ・リュネールの朗誦がやはり凄くて、そして、上記のルルの映像(若い方)にしてもセリフ(※)の端的な劇的表現などユニークだと思わざるをえない。

    そしてどうやら近年、Anja Siljaは盛んに活動しているらしく、特に近年評判になったのが、何とヤナーチェク(Janacek)の次の作品で、DVDにもなっているとか!
    "Makropulos Case"
    "Jenufa"

    これらは、チェコ語の抑揚やリズムを活かしたシュプレッヒ・シュテンメ風のオペラと聞く。その土俗的テーマといい、目が吸い付いて、パンッパンッ(Enterキーを叩く音)と注文してしまった。かくしてピエロ・リュネールを通じて、バイロイトから40年後のAnja Siljaと再会することになった次第。

    ※次のセリフ
    ルル「も〜、どうせ、この人、だめよ(死んじゃうわよ)」
    画家「ふざけた言い方するな」
    ルル「これでお金持ちになるわっ!」
    画家「おそろしいこと言うな」
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  • 2007年03月24日 (土) 14時〜17時半
  • 東京都 東京大学駒場キャンパス
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