だいたい毎年やっているイベントですが、今年は「かわいい物理plus」として、物理じゃないネタもやります。

日時: 毎月第一火曜 7:30pm〜9:00pm
場所: 大阪北浜・cafeワークルーム
　http://www.workroom.co.jp
　〒541-0041 大阪市中央区北浜2丁目1-16 永和ビル6階
　tel : 06-6222-3888　fax : 06-6222-3811
しゃべる人: 菊池誠
参加費: 前売り800、当日1000円の予定。4回目のみ、実験するので500円増しの予定。いずれも、ワンドリンク付き・・のはず。
ご予約は info@workroom.co.jp または電話で。

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9/5「直感を疑ってみよう・・・懐疑思考のレッスン」
　人間の目や直感は意外なほど当てにならないものです。今回は、目や直感が裏切られる例をいろいろとご紹介して、合理的に考えるとはどういうことかを議論しましょう。「奇跡」のメカニズムなどについてもお話します。あんまり物理ではないですが、科学全般にかかわるお話です。"自分の目で見たものしか信じない"とか"直感には自信がある"というあなたも、"まったくその手の自信がない"というあなたも、クイズ大会のつもりで参加してみてください。

10/3「量子テレポーテーション」
　"量子テレポーテーション"をテーマに量子力学の世界を簡単に紹介しましょう。マイクル・クライトンの小説「タイムライン」など、"量子テレポーテーション"という技術が物語の中に登場するようになりました。テレポーテーション(瞬間移動)だけなら、昔からSFでおなじみの超能力ですが、"量子"がつくと何が違うのでしょう。"量子テレポーテーション"は量子力学の理論に基づく実現可能な(といっても程度問題ですが)技術なのです。

11/7「ミトコンドリア・イブ」
　ミトコンドリアは私たちのすべての細胞の中にある小さな器官です。実はこのミトコンドリア、大昔には独立したバクテリアだったと考えられています。そして、ミトコンドリアの遺伝子を解析することによって、人類の祖先は十数万年前にアフリカにいたことがわかりました。今回は物理学をちょっとだけ離れて、なぜミトコンドリアの遺伝子から人類の祖先のことがわかるのかをお話しして、その意味などを考えます。

たぶん12/5 「人工雪を作ろう」
　「物理」ですから、たまには実験をしましょう。雪の結晶を世界ではじめて人工的に作ったのは北大にいた中谷宇吉郎でした。日本が生んだ素晴らしい科学的業績のひとつです。そんなわけで、冬ですから私たちも人工雪を作ってみましょう。もちろん、中谷の装置は無理ですが、平松和彦さんが考案された「ペットボトル人工雪発生装置」なら、簡単に人工雪の観察ができます。